ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

「横浜馬車道」を歩き、「CUPNOODLES MUSEUM」に行く

2023年06月16日 | 街歩き

テレビのアド街で横浜の馬車道をやっていたのを見て、行ってみたいと思っていた。今日は時間ができたので行くことにした。自宅から車で2時間近くかかったが、首都高が渋滞してるので仕方ない。到着して路面駐車場に停めて歩くことにした。

関内駅前から通り沿いに店やビルを眺めながらぶらぶらした。アド街にでていた店なども思い出しながら馬車道駅あたりまで歩いた。今日は気温が30度くらいまであり、ちょっと暑く、これ以上はシニアには無理だと考え、馬車道駅近くの神奈川県立歴史博物館の建物に入り、喫茶室で食事をとることにした。

喫茶室はそれほど広くはないが席は空いていた。メニューを見ながら何にしようか考え、私は「溶け込む野菜果実カレー」930円を嫁さんは「懐かしのナポリタン」980円を注文、それぞれ飲み物、ポテトサラダ付きだ。食べてみると量はそれほど多くなく、おいしかった。

その後、せっかくなのでこの歴史博物館の展示を観ることにした。常設展はシニア料金で100円だったのでそちらを選ぶが、見終わってから企画展とのセット券も割引前は1,100円だが、シニアはなんと250円なのに気づいた。安すぎる。もっと高くすべきだ。展示室を古い時代から順に見ていったが勉強になった。神奈川で縄文時代、弥生時代、古墳時代の土器などが多く発見されているのを見て驚いた。

さて、この後、馬車道の近くのカップヌードルミュージアムに行くことにした。車で5分くらいだ。私は初めて来るところだ。

500円の入場料を払って中に入ってみるとびっくり、小学生の団体や外国人観光客で結構賑わっているではないか。マイカップヌードルファクトリー(自分だけのオリジナルカップヌードルを作る体験)やチキンラーメンファクトリー(商品としてのチキンラーメンを手作りする体験)など別料金だが1時間以上の待ち時間である。小学生や外国人には面白いだろう。

500円の入場券だけですべてのフロアに入れ、ファクトリーなども見学できるので、館内を一通り見てみた。大きな階段を上がると歴代カップヌードルなどを展示してあるインスタントラーメンヒストリーキューブ、創業者の安藤百福(ももふく)氏の生涯を紹介するシアター、百福の研究小屋などがあっていずれも面白い。シアターで15分で終わるビデオを見ると、百福氏をモデルにした朝ドラを思い出した。

そしてファクトリーを見物しながら4階にワールド麺ロードという百福が訪ねた8カ国の麺が味わえる空間がある。そこに入ると東南アジアの屋台マーケットに来たような錯覚に陥る。そして、ハーブサイズの各国の代表的なラーメンが400円で食べれるのがうれしい。中は子供たちでごった返している。

我々は昼ご飯を食べた後だったので、日本のチキンラーメン200円を食べた。やはり懐かしい。久しぶりに食べると子供のころ味わったラーメンの味を思い出した。

よく考えられたミュージアムだと思う。総合プロデュースはあの佐藤可士和氏とパンフレットに書いてあった、たいしたものだ。佐藤氏の企画力、プロデュース力はさすがだ。

ゆっくり楽しんで、帰路についた。