特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

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第51回くぐなり現地ボランティア 活動報告(よろづや~出発式編)

2012年04月28日 14時05分12秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんにちは
武内です。
報告が大変遅くなりました。すいません。

いつも楽しみに読んでくれている皆さん
ありがとうございます。

また、活動に興味を持ってくれた方、
これから参加しようと思っている方
ありがとうございます。





51回の【よろづやチーム恭一】は
くぐなりから少し離れた"谷川"へバスで向かい
 洞福寺 というお寺で活動しました。










ここでは、私が立っている
この高さまで津波がきたそうです。






住職の石田さんとごあいさつをして



早速活動開始
3つの班に分かれて活動をしました。


1ヶ所目です。
私が住職さんとお話をしているほんの10分もたたないうちに、
どんどん作業は進んでいました。



そして30分後にはすっかりきれいに。



ボラ「恭一さん!!もう、終わっちゃいましたけど!!」
ボラ「次は何をしましょう!!」

恭「え‥!?もう終わっちゃったの!? そいつは困ったなぁ。。。」
今週も、スピーディーでクオリティの高いチーム恭一メンバー。


しかし、先に進んでいくと、横に続く新たな側溝が見つかり、



どんどん掘り進み



30分後



さらに30分後



またさらに右に続く側溝が現れ
まるでダンジョンの様です。



30分後



そしてついに、外の排水路につながるパイプを発見!
無事ダンジョンを抜けることができました。



ほかにも続く側溝









よろづやチーム恭一は、レベルがあがった。






2ヶ所目も、完全に詰まった側溝です。
水を含んだ重い泥や土に男達が挑みます。



こんな難しい場所も、あっという間に開通。



こちらも、どんどん進み



30分後



さらに30分後






15分後
元々つながっていた池まで、見事にたどり着きました。








詰まっていた側溝に水が流れて感動!



よろづやチーム恭一は、またレベルがあがった。






3ヶ所目は
場所を広くするために、竹を切っていく作業
竹を切り、



1ヶ所に集め



細かい部分を落とし、



よろづやチーム恭一は、またまたレベルがあがった。






お昼少し前に作業は終了し、
くぐなりから届いたお弁当を食べ、谷川をあとにしました。





今回悲しい出来事もありました。
スタッフが現地で使用している車が突然動かなくなり、
まさかの、お寺の前で廃車に・・・。チーン。






また、今回は
いつもお世話になっている、民宿めぐろ近くでの
活動もありました。

めぐろ班の新井さんから熱い報告をいただきましたので、
掲載させていただきます。
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めぐろさんでの活動は、恭一さんが指名してくれた6人で行いました。
高校生が3人、男の子1人、女の子2人、男性3人
初参加の方が5名でした。良い感じの人選でした、さすが恭一さん。

・午前 めぐろさん敷地内で畑作りのお手伝い2ヶ所「めぐろ農園」勝手に命名(笑)
 めぐろさんが、野菜を作る畑を作りたいとお話しいただけました。
 クワ、スコップ等を使い、耕しながら
 出てきた大きな石を土留めの為に並べました。
 畑の外周に、鹿除けのフェンスを設置しました。
 作業中、山の上には鹿が2頭、こちらの様子を伺っていました。
もう1ヶ所も同様に耕しました。
 まだ完成ではなく、土壌作りも必要かもしれません。






(後方には、まだ山積みになったがれきが見える。)










・午後 鯉のぼり上げお手伝い
 めぐろさんの4歳のお孫さんの為に、鯉のぼりを立てることに。
 かなり本格的な物で驚きました。
 ちょっとトラブルも発生。
 めぐろさんによると、昨年と電線の位置、数が変わってるとのことでした。
 終始、冷や冷やしながら作業しました。
 めぐろさんの「やねよ~り♪ひ~く~い♪」に一同爆笑
 なんとか時間までに牡鹿の風に泳ぐ、鯉のぼりを見ることができました。
 お孫さんも喜んでくれるかな?







休憩時間には小淵地区を散策、今なお残る津波の被害、
まだ多く残るがれき置き場の山に、皆さん言葉を無くしていました。
ですが、その途中、ワカメの作業をされている方達を拝見し
その姿に胸が熱くなりました。

また、作業中には多くの住民の方々が声を掛けてくださり
お話も聞かせていただきました。
津波襲来時のお話…目の前に逃げていた方が流されてしまったお話…
その方はめぐろさんの同級生だったそうです…
震災の悲惨さ、悲しさ、辛さを感じると共に、
めぐろさんはじめ、地域の方々の温かさ、優しさを感じることができました。

(写真提供も新井さん)
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【心配り班】は今回も
ボラセンニュースを持って、一軒一軒丁寧にまわってくれました。





そして、午後は
白山神社
朱色が美しく、よく目立つ鳥居







そして、おしかのれん街へ。
邦子さんも初めてボラセンバスに乗り
一緒に行きました。









少しでもこの地域が復興するようにと
想いを込めて、食べまくる(笑)







食べ物をとおして、牡鹿半島が
もっと身近になりました。





そして出発式です。


大学生3人が、今後の活動への想いをのせて
気合いを入れてくれました!



51回の集合写真です。



コメント (4)
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