海辺の町から

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最良の方は

2022-07-30 10:35:44 | 日記

  久し振りの蛙との対面です 保護色になるとか初めて知りました。


  暑中見舞いのはがきが孫から


小5の男の子の孫から暑中見舞いのはがきが届いた。
先日の夜釣りが楽しかったのか 今にも動き出しそうな 
生き生きとしたスルメイカが描かれていた。

船上でお刺身を食べたそうだが 夫にスルメイカのさばき方を教えて欲しいと。
本当は手でちぎって食べるのが一番美味しいけれど
イカの口から包丁を入れてそのまま上まで切っていく。
上手に捌いていたらしい。
何事も先ず自分で試してみて納得するだろうから。

小3の女の子もイサキのうろこ捌きに挑戦
顔中ウロコだらけ流しのあちこちにウロコを飛ばしていた。
やってみたいと思う気持ちを大事にして
見守ることが成長の早道だとそう思うことにして。

南から吹き込む風は湿気を含み台風から派生した雨雲と相まって蒸し暑い。
こんな時に限って洗濯機の脱水が出来なくなった 購入して5年弱耐用年数は5年という。 
未だ綺麗なのに修理に出すと新しく購入するくらいの値段になるらしい。
耐用年数とリサイクルを秤に掛けて アー街まで行かねば。


原点回帰の旅

2022-07-28 09:23:34 | 日記
  
  稲光で夜が明けました


  ミンミンゼミから始まって朝から蝉の大合唱です


金星を道案内に東の空が白んできた。
遠くに見える家の明かりが二つ三つ灯りだした 海辺の町の朝は早い。
山端の雲の向こうから稲光がして 白み始めた空が海を明るく照らしている。

何時もよりイサキ出荷のため早起きをした。
友人のところも出荷のようだ
岩牡蠣が済んだら今度はイサキとよく働いている。
イサキの仕切りはビールに取って代わるのだろうけれど
少ない人数の中でも活気があることはとても楽しい。

昔自家消費用に其れ其れの家でミカンを作っていた。
いつの頃だったか地中海ミバエのあおりを受けて
ミカンの木を1本残らず伐採され 以来ミカンは買って食べる果物になった。
其れでも愛媛ブランドミカンが商品化されると苗木を購入している。

手入れが行き届かなくなった裏山を眺め
山は深くなり過去の営みも覆ってしまった。

夢を抱く若者よ 都会を離れ原点回帰の旅も悪くない。







ミンミンゼミ

2022-07-25 14:35:31 | 日記

  今日も暑くなりました


  初物のヤリイカを戴きました 甘くてねっとり美味しかったです
  夏休みに入ってから初めて孫達は今晩イカ釣りに挑戦です


幼かった頃ミンミンゼミが鳴き出すと鼻をつまんでミンミンゼミの真似をしていた。
そのミンミンゼミが朝一番に鳴いている 地上に現われて一週間の命を。

蝉が鳴くのは雄の蝉だけで子孫を残すための求愛行動らしい。
一週間の間にカップルになり成虫は木の幹などに卵を産んで一生を終える。
卵から生まれた幼虫は土の中へもぐって成虫になるまで(7年ほど)過ごし
また地上に出てくると言うサイクルを繰り返しながら。

息子達が小さかった頃夏がやって来るときまって蝉取りをしていた。
桜の木の樹液を求めて蝉が集まってくるのを
素手で捕まえようとすると決まってピユッとオシッコを掛けられて。

ミンミンゼミが鳴き
シャーシャーシャーとクマゼミが鳴き
此れでもかとジリジリジリジリとアブラゼミが鳴いている。
鳴き声のシャワーを浴びて気温も一気に上昇する。
ツクツクボウシの鳴き出す頃には暑さも和らいで呉れるだろうか。



モイカの卵

2022-07-23 15:22:24 | 日記
  
  スイカと麦わら帽子の似合う空です


  モイカの卵 白い一つ一つがモイカ一匹に
 

  毒があるようですが姿が好きです


小さな湾内に藻場が復活してきている。
息子が海に潜って掃除をしていた「モイカの卵が沢山付いてるよ」って
見せてくれた。
林立する海中の藻のあちこちにモイカが卵を産み付けていると言う。
少しずつではあるけれど海の中が甦ってきているのだろうか。

海の中を眺めていると透明度の高い「澄潮」と言って栄養分を含まない潮が
入り込んでくる時がある 魚の栄養分となるプランクトンを含んでいないので
そんな時は決まって魚が釣れない気がする。

宇和海は「急潮」と「底入り潮」の流入する特異な海域で
「急潮」といって黒潮に乗って外洋から湾内に急に流れ込み
水温の急変を伴って 高温で貧栄養の密度が低く軽い海水です。
「底入り潮」は低温で富栄養と言う密度の高い重い海水で
二つの潮が入り交じった特徴的な現象が起こるのです。

海面を手で触れ急潮が入ったのかなとか澄潮になっているとか
日常会話の中にもこの時期話題に上ります。
海草を餌とするウニの異常繁殖によって海の石灰化が進んでいたけれど
ウニの駆除を続けて来た結果海草が甦ってきた現実
人間の行為で瀕死にしてしまった海を今人間の手で取り戻そうとしている。

モイカの産卵しやすい藻場造りの大切さを実感した。


老犬と私

2022-07-20 18:14:56 | 日記

  名前は・・ハマゴウの花 砂地を這うようにして咲いていました


老犬と私
2週間の予定で入院されたFさん 相変わらず思わしくない。
残された老犬と朝晩の散歩に出掛けている。
久しく犬と触れ合っていなかったけれど老犬の散歩に付き合うまでは犬が欲しかった。
結婚して2匹の犬との別れを経験して悲しい別れをしたくないと半ば諦めていたのだけれど
20年先の自身は元気だろうかとか朝晩の散歩が出来るだろうかと考えると
もう無理かと老犬と散歩しながら思った。

家の中で飼っていて18歳になる老犬は視力も衰えFさんの体力が弱ってから
老犬も足の筋力がみるみる衰えていた。
今はFさんが戻られるまで老犬を見てやろうと思っている。

10日も一緒に散歩をしていると帰り際足もとに纏わり付いて返すまいとしている。
ズッとFさんと一緒に暮らし突然残され寂しさは犬も一緒なのだと。
「また明日も来るからお利口さんしていてね」と一杯スキンシップをして硝子戸を閉めるのです。
硝子戸に鼻を押しつけてウオーンウオーンと悲しげに泣いている声を残し
1日2回 早朝と日が落ちてから老犬と暫しの規則正しい生活をしています。