海辺の町から

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ブログからの学び

2021-01-31 08:42:37 | 日記

  波止で一晩過ごした人達が・・


  椿の季節は終いを告げています


garakutaさんのブログを読みながら
永山則夫の無知の涙を思い出していました。
犯した罪の大きさは計り知れなく
犯行当時18歳未満と言う年齢を考慮しても
大胆さと残忍さに大きな衝撃を受けた事件でした。
生い立ちや貧しさに同情しても犯した罪から逃れられる訳でも無く
遺族の被害者感情を思うと同情の余地は無いのかも知れない
拘置期間に学びを知った彼は才能を開花し
等しく彼に教育の場が与えられていたなら
道を外さなくても済んだのかも知れないと・・
生かして罪を償なわすという選択が出来なかったのだろうかと
遣りきれないもやもやとした気持ちを引きずってしまいました。

伊予路を旅した山頭火の句
「ついてくる犬よおまえも宿なしか」
にホッコリしながらgarakutaさんのブログとの出会いは発見が一杯
温かな言葉に溢れるいいねを一杯つけたいブログです。



野生の大根

2021-01-27 10:04:51 | 日記

  西から天気も回復して来ました


  大根の花です


定期船当番の日 少し早めに家を出る。
周回300m程の空き地を風を感じながら波の音にかき消されないように
定期船のエンジン音に耳を凝らしながら足早で歩いている。
10分から15分身体が軽くなるのを感じながら
定期船から降ろされる新聞を受け取るのです。
西風を受けながら身体一杯に空気を吸い込んで
澱んだ夜の空気を入れ替えた。
群生する冬枯れのススキの中に野生の大根が薄紫の花を咲かせていた。
昔砂地に背を高くしていた大根を摺り下ろしたらとてつもなく辛く
原種の大根とはこう言う物だと思い知ったものです。
何気ない日常の中 見過ごしがちな景色の中にも
確実に春の息吹が見て取れるのです。
温室育ちの大根は手入れを怠ると育ちにくいけれど
野生の大根は真夏の暑さも台風の潮風も何のその
大地の中で脈々と根を張りながら息づいています。
社会に順応すべく押し出された頭でっかちの世に
野生の大根のような気骨のある人はとても貴重に思えて来ます。

再生可能エネルギー

2021-01-24 14:54:28 | 日記

  降り続いていた雨も上がり明るさが見えてきました
  

原発事故から10年 今朝のTVで
再生可能エネルギーに未来を託す福島の人達の話がありました。
多感な一時期を過ごした福島への思い入れもあり引込まれていたのです。
森林が国土の7割を占める日本
エネルギーの96%を外国からの輸入に頼っている現実
政府の掲げた2050年脱炭素社会 今福島は2040年国よりも10年早く
100%再生可能エネルギー社会に向け舵を切っています。
原発によって荒廃した飯館村 太陽光による災害に強い町つくりに取り組んでいる会津地区
地熱発電による町おこしをしている土湯温泉と
地域の特性をいかし 農業に観光産業にと模索し
各々の特性を活かし連携しながら
原発に頼らない再生可能エネルギーの取り組みをしています。
原発事故から多くを学んだ福島だからこその早い取り組みだったのでは無いだろうか
限りある資源 日々の生活に気付きを貰った気がします。

たった一つのアルミ缶リサイクルで液晶テレビ2~3時間のエネルギーになるとは
知らなかったー。

野菜嫌い

2021-01-21 15:53:52 | 日記

  雨も上がり暖かくなりました 現在19度です


  付け合わせにシーチキンと人参でシリシリに ステックセニョールは湯がいて
  人参の葉はチリメンと胡麻でふりかけにします
  

暖かな雨の朝 久し振りに市場に出荷する魚の運搬を手伝いました。
普段家の中に籠もる夫ですが凪いだ日には釣りに出かけています。
沢山釣れたと言って自家消費用にそしてお裾分け用にと
除いた分を市場に出荷しています。
その日のうちにFAXで入金の連絡が入り 全て夫の小遣いになります。
いつのまにか孫たちに消えていくのですが・・
そんな繰り返しをしながら海辺の町で生きています。
惰性に流されがちな生活に少しの刺激と潤いをもたらせてくれている魚釣りです。

夜半の雨も上がり菜園の野菜を摘んでいます。
野菜嫌いな夫に食べて貰おうと色々工夫をするのですが
根っからの野菜嫌い
少なめに盛り付けた夫の野菜はいつの間にか私のお皿に入れて澄ましています。
足の悪くなった原因の一つには体重過多に運動不足
一から十まで全てしてしまった私に責任の一端はあるのですが
どちらが先に呼ばれるか分からない今の世の中 困るのは本人と
そんな話をしていると 知ってか知らずか運動靴を履いてコッソリ散歩に出かけています。

市場からの帰り道コンビニに寄った甘党の夫は好きなお菓子に
私のためにか?のど飴を買って来ていました。
サンドイッチは既に胃の中らしく普通に朝食を摂っているのです。
お菓子は矢っ張りまずいでしょー。

新しい風を

2021-01-20 09:21:20 | 日記

  放射冷却現象で今朝は冷え込みましたが黄砂の飛散も少なく青空が望めます


  お弁当の差し入れです
  

今日は定期船の当番です。
そしてご近所さんの70歳の誕生日でもあります。
食事作りが大変だろうと 一人暮らしをされているので
少し早めに起きてお赤飯を届けました。
週二回食事の差し入れを勝手にしています。
身体を壊され50半ばで教職を辞して60迄生きれば良いと
犬と共に海辺の町を探して来られました。
当初家の中に籠もりっきりでしたので
私の持てあましていた菜園の半分ほど使って頂いたのが始まりでした。
以来少しずつ話しているうちに海辺の町に溶け込まれて
今では凪いだ日には釣りに出かけ釣れた日にはお裾分けをされています。
畑を耕し晴耕雨読を地で行く生活をされています。
海辺の町に新しい風を運んでくれて
住人皆がその心地よい風に触れています。