海辺の町から

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

消滅集落に暮らす家族

2022-10-30 09:13:15 | 日記

  今日も晴天


  海岸線を車を止めながら


  ノンビリと目的も無く ただ食事に行こうと


  青空が眩しすぎてツイ車を止めました


  幼なじみからシナノスイートと陽光という品種の林檎が届きました


私の住んでいる海辺の町も近い将来消滅集落と化すのではないかと
そんな思いもあって「消滅集落に家族・・」というTV番組が気になって観ていた。

秋田県の白神山麓に位置する手這坂集落。
東日本大震災を宮城で経験した一人の若者が
震災時農家の人はエネルギーも食糧も備蓄品によって自立できていたという思いから
震災の翌年何も無いところと言う理由で消滅集落に移り住んだのです。
自給自足で無農薬に拘った農業をやりたいと機械化された
世の中にあって新鮮に思えたのです。
生き方に共感した妻と出会い結婚二人の子供を授かった。

自給自足の生活も子供の成長と共に世界が広がり
身体一つで知恵を身につける事が理想だったけれど
収入の無い生活が社会の中で生きられない現実を思い知らされる。

時と共に求めていた物が変わり自分の手ひとつで成り立たせたいと
思っていた自給自足の生活は収入を得るために仕事に出るけれど
軸足は自給自足の生活であって揺るぎない信念がある。

自然の中で育つ子供達は逞しく素直で優しい。
大自然を遊び場にして遊びの大半はお手伝いだったりと。
家の中心に釜神様が柱時計のように掛けられていた。
「悪い事をしたら怒った顔に見えるんだよ」と言っていた男の子の顔が忘れられない。

性格に似合う収量

2022-10-27 11:57:43 | 日記

  雲の多い一日になりそうです


  先の台風に耐えた枇杷も花芽が出ています 






身体を動かすのには持って来いの気候。
朝から玉葱苗を植える為の畑作りをしていた 牛糞に肥料を施して
鍬打ちをして 時々いや一杯休憩をして 後は雨が降ったらマルチを敷けば完成
1年間放って置いた飛び地の菜園です。

見よう見まねで始めた野菜作りも10年を遙かに過ぎて。
年数に見合わぬ収量は相変わらずの呑気な性格が災いし
決まって最後はまあいいかと納得して。

呑気な私の元にやって来た種
数ミリ程の小さな種から野菜が育つ不思議
一粒に込められた種の思いを感じ取ってあげられるようになった時
野菜は結実してくれるのだろう。

手抜きばかりの菜園は相変わらず貧相で それで良し
とするのは種に取って失礼かなと思いながら
またスナックエンドウの種を撒いている。






畦地梅太郎

2022-10-24 16:48:11 | 日記

  二人の山男
 

 











晴天 海は時化 この日を待っていました。
「山男」シリーズの木版画で有名な畦地梅太郎と親交の深かった
医師であり画家小林朝治の2人展に出掛けました。
道の駅に併設された美術館。

エッ エッ一寸違う 等身大の人形が自然と同化して思わず笑顔になりました。
遊び心一杯 広場のあちこちに人人人が沢山います。

今日は畦地梅太郎の版画展に来ていたのです。
外連味の無い朴訥とした「山男」の版画に魅せられて半世紀
「山男」の表札が罹る喫茶店を見つけるとドアを開けたものでした。
素朴さの中にある温もりが「山男」の版画から窺え
飽きること無く見ているのです。

買い物のため夫にベンチで待って貰っていたところ知らない男性がニコニコと 
ベンチに座っている夫の姿を人形と間違えたらしく大笑いでした。

 山に帰る心 畦地梅太郎
  
 いつも郷里の山河のたたずまいが頭の芯にしみこんでいたものか、
 いつのまにか、わたしは、山を歩き山の版画を作るようになった。
 戦後は、単なる山の景色を描くことのむなしさを思うようになり、
 私の心の山男を描き版画を作るようになった。





移動販売車

2022-10-23 08:03:21 | 日記

  6時前


  6時半


  大根になって来ました


海辺の町のJA店が閉鎖されて久しい。
買い物難民となった一人暮らしのお年寄りは宅配のお弁当を頼んだりしていたけれど
人口の減少と共に宅配から移動販売車に取って代られた。

お金をポケットに入れ移動販売車の来る日は
好きな物が買えるとあって何故か時間を気にしている。
「揚げ物ばかり買わないでね」と釘を刺しても 聞こえぬふりをして
一寸其処まで100メートルの距離を車で買いに行く。

野菜嫌いの揚げ物大好き 甘い物大好きな夫
お酒もタバコも嗜まないので大目に見ているものの出てくる出てくる
ナイロン袋大袋に一杯入った揚げ物にお饅頭にチョコレート菓子にパン
ほぼマカロニだけのマカロニサラダほぼスパゲティだけのスパゲティサラダ
此れでもかと身をまとったエビフライにバナナ
私の好きなメロンパンは欠かさず入っている。
「全部買おうかと思ったけれど止めといた」と。

遠隔地なので割増料金が付きその上1個に付き10円プラスされている。
レシートなど確認せず金額も知らずに買って割り箸をサービスしてくれたと。
オーイお茶新聞の夫が買い物の楽しみを知り
何処も悪くありません上等ですと言われたけれど
糖尿病まっしぐらの予感がするのです。

同じ轍を踏むまい

2022-10-20 14:54:03 | 日記

  秋晴れの一日が約束された朝


  プレミアム付き商品券が発売


プレミアム付き商品券 第5弾と称して今日から販売開始となりました。
前回一冊紛失という轍を踏むまいと肝に銘じて 1人につき2冊
40%もお得の言葉に踊らされて早速局に出掛けた。

生活用品は生協と街のスーパーでの買い物が主流であるけれど
商品券なる物が手に入るとつい無駄な買い物をしてしまう。
時季は正に衣替えの季節 商品券で得をした気分は財布の紐を緩ませる。

消費の喚起で経済を潤して地域経済の下支えを商品券が担っているのかと
踊らされドップリ40%のお得感を得ようと。
しかし何時終息するとも判らないコロナのワクチン接種に
商品券や様々なキャンペーン 日本経済の先行きまで心配する必要も無いけれど
政権交代時のギリシャにあって国の赤字を過小評価していたために
国家破綻の危機に直面していたのが記憶に新しい。

つい先日のニュースで国民年金の納付が5年延長されるという話が出ていた。
年金を充てに出来ないと息子は言う
世界情勢は混沌とし国内の赤字は膨らむ一方で私腹を肥やす「せんせい」

7500円の振り込みを間違って75000円通帳引き落としをしている何とも情けない私です。