心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

アメリカを動かすエリートの三つのYESとは

2004-11-07 11:11:27 | Weblog
  1953年、アメリカ東部の名門、エール大学の卒業生に、
 「あなたは目標を設定していますか」
 「その目標を書きとめていますか」
 「目標達成の計画はありますか」
と質問したところ、すべての質問にイエスと答えた卒業生は、わずか3%だった。ところが、それから20年後、卒業生を追跡調査したところ、この年に卒業した学生の20年後の総資産のうち、なんと97%は、この3%の卒業生たちが握っていたという。「頭がいい人の習慣術」(小泉十三著・河出書房新社)より。
 世の中には、
「夢や希望もなく、刹那的な生き方をしている人」
「なんとなく夢や希望はあるけど、努力をしない人」
「強い夢や希望があって、それに向かって計画を立て努力をする人」
などがいますが、一番多いのが、2番目のタイプの人ではないかと思います。
 しかし、このエール大学の話を読むと、夢や目標をきちんと書き留めたり人に宣言したり、そして大まかではなく、きちんと計画を立てることが大切であると改めて思い知らされます。
 今話題になっている本「グッドラック」(ポプラ社)は非常に示唆的な物語ではありますが、「幸運の下ごしらえは、自分にしかできない。幸運の下ごしらえは、今すぐに始めることができる。幸運のストーリーは、絶対に偶然には訪れない」ということをを私たちに訴えています。
 オリンピックで金メダルを取った選手も、上の3つのようなことを実施してきたというようなことを言っていました。なるべく若いうちにこのようなことをするにこしたことはありませんが、始めるのに遅いということはありません。人間として、自分なりに納得のいく生き方をしたいのであれば、心しておきたいことですね。