心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

80日で世界一周

2004-11-14 19:08:30 | Weblog
 このタイトルを見ると、映画好きな人ならすぐピンとくるでしょう。もうだいぶ古い映画ですが、「80日間世界一周」というのがありましたね。1956年のアカデミー賞作品賞受賞作です。私もかなり以前に、ビデオで見ましたが、とても楽しかった記憶があります。きれいな音楽も心に残っています。
 さて、その作品がりメークされたということで、本日見に行きました。原作者は、SF作家のジュール・ヴェルヌです。私は少年時代、この人の作品を胸をドキドキさせながら、読んだものです。 
 19世紀の、ロンドン。まだ飛行機も電話もなかった時代に、たった80日間で世界一周をしようとした3人組がいました。発明家フォッグ氏は、王立科学アカデミー会長ケルビン卿に、「80日で世界一周できる」と宣言し、1万ポンドという大金を賭けてしまいます。彼の忠実(?)な従者、パスパルトゥー、美しいフランス人女性モニクとの壮大な3人旅が始まりました。
 地球を駆け巡る3人に襲い掛かるのは、予期せぬ危機とケルビン卿の妨害工作、そして思わぬアクシデント。それらを乗り越える彼らには、深い友情や愛情が芽生えていきます。
 パスパルトゥー役のジャッキー・チェンのアクション、モニク役のフランスの若手女優セシル・ドゥ・フランスの美しさ、さらにカリフォルニア州知事就任前の最後の映画出演となったアーノルド・シュワルツェネッガーの間抜けさ、アカデミー女優のキャシー・ベイツもいい味を出しています。
 ロケ撮影はタイ、ドイツ、パリ、オーストリア、香港、カリフォルニアの砂漠地帯、万里の長城など世界10カ国以上で行われたようで、それらを見るのも楽しみの一つです。
 日常生活から少し離れて、世界旅行を疑似体験できますよ。そしてハラハラ、ドキドキのあっという間の2時間で、ご家族連れにもお薦めです。こういう映画は、家庭でビデオ等で見るよりも、やはり映画館で大画面で見たいものですね。作品名は「80デイズ」です。