はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

いまさらジャンプ10号感想(の続き)

2005年02月12日 22時24分02秒 | WJ感想2005
月曜発売のジャンプ感想の続きが土曜ってどうよ。
遅くなってしまいましたが、ジャンプ10号、去年は無かった新規連載作品の感想です。
実は、前回の感想も密かに続きを更新してあったりします。

***REBORN!***
なにはともあれ今週は「殺して座布団にしたいランキング1位」につきます。
いいなぁ、このランキング。ブラックでイイ。
毎回ディーノが出るたびに「イタリアへ帰れ。」と言い続けて参りましたが、もはやレギュラー化したみたいですね。こんだけしつこく登場するからには、ディーノの日本長期滞在が今後の伏線なんだと考えて諦めますよ。単に作者のお気に入りだからとか、そんな理由は認めませんよ。
ハルはツナの「優しい所」が好きなんだそうですが、「死ぬ気」の時以外でのツナの「優しさ」って未だに見た事がないんですが…。まぁ、死ぬ気弾自体が「『死ぬ前にやっときゃよかった。』と、後悔してる気持ちがないとホントに死ぬ。」という設定だったハズなんで、ツナが人助けしたいと思っているのはホントなんだって事なんでしょうか。
死ぬ気弾抜きでツナが活躍するエピソードが見たいです。ツナの良い所が読者に伝わらないのはどうかと。


***ムヒョ***
ナナちゃんレギュラー化でヒロイン誕生かと思われましたが…。
ちがう、この漫画のヒロインはロージーだったんだ。最初から。
今週思い知ったよ。

たぶん誰も知らない漫画だと思いますが、千乃ナイフ氏(私一押しホラー漫画家)の作品に「闇のシルエット」という少女漫画があるんです。コメディタッチの心霊事件専門の探偵さんのお話なんです。
主人公は「金閣寺銀次郎」という、ものゴッツイ名前のお兄さんなのですが、問題はその助手「翠昌多郎」くんです。元々、助手は女の子にするつもりが編集の意向で少年に変更。結果、美少女キャラよりも可愛いショタキャラ誕生。作者の趣味か、はたまた読者サービスか、しょっちゅう女装させられるし…。
もしやロージーもこのパターン?作者のフラストレーションが反映された結果、まるっきり女の子の行動を取りますか。次郎くんは。
翠昌多郎くんの場合は、行動原理は大変男の子らしく、時には少女との淡い恋も描かれたりしておりましたが、今のところ草野次郎くんは、ほとんど中身女の子ですね。ナナちゃんの胸元にもグッっと来てなかったし。う~ん、思春期男子としてはちょっと問題?。

ロージーって、「ゲドー」に於ける讃良の位置にいるキャラクターですよね。読者と目線を共有する立場。イマイチよく解らない「魔法律」について、読者と一緒に学んで行くのが彼の役割。今週はその役割が果たせていて好感が持てました。ロージーのヘタレぶりとの比較で、ムヒョの「魔法律」の凄さがちょっとだけ解った気がします。これでロージーが男らしい所を見せてくれるともっと好感度高いんですが。
まだイマイチ「魔法律」という設定に魅力を感じないので、次回からの展開で魅せてくれると期待します。


***D.Gray-man***
   たぶん、親戚。




アレイスター男爵は普段はちょっと気弱なシャイボーイ?しかもエクソシストかも知れないって?エリアーデが黒幕っぽいのは見えみえですが、この人たち何年前から生きてるんでしょう?千年伯爵は7千年前から生きてるっぽいのですが、ノアの一族は長生きさんなのか、代替わりしてるのかもちょっと不明ですし。
吸血鬼なんてナンセスな世界観らしいのに、不思議生物は一杯。アレイスターとエリアーデも取り合えず人外っぽいし…。よくわからん。
今週ちょっと引っ掛ったのが「吹っ飛ばされて壁に激突したが、団服のお陰で軽傷だった。」というアレンのセリフ。神田さんはコートの上から斬られて瀕死の重傷を負ってましたが。頑丈さのベクトルがわかりません。神田さんのコートだけ違いますか。イジメですか?
そしてもう一つ気になるセリフ「僕らは…。何か大きな間違いをしているかもしれない…。」
ここから推理モノになるのかと思ったよ。犯人探しに行くのかと思ったよ。怪奇草紙あやつりアレン。ラビが人形役でいいよ。アレンもイキナリ性格変わるし。大丈夫キミなら出来るさ。

今週ツッコんでばかりですが、漫画の内容はオモロかったです。男爵の「である」の使い方がヘンなのは、特徴を出そうとしてるんだと納得でしましたし。でも、なんかヘンである。



***WaqWaq***
カーフ負けちゃいましたね。本来ならば、強力な敵としてたっぷりどっぷり強さをアピールし、時には回想シーンも交えて読者の思い入れもがっちり獲得するハズであったろうと思われる彼ですが、残念ながらそんな時間はなかった…。「まさか、カーフが負けるなんて…!」と言わせたかったんだろうなぁ。
残念だけど「やっぱり負けたか!」という感想です。
つーか、松田様の「何処かへ着いたみたい。」と、シオ達の「うわぉっ!!入れた!!!」が展開ハショリ過ぎてて泣けてきます。次号よりの新連載攻勢でカウントダウン開始ですが、すっごく気になる謎山盛り!!伏線回収が何処まで出来るのか。心配ですよ。



***ゲドー***
ガーくんあっさり即死。即死状態では流石のゲドーくんの眼力もフェニックスの治癒能力も通用しないようです。万能では無いのが切ないね。ガーくんは「ガー」としか喋れないから、ゲドーくんとは言葉を超えた絆で結ばれていたんですね。二人の微笑えましいやり取りが思い出されてホロリと来ましたよ。ゲドーくんはガーくんの事大事にしてたもんなぁ…。
ホロリと来たところでフェニックスさん仰天提案ですよ。合体ってそんな安易な。
しかもわずか4Pでのスピード手術。駆け足せざるを得ない状況なんですね。違う意味でホロリと来ました。
こんな状況下に於いても、サービスを忘れない岡野先生は偉い!今週無意味に讃良さんのバストアップが多かった!そう、バストアップが。
「外堂サイガーフェニックス」としてリニューアルしたゲドーくんですが、意識の方はどうなんでしょう?ガーくんの意識も共有してるの?それとも、元々一心同体だから別にいいの?
「頭と体が別の生物」というのがゲドーくん最大のセールスポイントなんで、合体はちょっと反則ですよ。
でもこの状況下でラストまで突っ走るにはこの手しかない!という気迫が伝わります。投げ出さないで最後まで読ませてくれると信じてます。



来週から新連載ですか…。ついに来るべき時が訪れてしまったという気持ちです。
振り返ると今のジャンプで嫌いな漫画ってないんですよ。今の連載陣は皆好き。
特に打ち切り警報鳴りっぱなしの3作品はかなり好きなんです。「ゲドー」と「WaqWaq」は打ち切り前提で応援してますが、覚悟してても終わるとなると悲しい。
ジャンプのさだめだからしょうがないんですけどね。
これで新連載がつまらなかったら、もっと切ない。面白いといいなぁ。正直、期待してないけど。



以上、遅くなりましたがジャンプ10号感想完了です。もうすぐジャンプの発売日じゃん。
どうしよ。11号は怖くてネタバレ見に行けないです。月曜まで感想サイト巡りはおあずけです。寂しい。
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バレンタイン特別企画 人畜無害のDEATH NOTE

2005年02月12日 02時15分36秒 | WJネタ
バレンタイン特別企画第5弾 全てのノート愛好家に贈る「DEATH NOTE Choco late」です。

ニセモノなので殺傷能力ゼロです。人に優しいデスノート。貰って嬉しくない不吉なチョコ。

貰って嬉しくない事請け合いですが、フリー画像だったりします。
不吉を届けにやってきたぜ!

バレンタイン特別企画もあとちょっと。かなりネタが苦しくなって参りましたが、作業が楽しくてしょうがないので頑張りますよ。

あと、「人畜無害」と言いましたが、犬にチョコレートを与えると中毒を起こしちゃうので気を付けて!
下痢、嘔吐等の症状が出て、時に死に至る事もあるそうです。
チョコレートに含まれるテオブロミンによる中毒だとか。たまねぎとチョコは犬には厳禁ですよ!
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