思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

羽越本線を北上 北を目指せ! 東横インの朝食弁当

2021-08-17 06:32:00 | 2021年の旅行記(国内)
8月8日は7時半前に起床、テレビを点ければ東京五輪男子マラソンが開催中。札幌開催に賛否両論あろうが、8月の札幌でマラソンは別に変な話ではない、北海道マラソンあるんだから。それに今年はたまたま酷暑日が北海道でも発生してしまっているだけで。それにしても私的には知っている街並みなのでわかりやすい。



本来東横インと言えばロビーで朝食だけどコロナ禍であるため弁当対応。ほかのホテルでそこまでしているところはもう無くて、いささか過剰反応な気もするが、仕出しの弁当ではなく目の前で厨房のオバサンが作っているのは安心感があります。そのままロビーで食べてもよかったが空席が無かったのでトレーのまま部屋へ(本来は部屋用に袋もらえる)、そのほうがマラソン中継見ながら朝食食べられるわ…。テレビの調子が悪く電源入ったり切れたりしだした。パソコンあるのだからNHKプラスで見ればいいか、きちんと受信料払っていますので。一時期よりは低下したがNHK見ているほうかな。8時20分にチェックアウト。



あの見慣れた新潟駅の駅舎は完全に消えた、新潟駅連続立体化工事も佳境に入ってきた。現在建設中の1・2番ホームが完成したらJRとしては工事が終わる。





そうなればいまだ地平線に残る8・9番ホームは撤去になるが、利用客からしたら現状ではこっちが便利だろうなとは思う。すぐに乗れるからね、特急〈しらゆき〉が発着するのもわかる気がする。直江津からの特急で新潟で新幹線に乗り換える需要はほぼ皆無なのと(長岡が接続駅)上越から新潟に来る人は殆どが所要客で、乗り換えする人も少ないだろう。大病院に通院とか官庁に用事とか。



今日はとにかく北へ向かいます。8時51分発村上行きの予定だったが40分に米沢行き〈べにばな〉があるから坂町までは先行できる。キハ110の2両編成で旅行客が多い、殆ど”同業者”という感じですね。仙台と新潟は結構需要のある区間で航空便もあったほど。鉄道では磐越西線経由の〈あがの〉とともにべにばなが仙山線・米坂線経由で2往復運転してたが奥羽本線の改軌で米沢発着となり快速に格下げ。その後も全区間で快速運転をしていたが現在では米坂線内各駅停車で1往復のみ。一方で航空便が廃止後は磐越道が開通したこともあり長距離バスの「WEライナー」が台頭してきてこちらが主流となった。夜行まで設定され8往復の運転だが現在はコロナ減便で4往復と半減中。

キハ110は軽々しい感じがする気動車だけど、急行はおろか特急にも抜擢された車両ですからね。秋田リレー号覚えている人も少なくなったような気がします。



米坂線と接続する坂町で下車。ここで降りるのは1994年以来か。



高校時代に初めて青春18で上京した時に米坂線に乗ろうと計画し、待ち時間が長いので村上まで一旦乗り通してから戻ってきて降りた。1994年の春休みだ。駅舎はなにも変わっておらず2階が大きいのは国鉄時代は運転関係とか車掌区とかあった名残ですね。



駅前にコンビニがあって菓子パンを買って待合室で食べた記憶が…、コンビニなんてないどころか廃業した跡もない、記憶違いだったか。しかし駅前旅館が残るのはいいね、昔は乗換駅の前に旅館があるのは至極当たり前なこと。9時51分発村上行きに乗車。



もうすぐ稲刈りですね、いい感じに実っているのがわかります。でも私はササニシキ派、あまりもちもち食感のコメは好かんのですよ。



村上では10時29分発酒田行きに乗り換えなんですが。



駅の放送でしきりに「ドア開放は10時20分ごろですので、いったん待合室でお待ちください」と3回くらい放送があった、でもどうしてもボックス席を確保したい人は炎天下に並んで待つ、もう馬鹿だよね。私はそんなことしませんよ、だってこの程度なら100%座れるし。



村上駅は少し改装されたのかな、オリンピックスケートボード日本代表の幟があがっている。平野歩夢の出身地だそうだ、冬はスノーボードで夏スケボー、二足のわらじは巧くはゆきませんでしたね。駅のNEWDAYSで買い物をして酒田行きに乗車、難なくボックス席に座りましたよ、先客が1人いて怪訝そうな顔をしますけど。最近はボックス席をひとりで占領しようとする奴が多すぎる。荷物を席に置いたりキャリーケースをボックス席の入口に置いて塞ぐようにするとか。そして混んできてもお構いなしで。私などほかの人はウェルカムなんですが、まず間違いなく若い子は他人がいるボックス席を避けますよね。通勤時間帯の草津線113系でもない限り。実際に空いている席に座るのは婆さんばっかりだ。



向かいの男も缶ビール飲んでいるので私もさっき買った缶ビールを飲む。文句言われる筋合いなどないからね、まして会話なしで大人しく飲むんだし。列車は定刻に発車してデッドセクションもお構いなしに通過したあたりで車掌が検札。発車間際で早いなと思ったがICでの乗り越しの多いこと多いこと。だからか。そばのボックス席でハイボールで盛り上がってる夫婦は新幹線で来てそのまま乗り継いだのか桑川でSuica使えないのか?と。車掌が現金精算しますといい補充券を発券したのはいい。客にこの切符は駅の回収箱に入れてと言われて「なんで?」、無人駅ですからと言われてようやく桑川がどんな駅か分かったみたい。もっとも車掌も、客が桑川で一泊して明日は酒田に行くと言っているのだから酒田まで販売するのも親切だとおもうんだかね。現金を持っているのなら。途中下車できるのだから。



窓の向こうに見えるは種村直樹氏言うところの「ニセ佐渡」粟島ですね。300人台の小さな村でもあり、こんなご時世よそ者はくるな!というスタンスかと思ったら案外そうでもない。16歳以上の希望者全員ワクチン接種済みなので段階的に観光客の受け入れを開放している。この村は先を見ていて素晴らしい、ウィズコロナを実践しようとしている。離島だとゼロコロナとばかりに拒絶反応するところも多いのに、沖縄の渡名喜村とか。似たような人口だから希望者全員接種しただろうに(ワクチンの箱が1つで全員可能、1バイアル5回接種として975回分なので最大487人可能なので)。



短い夏を謳歌しようとする人が多いね、暑いから海入りたいね。


国内旅行ランキング