思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

伊勢神宮 内宮で奇跡のようなことが起き 参拝後はおはらい町で痛飲する

2018-12-18 21:57:02 | 2018年の旅行記
昼食後は外宮前のバス停から三重交通バスで内宮へ。といってもケチなので猿田彦神社で降りておかげ横丁を抜けて向かいます。バスを待つ間、ほかの客から「Suica使えないよねきっと」なんて言葉が聞こえるが三重交通では交通系ICが使えます。使えるんですがバスの乗り方が分からないのがあまりにも多すぎる。猿田彦神社で私以外に3人降りたが仲間のようで整理券を料金箱に入れてICをタッチしてエラー。それを3人ともだからなんだかね。恐らくだが大都市の均一区間でしかバスに乗ったことが無いのではと思われます。正しい方法は乗車時のリーダーにもタッチすること、でないと整理券情報を書き込めない。



宇治橋まで来ると「いよいとここまで来れたか」という妙な高揚感が沸き上がる。弥次さん喜多さんも同じことを思ったに違いない。



五十鈴川を渡り神域に入り。



五十鈴川の御手洗場で手を清めてすべての段取りは整った。



正宮の階段を登りゴールに近づいたような気がする。まぎれもなく日本の神社界の「総本山」であり天皇家の根幹に繋がるような場所だから当然かも。賽銭を入れて外宮同様に参拝していると、それまで無風だったのに風が流れ、正面の白い御幌がふわっと開いて奥が見えた。これを「天照御大神の白い風が吹く」というのだそうで、天照大神は私を歓迎してくれているかのようで心がスッキリした。

参拝後に社務所で角祓1体を拝領すれば今日のミッションは完了。ほかの人は「お札1枚ください」だの「1つ」だのと言うところを「角祓1体お願いします」と伝えると神職が「こやつ知っているな」という顔をしたようなしなかったような。



参拝後の楽しみは食べること飲むことですよ。これも昔と今でも変わらない普遍だと思う。





まずは白鷹。白鷹自身は灘の酒ですが「伊勢神宮御料酒」として外宮の「日別朝夕大御饌祭」で朝な夕なに献上されているお酒が飲めます。一合で500円。



一緒に塩がサービス、有料つまみはちーちくが100円であったなあ。酒そのものは濃厚な感じだがスイスイ飲めてしまいます。いい心持ちですわ。





続いて伊勢萬、こちらは小さいながらも実際にここで製造している造り酒屋。店先に「おかげさま 原酒生酒300円」というのが見えましたが、店の人が辛口好みなら一番安い老緑がおすすめというので一合オーダー。



うーん、確かに辛めですわ。一合340円とリーズナブルなのも嬉しく、つまみに伊勢たくあん(60円)もつけたらこれが古漬けなのか塩辛いのなんのって、酒飲みながらに最高ですわ。そうこうしていると隣で飲んでいた男、店員に名刺を差し出してテレ東のプロデューサーらしく正月3日の中継で店先からさせてもらえないかなどと交渉。店側は紹介してもらえるのは嬉しいが3日だとおはらい町が混雑で歩けないほどの混みようだから難しいのではなんて。演芸番組の中継かな?ともあれ2軒で都合2合飲んだらいい心持ちですわ。



帰りは宇治山田駅から。



この駅舎が昭和初期にあったのだから、当時の伊勢はいかに日本の中心だったかということでしょうか。