思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

大阪 動物園前の寄席「動楽亭」で落語楽しみ、京都高ばし新福菜館でラーメンを喰う

2021-06-07 22:26:22 | 2021年の日常(旅行未満)
京橋からJR東西線に乗って北新地へ、金券ショップを物色しますが今回の緊急事態宣言では株主優待券の大幅下落は見られませんでした。近鉄優待券にしても7月末期限で1,500~1,550円が相場で、あまり外出自粛してないのもあるでしょうが金券ショップ自身が買取拒否している可能性もないとはいえません。第2・第3と見て回りましたが店によっては完売なんですが、この店は4月末に見た時も完売だった。しかしもっとまえは1,000円以下で投げ売りしてた。店側が自営している可能性が高いですね。新幹線の回数券もなくなる方向で進んでいて、そうなれば現在のような金券ショップは相当数淘汰されてゆくでしょう。第2ビルのマッサージ屋エリアも一時は店先で呼び込みしてなかったのですが、この日は殆どの店が立ってた。感染が怖くて知らない客を警戒していたのでしょうが、もうそんなことしてたら潰れてゆくでしょう。でも行政からは一切の支援金は無し。

さてこのあとはどうしようか?時間は13時半を回ったところで、それならばと御堂筋線で動物園前へ。寄席「動楽亭」へ行きましょう。5月は東京の寄席もだったが休業を余儀なくされたが、6月にはいり平日のみ定員の50%制限で営業を再開している。



お客の数を見てびっくり、私入れてたったの6人。6人のために落語家が話してくれると思えば豪華な感じだが、演者は張り合いもないだろう。この寄席は米朝一門の寄席で、この場所こそ桂ざこば師匠の実家だったところ。いまは隣にある一軒家が関口さんで(表札が出ている)、この場所はマンションに建て替えて1階がファミマで2階が寄席、3階以上が住居となっています。なので月亭八方師匠なんかは出る可能性はあるが(実際に見たことがある)桂文枝の一門が出ることは絶対にない。

それで話の内容ですが、あまり詳しいことを書いてはいけないとは思いますが、「お玉牛」「遊山船」は初めて聞いた話だった。桂しん吉さんは鉄ちゃんとのことで、私はよく分かるけどそんなの話して理解できる人そうそうおらんだろというマクラから始まって新作で「神鉄物語」。桂文珍師匠が神戸の喜楽館に出演する条件として、実家の両親を乗り換えなしに新開地まで電車で連れてこれたらという無理難題をぶつける。実家は丹波篠山なので無理ですね。そこで神鉄に相談するとJRに気づかぬ間に三田で毎夜こっそりと工事をして接続して直通列車を走らせるというから面白い、もっとも昔は繋がっていたみたいですね。トリは桂塩鯛師匠で「胴乱の幸助」。この話と言えば京都の柳馬場押小路、以前気になって見に行ったことがありますが今はもっと状況が変わってしまったそうで…。今度見に行こう。

16時半に終演となってどこかで本当に飲もうか、ジャンジャン横丁を抜け新世界へ出てみましたが、だるまや八重勝のような串カツ屋は営業してるもののガラガラ、やまと屋や酒の穴はやってない。そんな時に道端の客引きが「どうすか兄さん、飲めますよ」と言ってきたがあまりに怪しいので無視。そもそもこいつらは普段はひとりに絶対に声かけない、相手にしないのにこんな時だけというのはどうか?まあ帰りましょうか。でも途中寄り道しよう。



17時45分発の新快速に乗って京都へ、久しぶりだけど本当に寂しい、あれだけ湧いてくるほどいた外国人がいない、日本人の旅行者もいない。こりゃあ観光業は深刻だぞ、少し前までオーバーツーリストと騒がれホテルの建築ラッシュで民泊だらけ。破産した人も多かろう。



これまた久しぶりに高ばしへ来たが新福菜館は並びゼロ、第一旭にしても2人だけ。18時台だよ!こんなのありえないでしょ。私は新福派なので店内に入るとこれまた空席がちらほら、時短営業で9時~19時の営業とのこと。



しかし店員の扱いが変というか、誰かと勘違いしているのか?と思わせる。「いらっしゃい、どうぞ」と言われ空席に収まり注文したが妙にぶっきらぼうな返事。そんなものかなと思ったがすぐ後に入った客、そのあとの客にもしっかりした挨拶をしてお冷をもってゆく。冷水器に「お冷はセルフで」とあるのにだ。勝手知らない観光客だからという理由であれば、私のことを常連の客かなにかと勘違いしているのかと思った。





いつもなら中華そばの中とライスをオーダーし、ラーメンの肉を飯と一緒に食べるのが好きだけど今日は名物の焼きめしで。どちらも黒々として塩辛そうな見た目だけど全然そんなことないから不思議。でもラーメンの汁がちょっと単調感はあるかな、コクというか深みは薄い。でも肉の味がしっかりしているから好きだ。厚切りでもぱさぱさなチャーシューだったら美味しくないもの。麺が中太くらいなのもいい。やはり一番の老舗たる所以かな。

それにしても京都のラーメンは奥が深い、このような黒々した汁もあれば背脂チャッチャ系もそうだ、天下一品も京都だけどあれは濃厚すぎるかな、もう5年は食べてないだろうなあ。でも初めて京都に来た1994年、高校の修学旅行のときはあまりに無知だから地下街ポルタにあったラーメン屋ではない店で「京風ラーメン」などを食べている。非常にあっさりしてて物足りなかったものの、京都だからこんなものだと私も思ったし一緒に食べた仲間も考えた。イメージというものは恐ろしいですね。

食後は19時33分発柘植行きで帰宅、これに乗れば22時03分に富田に着けるんですが…。柘植ですぐ接続の亀山行きが小動物と接触とかで20分遅れ、そのため亀山の接続もなくて最終列車になり、結局50分ほど遅くなってしまった。なかなかついてないですね。


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