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松山駅前の名泉?喜助の湯と予讃線最終列車

2021-08-30 06:19:21 | 2021年の旅行記(国内)
松山銀天街のラーメンショップにフラれてほかにいい店はないかと彷徨う。



銀天街から大街道と進むも松山の人は真面目だね、あまり人出もなければ店も早仕舞が多い。空いているのは牛丼屋ばかりでラーメンは家系が一軒、家系は塩辛いのを食べたので今日はもういい。こりゃあ牛丼屋しかないなと吉野家へ。どっちにしろ20時を過ぎれば店内飲食できなくなってテイクアウトのみに。



凄く丁寧な話し方をする学生バイト風の女の子がいて、最近はどこも外国人ばっかりなので却って新鮮に感じました。牛皿と牛焼肉のW定食を。ご飯はおかわりできるからいいですね、新香かサラダも頼めばよかったですね。広い店内でしたが食べている人3人でテイクアウト待つ人5人くらい。ひとりで6つ8つ抱えるようにして帰るお姉さんがいて、会社で残業用にお使いかな。そんななか入ってきたオッサンがカウンター席に座り、お冷飲んで暫くしてからブザーで店員を呼び出し「持ち帰りで…」と注文したのには店員も驚いていたというか困っていた。並んで待っている人がその時点で4人もいるんですからね、それを無視して店内飲食するかのように振舞って持ち帰りというのは大したメンタルだ。食事終えて店を出たのが20時になるところ。さて今度は温泉に行きますか。松山で温泉と言えば道後温泉だけど本館は改修工事中で座敷で休憩できないし、飛鳥乃湯泉という所ならそれも可能だけども1,280円はちと高いな。しかしいいところあるんです、昨日それを思い出しました。



松山駅前の複合レジャービルの1階にある「伊予の湯治場喜助の湯」。いわゆるスーパー銭湯ですが道後からタンクローリーで運んだ湯とかでなく自家源泉で当地から湧いています。しかも2本あり1本は30℃のナトリウム塩化物泉でもう1本は46度の単純泉。どちらも放射能泉というからラドン温泉でしょうか。2006年か07年夏に青春18で旅行中、松山から京都まで〈ムーンライト松山〉に乗った時にここで時間つぶししたのを思い出し。

入浴料は650円でレンタルタオルセットが250円だったかな。一応タオルは持っているけど湿ったのを持ち歩きたくはないから借りれたら借ります。浴場に入って、そうそうこんな感じだったなと思い出しました。大浴槽は2本の源泉が混合されたかけ流し、ほかにも夏なので35度くらいに設定された壺湯とか生薬がたっぷり入った薬湯。そういえば入口で抽出していましたよ。



その昔、健康ランドに漢方湯があって入ると皮膚の弱いところを刺激するというかズバリ金玉袋が痛い!ということがあったがここのはそういういのではない。漢方漬け込んだ袋もあって周囲はいい香り。しかし強炭酸温泉というのが曲者だった。四国で唯一とか西日本で最大の高濃度炭酸泉とあり入ればシュワシュワ気持ちいいのだが、細かい気泡が尻の穴とか金玉袋のしわの間を攻撃するかの如く、長く入るのは結構つらい感じです。でも快感です!!



休憩コーナーが段々になってて最上部に一人用の机がセッティングされてたのでこれ幸いとパソコンでこのブログ記事執筆。wifiも申し分なく速いですね。ともかく22時過ぎまでいました。それでは今夜の宿へ向かいましょう。



まだ青春18きっぷの旅が続きます、松山では泊りません。



終電が22時台とは意外に早仕舞ですね、てっきり伊予市までなら23時台にあってもよさそうですけど伊予鉄郡中線があるからなと思ったが伊予鉄のほうが早仕舞だった。ちょっと意外でした。これから乗るのは22時49分発八幡浜行き最終列車。



船も大好きな私ですから想像つくとは思いますがフェリーで九州へ渡ります。今夜の宿はフェリーです!

22時38分に〈しおかぜ・いしづち25号〉が1番ホームに到着し。



特急宇和海かのように縦列停車で八幡浜行きが到着、なんと3両編成。



翌朝の運用の都合は容易に想像でき、先頭の1両だけであとの2両は締切回送と思ってたらなんとなんと車掌が乗務して3両好きな車両に乗れます。どこでもよかったのですが先頭車に、キハ32+キハ54+キハ32の3両編成で全部で25人くらいしか乗らなかったような。しかし今回の運転士はぶっきらぼうだな。客に内子回りですかと訊かれてそうですと、ならば〇〇止まりますねと訊かれて止まるに決まっているでしょ!と。

定刻通りに発車し、市坪・北伊予と止まるごとに降りてゆき伊予市で3両で10人程度にまで落ち込んだ。あとは内子・伊予大洲・八幡浜以外では降りないかなと思う。しかしキハ32は非力だなと思う、真ん中にキハ54をつないでいても勾配登るのがつらそうで、伊予大平発車時には一度は空転したからね。すぐに治まったからいいけども。長いトンネルを越えて内子で1人下車、ここで青春18の処遇について確認しなくてはならない。

八幡浜には0時15分に着くので青春18は「0時を過ぎて最初の駅まで有効」というルールなので0時02分の伊予平野から先の運賃が必要だ。丁度よくこの列車には車掌がいるので通りがかった際に切符を見せて「八幡浜まで乗りますが精算したいです」と言ったが理解してもらえなかった。なので「青春18だと0時過ぎて最初の駅までなので差額必要ですよね?」と言い直すとようやく分かってもらえて補充券を発券。



220円払うだけで済むんだけど青春18のシーズンと言っても普段この列車に乗る人は殆どいないだろう。ほかの客もいかにも用務客で旅行者風はいない。それに車掌がよく分かってないのは四国だからかと思う。時刻表を見るとJR四国管内で0時を過ぎて走る列車はマリンライナー73号~77号の3本を除けばこの八幡浜行きしか存在しない。高松発の最終列車も多度津には23時55分に着くし高徳線に至っては23時25分にオレンジタウンで終着。要はこの列車があまりに特異なので車掌もよく分かってないのだろう。

もしかして八幡浜でそのまま降りれるような気もするけど、無賃乗車絶対許さない、どんな状況でもきっちり集札するJR四国で220円を見逃すとは思えない。伊予大洲で数人降りたがひとり乗ってきて伊予平野で降りた。なかなか器用な乗り方。そして車掌がさっきの切符回収しておきますと持って行った。松山以外は深夜帯すべて無人駅ですので。でもよく考えたら8月21日当日限り有効でないとおかしいよな。





結局のところ八幡浜まで乗ったのは3人だけでした、ホームでは連結係が待機しててすぐに切り離し作業にかかります。駅構内に12両以上は気動車があり、早朝から内子経由・長浜経由に宇和島方面と3方向向けて発車させるので結構多いんですね。

降りてから気づいたけど、8月21日も青春18を使うので日付を入れてもらえば220円払わなくて済んだけど、今回の場合それをやったら確実に車掌の頭は混乱したでしょうね。


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