思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

千歳線の”架線下気動車”に乗る

2012-12-13 13:16:09 | 旅行
2012年冬シーズンの青春18きっぷが始まりました。早速12日に日帰りで近場を乗り歩きしました。
本当は11日から1泊で道東方面に行こうと思ったけど、週末大雪で石北本線は終日運休になりましたからね、危ないです…。

自宅を早朝5時45分に出発。夜通し降った雪は止んでおり、JR白石駅まで徒歩で行くことにした。所要時間は20分くらいかな。地下鉄駅なら10分とかからないので、降っていたら地下鉄駅、吹雪いていたら出かけるの中止と決めていた。

しかしですよ…、途中まで来た所で急な吹雪。視界が一瞬奪われるほどで「住宅地で遭難するんじゃないか?」と思ったほどです。それでも白石駅には25分ほどかかって到着。全身雪まみれでした。

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窓口で「青春18きっぷ」を購入し、早速1回目にスタンプ。最初の列車は東室蘭行き普通列車。そうです、10月のダイヤ改正で誕生した、千歳線普通気動車です!

千歳線で気動車の普通といえば、石勝線に乗り入れるは別にすれば、かれこれ20年以上無かったように記憶します。ちなみに私が記憶する中で一番古い千歳線乗車は気動車で(電化後ですよ)、急行の間合い運用なのかキハ56・27の編成で、キロ26が開放されてて座った記憶があります。最後に乗ったのは1988年の8月、ていねプールへ行った帰りに、稲積公園から夕張行き普通列車に札幌まで乗りました。当時は1日1本だけ夕張から札幌へ直通する運用がありました。今でも朝夕に1往復だけでも設定があれば便利だと思うのですよね。幸いキハ201に余裕もありますし、千歳線内は電車と併結するとかさ。

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本題から逸脱しました。東室蘭行きは定刻から若干遅れて白石に到着。今までは711系3両だったのにキハ143形2両。ワンマン車両ですが千歳線内は車掌が乗務します。

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3両が2両になったのですから混んでいるかと思えばこの時点ではさほどでないが、かといって余裕も無い状況。これが北広島となると千歳・恵庭に通勤通学で満席。結構立ち客もいます。向かいの兄ちゃんは気持ちよさそうに寝ている。

この車両はもともと110キロまで出せる車両でしたが、学園都市線ではオーバースペックでせいぜい90キロ程度での運転でした。今回から性能をフルに生かせるわけですが、やっぱり雪だからか、先行列車がつかえているとのことでじわじわ遅れが増大。もちろんフルスピードで走ることはありません。千歳で6分遅れです。ここでかなり降りましたが同じくらい乗ってきます。千歳から苫小牧に通う人って多いんですね。昼時の普通列車ならがらがらなもので…。そして植苗で20人くらい乗ってくるのにも驚いた。ここって周りに家があったっけ?サッポロビール庭園・長都・植苗と無人駅ですから車掌も頻繁に回ります。

沼ノ端では手前のポイントで岩見沢方面からの線路に転線。特急をやり過ごします。ここでぎゅうぎゅう詰め。苫小牧でこれまた降りるかと思ったらさほど降りない。

さて、私はどこで降りようか。と8月に買った古い時刻表を見て検討。細かい時間は異なっても参考にはなるかと。早くどこかで小型でいいから買おう!