思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

鳥羽→伊良湖岬 伊勢湾フェリー 伊勢丸 乗船記

2023-09-29 07:35:10 | 2023年の旅行記(国内旅行)
再びフェリー乗り場に戻ります。



カウンターで乗船券を買います。係は「片道ですか?往復ですか?」と訊きますので「豊橋までの通しで」



鳥羽・豊橋割引きっぷは2,700円。支払いにはカードやペイペイなどが使えますが随分値上がりしたものだ。6年前の記録をみると2,040円。フェリー代は勿論豊橋鉄道も値上げしたのでしょう。それでもばらばらに購入するよりずっと安いです。乗船口そばのベンチに座って待っててと言いますが。



展望スペースから望みます、土曜ですので大きなカメラを持った人が何人か、そして船マニアの親子とか。すると…船がやって来ました。



今回乗船する船は伊勢丸ですね。親子というか小学生低学年と思われるチビがこれで伊勢湾コンプリートとか言っているが、よくそんな言葉を知っているものだと思う。







バックで桟橋に近づきロープを岸壁にかけます。





扉が開けば一斉に下船。思いのほか車乗っていましたね。土曜ですから鳥羽とか志摩に宿泊かな?



そして間髪空けず乗船開始、なにしろダイヤ上では折り返し時間がたったの10分です。こちらも案外多いというか。



船内は後方が昼寝できる桟敷席。そこから前に向かって向い合せのソファー席があり売店があり。



最前方は前向きの席。確か青函連絡船もこんな感じでしたね、私は乗らずじまいでしたが(当時小学生)。



今回は4人向い合せ席をチョイス。充電用のコンセントも設置されていますね。もっとも短時間の航路で撮影もあるので座っている暇なんて。ましてや上階の特別席が400円で利用できますが勿体ない。ちなみに6人ほど上がってゆきました。案内所横の券売機で利用券を買う方式です。



乗客は50~60人ほどでしょうか、団体はいません。定刻通りに動き出しました。



まず左手に見えるのは答志島。2年ほど前に行きましたね。



和具の港が見えます。



一方で右手には菅島。海女さんの多い島なんだって。今度行ってみよう。



再び左手を見ると反航の知多丸。このあたりから「外海」となるのか横揺れが始まる、思いのほか揺れるなあ。

そして巨大な自動車運搬船が横切ります。川崎汽船の「シリウスハイウェイ」、2017年に竣工した船て船内は積載スペースが12層になってて新来島どっくが建造。7,500台も積めるのだそう。船は名古屋方面ではなく三河湾へ向けて舵を切っているのでトヨタ田原工場へ向かっていると思われます。あそこは専用岸壁から直接積み込みができるが期間工で働くものではない。いい話など全く聞かないし、若くて体力あって短期集中で稼ぎたいなら別だけどね。NHKのドキュメント72時間で沖縄でインタビューした若者が、6か月間本州出稼ぎで休まず働く、3か月は失業保険で過ごし、残り3か月は出稼ぎで稼いだ金で過ごす。その繰り返しってのを思い出す。





神島が見えてきました。三島由紀夫の潮騒で有名になった島で集落がへばりついている。伊良湖岬に限りなく近いが三重県鳥羽市。







そして伊良湖岬の海上交通センターの管制塔が見えれば50分余りの航海は終わりが近いです。




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