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伊東の格安人気温泉旅館 緑風園に宿泊した その2 朝食は鯵の干物食べ放題

2020-05-25 07:15:13 | 2020年の旅行記(国内)
夜23時頃に再び風呂に行った、間違いなく湯冷めしているしね。



さすがにこの時間は貸切なので撮影してみた。



内湯はこじんまりしているけど清潔感があって、湯の温度も本当に良いし柔らかい。



露天風呂もいい雰囲気ですね。夜風が冷たく気持ちいいので浸かっていると5人ほど入ってきた。そのうち一人が脱衣場で電話しているのだが恐らく経営者、どこかの社長でしょう。
「その件はお前に任しているんだから…なんとか解決してくれ。どうしても俺でないとそりゃあ出向かないといけないのは分かるが、今日ここに来ていることがバレたら話にならないんだから。たとえ昔の仲間に誘われたとはいえ温泉なのだから…」
緊急事態宣言で外出自粛と言われているのに社長が温泉旅行なんて知れたら話にならんわな、それなら誘った相手がどうであれ断るということも大事と思う。まあその程度の会社なのだろう。部屋に戻って就寝。

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翌朝7時半に起床。朝風呂に入って8時半まえに朝食を食べに行きます。



食堂に入ってビックリ。ほとんどの卓が埋まっており大盛況。やっぱりほぼ満室だったんだな。まあこれで言えることは私もそうだけど「外出自粛?クソクラエ!!」だということ。私の場合は緊急事態宣言は解除されお願いレベルの移動自粛なんて気にしないけども、やっぱりもう外出制限なんて無理があるし、温泉旅館の営業を認めて置いて「県外からはお断り」は無理なんだよな。



さてここの朝食ですが4年前となにひとつ変わってない。恐らく毎日同じものが出てくると思う。要は調理人がいないのです、その証拠に調理したものがひとつもない。味噌汁はマルコメのサーバーだし、あとは納豆・卵・海苔・漬物。蓮根きんぴらと小松菜の煮たものも業務用と思われる。冷たいから。御飯だけは炊いているけどね。それでここの売りは鯵の干物が食べ放題。客が自分で焼くので楽しみもありで調理の必要が無い。そしてバイキングがどうこう言われているのに何の対策をしてないのもね、営業再開ということは手探りで対策を実施すると思うんだけど。入口に消毒液置いて「対策しました」ということかな。



まず身のほうを6~8分焼くとある。時々脂が滴って火がぼうっと大きくなります。そうしたらひっくり返して皮目を2分ほど炙る。



いい具合に焼けた鯵はとにかく旨い。確かにご飯はすすみますねコレ、結局3匹も食べましたよ。でも難点なのは食べ飽きてくること。どうしても口の中が塩辛い感じになり喉が渇く。せめて千切りのキャベツでもあればいいのにと思うんだがねえ、調理の必要が無いわけだし(千切りを買えば済む)。そういえば前の卓にいる夫婦、皿の上に積まれた鰺の骨が凄い量で2人で10匹は食べたと思われる量。魚が好きならいいよね、でも帰り際に置いてある紙おしぼりをわしづかみにしてポシェットに詰めた、浅ましいねえ、さもしいねえ。ああはなりたくないね。私は無料で貰えるものでも要らない時は要らんと断りますから。

食後荷物をまとめ10時少し前にチェックアウト。宿にある時刻表に10時46分発熱海行きがあったのでそれに乗ろう。





その前に宿の裏に神社があるのでお参りしてゆこう。音無神社というようで源頼朝が平治の乱の後に一時当地に住んでおり、伊藤祐親の娘、八重姫と懇意になり逢瀬の場所だったそう。



そして穴の開いたひしゃくが多数奉納されているが、逢瀬の場所と言うことで恋愛や安産にご利益があるとのことで、穴の開いたひしゃくは水が通りやすいので、子供がすぽんと生まれてくることを願ったものだとか。相当なこじつけですね。



宿の斜め向かいの魚屋から干物を仕入れているそうで、これは明日の宿の朝食になるのかな?ふぐの味醂干しは180円でした。





伊東駅に来て時刻表を見ると10時46分ではなく58分とある。なんと宿に合った時刻表は古いものだったのだ、なんかがっかりするよね。とりあえず帰りの切符を買いますか。



でも10時58分発熱海行きは伊豆急の黒船電車でした。普通列車がこんな立派で、やっぱり伊東線はへんな路線だと思う。ただし新型コロナ対策で展望室は入れません。



これを見て普通列車だなんて誰も思わないよなあ。ガラガラなので静かでゆったりした席に座れば睡魔が…寝不足なのかな?



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