思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

狩勝峠 落合駅 道東自動車道を抜けて新千歳空港

2020-09-18 23:50:14 | 2020年の旅行記(国内)
新得を出て国道38号線を北上、世が世なら根室本線が沿っている。昭和41年に新狩勝トンネルにルート変更されたのちは「狩勝実験線」として競合脱線解明の実験が行われたことで有名だがいまはサイクリングロードが旧新内駅まで続いている。その新内には20系寝台車が置かれ、一時は荒れ果てていたもののNPO法人の手によってきれいに整備された。ただし今年は新型コロナの影響で公開してないとの由、なので素通り。



かつて狩勝峠の頂上ドライブインは団体客で賑わってたものだが廃業してたんだ…。調べると結構前からこんな感じだそうで道東道が開通した影響も思いっきり受けているだろう。狩勝峠は改良が終わってカーブは緩やかになって80キロ以上をキープしたまま登ってくることができる、そのため取り締まりも結構やっているけど。だけど高速道が開通して狩勝も日勝も回避できるとなると通行台数は減りとくに冬場は顕著だ。なので商売にならなくなったと容易に想像できる。ちなみに平成29年の1日通行台数が道東道が8,000台、日勝峠が3,800台で狩勝峠は2,500台。高速道路が8,000台ですからね、十勝エリアで飛び地の頃は「ムネオロード」と揶揄されたが、札幌から釧路までつながって効果がはっきりした道路も他にあまりないだろう。なので十勝清水~占冠の4車線化工事の認可が下りた。



展望台から目を凝らすと…あった。線路跡。



通信用の電柱、ハエタタキが見えるからわかりやすい。この線路をD51が重連で行き交ったり、末期には80系が〈おおぞら〉〈おおとり〉で2往復走ったことも。でこんな書き方すると「おおとりは網走行きだろ!」って突っ込む奴ひとりはいるだろうなあ。完全に余談だが、Youtubeに185系の普通列車の動画が上がってた、それのコメントで「185系の熱海行き普通はすごいですね」とありいいねが15。なので「この列車が伊東行きで折り返し踊り子で東京に戻る。よく見て、方向幕も伊東になってる」と訂正したらそれが面白くないのか「方向幕が間違っている。確かに前より車両は伊東だけど後ろは熱海で壊れている」と。調べることもしないで馬鹿だね、いまはそういう奴が多すぎる。なので「前より7両伊東行き、後ろ5両は熱海止まり。なので列車としては伊東行き」と返答したが「じゃあ間違いないじゃん」。よほど間違いを認めたくないのか偏屈なのか。

富良野よりの下り道は直線がだらだら続く感じで落合へ。



駅前こそ現役感があるけどすでに廃駅になった様相を呈してた。





駅前にきっぷ受け箱があるのは他にはそうそうないだろうし、丁度ないときは次回というのも。実際問題定期外旅客の利用は殆ど無いのでしょうし、町の中心の幾寅へ行く人もそういないだろう。用があれば富良野へ行くしそもそも車だ。あと来るのは青春18や一日散歩のようなマニア客か。



代行バスはそこそこあるなという印象。にしてもすぐそばのトマムが高いね…。もし上落合で乗り換えできたら13.3キロ、わずか340円で済むのだが48.2キロ分も遠回りしている恰好。駅舎からホームへは施錠されて直接ゆけないが横から藪を抜けてゆく、虫が多い。









恐らく列車はもう来ないだろう。万が一のためにう回路は必要だとは思うが何かあったらJR各社はすぐに運休するようになったから必要ないだろう。ただしここが道東への事実上一本道で特急・貨物が行き交いしてたのは奥に見える信号が物語る。なにしろこの区間はいわゆる「電子閉塞」ではなく軌道回路が構成された通常のCTC。ゆえに落合と東鹿越は5閉塞に分かれていて続行運転が可能だった。自動化は石勝線開通後の昭和58年というので合理化が必要だったのでしょう。そこが明暗で、昭和61年に自動化になった函館本線山線とか釧網本線とかは電子閉塞で単線区間の駅間に閉塞設け続行は無理だし、運転上も制約は多い。

そろそろタイムアップ、15時15分になったので新千歳空港へ。トマムICから道東道へ入れば確かに混んでいた。占冠PAでトイレに入ったら駐車場ほぼ満車。占冠~夕張は上りのトンネルが続き、結構アクセル踏んでないと速度低下します。それでも16時40分には千歳東ICを流出してそのまま国道337号線のバイパスへ。レンタカー屋を一旦通り過ぎで苫小牧のモダで給油し返却したのは17時05分。17時頃に戻ることを計算して行程を立ててたのでどんぴしゃりでした。3日間の走行距離は850キロにもなった、さすがに疲れた。沖縄ならせいぜい250キロくらいだから、辺戸岬まで行ったとしても。でも最初にも書いたが4月末に新規登録されたレンタカーが今回で8,500キロしか走ってないのはいかに稼働してないかを物語ります。17時半頃に新千歳空港に到着。





本当はNH1110便の予定だったがNH714便。昨日までずっと満席だった、日にANAが5往復、AIR DOが2往復の区間を2往復+1往復まで減便して機材小型化をしたためで、明日は夜勤なのでオーバーブッキングしてて翌朝の便に変更で2万円と今夜のホテル貰えるなら即手を挙げるんだけどと思ってたが△、スマホでは残席2になってた。なんだかんだうまくコントロールしていますな、そしてJALには無い荷物預け機。重さを量ってタグ付けてスキャンするのだけど失敗したのか戻ってきた。初めてはなかなかむずかしい、タグにある小さなバーコードを勝手にキャリーケースに貼ってもいいのかな?それにしてもJALはなぜ導入しないのか?羽田にはあるんだっけ?タグの発行機なんて那覇なら稼働しているところをみたことがない、それどころか必ず「紙の搭乗券発券しましょうか?」と訊く、JALカードで乗れるのだからお願いしたことないけど、やっぱり紙が人気あるんだなあ。

まだ時間あるのでラーメンと思ったけど、そば喰ってから4時間しか経ってないので腹減らない。なのでカードラウンジで今回の旅行の写真全部Googleフォトに保管しておく。上り80Mbpsも出る速さなのでどんどんアップロードされてゆきます。以前は飲み物にカツゲンやガラナがあった気もしたが用意なしでコーラにしておく。ちなみに3階のラーメン街、一幻だけは相変わらず並んでいるけどほかは閑古鳥。一幻が人気あるのがわからん。ラーメンと言うのはブームがあるのは分かるし、10年15年前に人気あった店が今では話題にもならないというのも往々にしてある。





セキュリティーを抜けて売店でサッポロクラシックを買い、座って飲もうとしたら「予定前ですが準備が整ったので搭乗開始します」空けないまま機内へ。





残席2しかないのでサッポロクラシックは持って帰ろう。マスク外して缶ビール飲んで「あいつ気持ち悪い」と言われかねないし。というより疲れからあんまり記憶にございません。降下中に名古屋の夜景がきれいだったのは覚えている。なので弥冨上空からセントレアに一直線で着陸。予定より若干早かった。



荷物も5番目くらいに出たのですぐの特急に間に合いそう。これだと近鉄の接続もいいんです、次はいずこへ?

前回記載忘れたけど還付額の一覧を

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GoTo等補助金受領額(見込みを含む)
7月27日 1,688円
8月 1日 5,000円(リカバリーキャンペーン)
     3,000円(お泊りキャンペーン)
8月 2日 2,625円
8月 3日 3,150円
8月13日 3,830円
8月31日 2,295円
9月 6日 7,000円 ツアー(飛行機+ホテル1泊)
9月 7日 3,416円

金額少な目でも累計利用者数アップに貢献してます。


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