思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

【2013-14 乗り歩き】汽車の中で刺身を食べよう!

2014-01-22 13:25:12 | 2014年の旅行記

16時47分に盛岡到着。全体的に旅程を見直すと、S字型のようなコースになっていることに気づく。でも旅の終わりまではもう少しだ。

青森までのルートとしては切符を生かすなら17時04分発八戸行きに乗れば青森には20時48分着。はまなすまでにどこかで飲める。18時15分発でも21時48分着なので、少しは飲める。だが来た時と同じ行程は面白くないので、17時47分発大館行きに乗る。これだと青森には22時38分着とはまなすの4分前の到着となるので飲めないが、花輪線も久しく乗っていないし、車窓は望めそうもないがこちらにする。その前に本当にスマホの電池がなくなった。どこかにコイン式充電器があればと思ったら、フェザンの中に30分100円の機械を発見。急いで接続して充電し、その間に食品コーナーで夕食を仕入れる。でないと食べ損ねるから。

大館行きはキハ110の2両編成。夕方なので混んではいたが好摩までのIGR区間で半分以上降りてしまった。だからこそ青山・巣子という駅が必要なのだ。滝沢も村から市に昇格したしね。

松尾八幡平を過ぎるころにはがらがらになり、見計らって酒宴を始める。まずは缶ビールから。

そして買ったつまみは、バッテラはいいとしてカツオの刺身!一度電車の中で刺身を食べてみたかった(笑)。がらがらの車中ならだれにも迷惑かけないからいいでしょう。って寿司はいいとして刺身はNGだとしたらあるいみ差別じゃないか?毎日刺身でも差し支えない人なので大満足です。居酒屋に行くより安いや!ボカァ幸せだなあ(笑)。

鹿角花輪で10分停車。ホームに降りてみればとんでもなく冷えている。

時刻表を見ると何とも旧態依然なダイヤ。これが終列車なんですから早すぎる。21時台に大館方面があってもよさそうだが、かといって需要はなさそうだ。今のっている列車も10人もいないし、うち半数は同業者では。

十和田南でも10分停車。スイッチバックなので進行方向が変わります。ホームに降りると車掌が「どこまで行きなさる?」と訊くので終点まで乗ることを告げると「あと1時間近くの辛抱です!」。

待合室はほんのりと暖房の余韻が残っていた。駅員は帰ってしまったのでいない。この駅もかつては観光の拠点であり、国鉄バス十和田南線があり、駅弁では伝説といえる「錦木おこわ」も売られていたが、今はどちらも無くなった。確かに花輪線のダイヤでは観光客には使いづらかろう。

 21時04分に大館駅に到着。向かいで待っている08分発青森行き691Mに乗り換える。大館発の終列車でもある。大阪から〈白鳥〉が走っていた頃、特に連絡船時代は22時台に青森行きがあったわけだがなんとも早仕舞いだなあと思った。ちなみに秋田方面は20時28分に終わってしまっている。ただ驚かされるのは、弘前方面から普通列車があと2本も到着する。もっとも翌朝の回送を兼ねたものだしがらがらだろうが。

もっともこっちもがらがらで、花輪線にいた同業者はみな乗り継いだ。考えていることは一緒でしょう。深夜の白沢・陣馬と停車しても当然乗り降りは無い。長峰から石川は単線に変るが一向に信号が赤にならない。無線が入って対向列車の遅れとあり5分ほど遅延。さらに浪岡でも4分ほど遅延。車内である同業者風の男が車掌を捕まえては何やら訴えているが、はまなすの接続時間が4分しかないので遅れてしまうと言っているのだろう。でもちょっと考えれば騒ぐ必要はない。弘前では大きな荷物を持って乗った人が5人ほど、この時間に長距離列車は新幹線が終わっているのではまなすのみ。ちょっと前なら〈北斗星2号〉もあったけどね。そしてこの列車にはもうひとつの目的がある。

遅れを少し取戻し、新青森に3分遅れで到着すると大荷物を持った人が大挙乗車。この列車は新幹線連絡も担っているということを忘れてはならない。3両の701系はさながら満員電車。東京18時57分発〈はやて47号〉からの乗り継ぎ、そして半分以上ははまなすに乗り換えるだろう。なのでそう簡単にはまなすが見切り発車などするわけがないのだ。

青森には22時41分に到着。向かいのホームに停車中の〈はまなす〉に乗ると2分遅れの22時44分に発車。今夜は寝台車3両+座席車9両の12両編成で5号車の指定席を確保できた。一般座席の3・7・8号車の指定を確保した人は残念だろう。

さすがに夜行二連泊となるとよく眠り、気づけば列車の進行方向は逆になってて、さらに気づいたときにはおはよう放送が入った。札幌にはなぜか5分遅れで到着したが、どういう理由だろうか。

 

~終わり~