城郭 長谷川博美 基本記録

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日本のミステリーサークル滋賀余呉で発見か!?

2021-03-18 08:57:41 | 日記
▲城郭ビイスタ論クリックする。

北近江城郭鳥瞰図 上文字クリック

日本のミステリーサークル滋賀余呉で発見か!?

令和年3月20日に滋賀県長浜市余呉にある
ウッデイパル余呉で一発花火のイベントが
開催される。同地に存在する余呉城郭研究
会(生月茂会長)は半円形状の特殊城郭遺跡
が突然3月20日に発見され是を見学する事
を提案、城郭研究の専門家、長谷川博美
氏も大英帝国にある遺跡、ストーンヘンジ
にも似た羽柴秀吉方が実際に天正11年に
賤ケ岳の戦いで構築した、長浜市余呉町の
堂木山城の北尾崎砦を「古墳時代の遺構と
天正期の臨時築城陣城の重複遺構」として
極めて稀で、斬新な形状であると高く評価
して関係者の間で話題を集めている。当日
ウッデイパルでは花火一発が上げられるが
余呉城郭研究会が見学する予定の城郭遺跡
もまさに令和に突然あらわれたミステリー
サークルとでも言うべき奇妙な形状をなし
ている。この砦の見学会は一度きり文字ど
おり今回限り一期一会の見学会になろうか

◆城郭フオーラム御案内
日時 令和3年3月20日土曜午前10時10分
場所 JR北陸線余呉駅集合 堂木山城見学
主催 余呉城郭研究会 長浜 生月茂会長
講師 元滋賀県中世城郭分布調査員
   滋賀民俗学会理事
   長谷川博美
参加費 2500円
予約先 ウッデイパル余呉城郭係
    ☎0749-86ー4145
特典  弁当と資料現地遺構解説見学会

見学城郭レシピ

①堂木山南出丸砦 堀切犬走あり
②堂木山東外郭砦 削平犬走あり
③堂木山城本城部 ※土塁囲砦部
         ④主郭  三区画
         ⑤東副郭 大堀切
         ⑥南副郭 立土塁
         ⑦大堀切 東外郭

         ※土塁切岸折衷部
         ⑧北腰郭
         ⑨西腰郭 
         ⑩西堀切3条

⑪北東繫ぎ郭   出丸低土塁
⑫東北出丸砦   半円土塁
         立て土塁
         土橋堀切
         円墳2基
⑬        西北出丸
⑭        西出丸半円土塁

⑮        西天神古墳一基
⑮        神明山砦東出丸
⑯        神明山砦
         主郭
         外郭
         東郭
⑰        神明山砦 西出丸
               
 事前のお断り、講師の指示に従いスピーデイ
に要所を見学すれば①~⑰全てが見学可能かと
思いますが現実には堂木山城と出丸見学終了時
には既に日没近いと時間的に思われます。令和
3年度に神明山砦見学はプログラムされており
今回堂木山本城と普段平素見学できない5カ所
の砦を確実に吟味し丁寧に見学する事こそ城郭
見学する事が城郭研究の本道や根幹かと私は思
います。数多くの看板を巡視したとて看板巡視
に過ぎず本当の意味で城郭遺跡の形状を観察学
習したとは言えないと思います。城跡見学とは
城跡通過する事ではなく、よく城跡の形状を見
るべき事でないでしょうか?私は何十年も本当
の城址ではない所に〇〇城の看板が設置されて
た事件を経験しています。たかが城跡と軽視し
実際には城でない場所を真顔で大衆が〇〇城だ
と完全に信じ込んでしまった時の人間の恐ろし
さと言うものので大衆心理とはいっの世も正論
を純心に述べる人を異端の人と決め付ける集団
心理現象が現実には発生します。その典型とは
人類が歴史上繰り返している大量殺戮の戦争と
言う忌まわしい愚かな愚行です。私達歴史をあ
つかう者は真実や現実を如何に正しく伝えるか
が根本であり根幹で捏造や揉み消しは不正です。
あるがままに遺跡を見る澄んだ心で遺跡を見る!
マア、城に行くのではない、マジで城を見る事!
竹刀の剣道ではなくて実際の真剣勝負!
座敷水練ではなくて現実に水に入る事!

城跡を通過して遺跡の形状をみない社会現象が起
きている。道路交通法では踏切や横断歩道や赤信
号や一旦停止車線では停止して安全を確認します。
道交通法規で人間は安全確認を第一としています。
城郭見学は遺跡を順次確認認識して歴史の現実を
直視確認する行為であり極めて自然で基本的な事
城郭遺跡構造順次巡視行為をただの城マニアだと
かマニアックな偏執的行為と誤解や曲解する事は
本来、厳に慎むべき人間の浅慮や行為と思います。

一旦停止車線で停止して現実の踏切で停止する事
は交通法規を受講した正しき人間の正しい行為で
城跡を見学し城跡と認識出来なかった根本的原因
は堀跡や土塁を認識する正統な城郭遺跡認識学習
や知識が習得出来ていない確実な現実社会現象!




コメント (2)
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城郭呉越同舟。探訪と見学の価値観の違い。

2021-03-18 05:28:16 | 社会観察
城郭ビイスタ理論上文字クリック。

城郭呉越同舟。探訪組と見学組の価値観の違い。

城に訪れる事を目的とする探訪組と
城を見学する事を目的とする見学組

探訪集団をA組とする。
見学集団をB組とする。

双方とも同じ登山服を着て城址に行きながら
同じ趣味に見えるが、全く目的や価値観や会
の趣旨が根本的に驚くほど異なる。

ある同じ城に行くと仮定する。
探訪集団のA組は以下の如く城址を通過する。
言わば「くしざし見学」「串刺見学」である。
これは城址を通過しているだけで見ていない。
行楽や探訪やハイキングとしては100点満点
だ。しかし城址そのものの形状を見学する
城郭見学を実施していないのが現実である。
城郭は食品「串物」に例えるならば巨大な
具材であり食品なら食品の食感味覚を味わ
う行為「吟味」が串物の本道であろう。
彼等の城址探訪所要時間は約60分である。
この会は訪れる回数を目標とする会なので
一日2城訪れて2城探訪したと豪語満足する。
『目標達成型心理』の探訪集団と言える。
その特徴として探訪する城をリストアップ
している特徴が上げられる。探訪目標を
設定し訪れる事を成し遂行する『目標達成
型心理』と言える。目標達成心理は朱印帳
〇〇集、城カード、御城印、等も含まれる。

A組は10年で100城見学して城郭見学の手練れ
超ベテランと自他ともに豪語し一般社会評価は
A組が場数を多く踏んだ優れた会と評価するが
時にA組を探訪会系やウサギ組と揶揄する人も、

しかし世の中は様々な城址見学集団が存在する。
同じ城を見学したのにBグループは200分以上も
費やして城郭遺跡を見学している城郭遺跡見学
組織がある。城郭遺跡見学者ともカメ組と呼ば
れる社会からみると少数参加の弱小組織である。
『城郭遺跡。城郭遺構完璧パーフエクト達成型』
もうお解りだろう。

探訪集団をA組とする。俗に言うウサギ組。行く事がテーマ
見学見学をB組とする。俗に言うカメ組だ。見る事がテーマ

両者は同じ城郭なのに全く評価と次元の異なる
遺跡解釈の認識と価値観を持っている事が明白
である。城をこんな城だと認識しているA組と
こんな城郭構造の城だと現地認識したB組と
物凄い城郭価値観の呉越同舟感覚が発生する。
同じ城を見学したのに全く異なる遺跡見学の
論評を互いに展開して自己正統性を主張する
事や相互が半目し合い舌戦を展開する事も。
冷静に評価するなら城郭遺跡構造を追求する
組織見学集団のB組こそが。俗に言うカメ組
で城郭構造をより正確詳細に把握しうる優秀
な組織として評価される。城を見る事に関し
て軍配が上がるのはやはりB組の亀組だろう。

しかし一般社会から見れば人間と言うものは
一日2城も見学し500城1000城見学したと豪語
する人を師匠とも先生とも先輩とも崇敬する。
50城丁寧に見学した会を社会は城郭見学奥義
を知る集団とは誰も思わないのが社会の常だ。

城郭呉越同舟つまり
探訪集団をA組とする。俗に言うウサギ組。行く事
見学見学をB組とする。俗に言うカメ組だ。見る事
の両組織が同じ城を同じ日にバスに乗り見学した時
大変な価値観や城郭評価の違いから口論に発展する
場合もある。両者とは根本的に趣旨や分野が異なる。

A組は社会主流でありメジヤー大手といえる組織だ
当然多数の城郭見学数を誇り我らの会こそ城郭構造
をよく知るベテランであり手練れた集団と自我自尊
する傾向は否めない。1日2城攻略した功績をを誇る
傾向にもある。つまり貴重な遠征費を2城陥落させ
る事と参加した人々の戦勝に酔い凱歌を上げる傾向。

賎ケ岳合戦における秀吉の城郭心理策戦
人とは見学城郭数に拘る人間もいる。かの賎ケ岳
合戦でも秀吉は大岩山砦岩崎山城に堀切を設定せ
ず先陣と後陣の連絡用砦として偽装させて築塁を
させている。これ彼の策謀する完全なフエイク囮
である。敵を罠に引き寄せて打ち取る引付策戦だ。
秀吉とは人間心理学の天才で北国の佐久間玄蕃が
猪突猛進型の心理の持ち主だと、知りぬいている。
城郭見学で言うならば、心がはやる一日2城の拙速
探訪型で自分の衝動を抑制できない同じく2城攻略
したいタイプといえる佐久間玄蕃は賎ケ岳城をも
攻略して戦功を誇りたい「はやる心の持ち主」だ。
ところが賎ケ岳城の現実は事のほか堅固で複雑だ。
この城の攻略を佐久間玄蕃が柴田勝家の命令を無視
して対陣したからこれは秀吉の思うツボだ。頑強な
柴田佐久間の軍隊を勝家と盛政に、2分して2/1の
軍隊になった所にスポット攻撃したら秀吉軍勝利は
必定とも言える。一方勝家は蝶の様に舞い蜂の如く
刺す熟練ボクサーの如く本当は極めて慎重王道の人。
玄蕃尾城を一目みれば勝家の重厚さ一目瞭然である。
元余呉城郭研究会会長の田畑会長は気象の変化あらば
凍結結露の危険あらば全軍に下山の指事の采配を下す
優れた人だ。私が城址見学に熱心な人の気持ちを取り
入れ過ぎた場合私は佐久間玄蕃の様な深入りのミステ
イクを犯す事になる戦場の駆け引き進退を差配するの
は将器である。打ちよせる波の如く進軍し素早く退く
進退の妙は会長の器量で大将の器量に関わる事なのだ。

見学の趣旨のB組とする。俗に言うカメ組は、見る事
に集中する城郭見学組織で2城陥落させて凱歌を上げる
事よりも城郭の真の先生たる城郭遺跡を驕らず誇らず
寡黙に城郭遺跡を見学学習するストイックなストア派
とも言える学際的な組織ともいえる。この様な組織は
残念な事に社会の注目や日の目をみないのが通例だ!

ある時あるA組のある人が若い人にワシから城郭学べと
と言われていた事を目撃した事がある。無口な彼は閉口
し困惑していた時に私は突然口火を切った。貴方は彼と
比べたら城郭遺跡を見学する事において全く初心者以前
のまるでこの図の様な一時停止無視の通過型の人ですと。
貴方は悔い改め、むしろこの若い青年に再度弟子入りし
てもう一度城郭遺跡見学を根本からやり直す気概と勇気
を持って下さいと言ったら、この人は烈火の如く怒った
事を記憶している。ばらと言う漢字を薔薇と書く青年に
バラと書くのだと、諭しても当然熟練は困惑するもの。

またある人は言われました。私は遠方から高い旅費を
費やして、城郭見学するのであれば見逃してばかりの
39点の城址見学を2城するのではなく95点の城郭遺跡
見学を「キッチリ」と体験したいと言われた事がある。
遺構を見学したい!私の城郭見学とは城郭遺構を見逃す
39点探訪ではない探訪に限りなく違和感を感じる、私は
100点へ近ずく事に意義や趣旨や目的があると述べられた。

またある老夫婦が巨大城郭の本丸の石柱に到着して
即刻全部の郭を見る事なく下山された私は最初全く
この御夫婦を理解できなかったが私は冷静に考えた
世の中には様々な事情や目標や趣味の方がおられて
様々な人々の考え方があるまさに城郭100人100色だ。

見学見学をB組とする。俗に言うカメ組の人は
私は城郭を見逃して、現実にはこんな城なのに
こんな城だと高圧的にお仕着せで解説する人がイヤです。
あるがままの城郭遺跡を素直な純心な心で見学したい!

探訪集団をA組とする。俗に言うウサギ組。行く事で
イヤイヤ違う城郭見学ってのはこれが正統なんだと!

長谷川
すみません双方様各自仲良くする事こそ一番大切です!
長谷川
人は先入観にとらわれて大切な城郭遺跡を見過ごす!
こんな素晴らしい城址があるのに通り過ぎてしまう!


◆城郭フオーラム御案内
日時 令和3年3月20日土曜午前10時10分
場所 JR北陸線余呉駅集合 堂木山城見学
主催 余呉城郭研究会 長浜 生月茂新会長
講師 元滋賀県中世城郭分布調査員
   滋賀民俗学会理事
   長谷川博美
参加費 2500円
予約先 ウッデイパル余呉城郭係
    ☎0749-86ー4145
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