伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

これでいいのだ~!

2008-08-09 13:04:48 | Weblog
赤塚不二夫さんが亡くなりました。
私も小学生の頃、「天才バカボン」の漫画を良く読みました。
TV版の方も楽しみにして見ていました。 漫画本とは少し違
う感じがありましたが、両方とも好きでしたね。
旅館などに行くと、浴衣の帯をわざと胸の辺りに巻いて、
バカボンゴッコもしました、笑。
ただ、子供の当時でも感じていたのですが、バカボンパパの目
が怖いと思う時がありました。 隠れた狂喜を持っていたから
です。 そして、その目は作者の赤塚さんと同じ目でした。

彼は、幼少から成人するまで苦労されたと感じます。
貧乏、家庭の寂しさ、引越しにより受けた学校でのイジメ・・。
特にイジメに関しては、心に傷を負ったと感じます。
本当に心が優しい故に、深く傷付いた様です。
でも、ホガラカさを失いませんでした。
その自殺をしたい様な苦しい幼年期を経験したからこそ
後年のギャクへの下地が出来たとも言えます。
苦しさを通り越すと、笑うしかない。 と言う狂気を含んだ
逞しさや、極限に潜む笑いを垣間見られたのでしょう。

将来、出世する人には、朗らかな人物が多いです。
どんなに貧乏で苦しい境遇でも、朗らかな人は大丈夫です。
それだけ、心が広く強いのです。 常人よりも内在神が表に
発露している人とも言えます。
ただ、朗らかさとは、天性のものなんて無いです。
辛い事は辛いものですから、それに負けずに心を朗らかに
努力した人なのです。 決して受身で授かるものではありま
せん。

「これで、いいのだ~~」・・・バカボンパパのこの言葉は
深いです。 赤塚さんが垣間見られた心の境涯が、この言葉
だけで分かります。
圧倒的な全肯定です。 親鸞にも通じる境涯です。
今の、あなたのままで、良いのです。
ただ、何をして遊ぶかだけです。 この世を・・・。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (95)
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