伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

二十(ふと)年の伊勢参拝 2

2008-08-18 16:18:16 | Weblog

外宮の社務所において、大々神楽の申し込みをしました。
代表者1名の名前のみを記入し、御祈祷の種類を神恩感謝
にしました。 次回は、国家安泰にしたいと思います。
そして、同席参列者の人数を記入します。今回は、知人一家
と一緒に御祈祷を受けました。 
子供達にも日本文化の良い勉強になると期待しながら、
外宮神楽殿の待合所に入殿しました。
早朝の為か、私達だけでした。とても広く清潔感のある空間
でした。フリーのドリンク機器が常備されていて、トイレも大変綺麗
でした。 20分ほど待機していると、神官が呼びに来られて
奥の神殿へと進みました。

神官による短い御祓いの後、2名の神巫女により御神前に
神札と
神饌(鰹節、するめ、昆布など)が供えられました。
この儀式が素晴らしかったのです。
奥の間から1名の神巫女が神饌を持参し、拝殿入口でもう
一人の神巫女が受け取り、神前に供えます。
これを参拝者の目前で何度も往復するのですが、2名の細
かい所作のタイミングが見事に一致します。
参拝者の目前、拝殿中央に神巫女が差し掛かると必ず1度
膝を曲げて体を沈めます。この所作は、参拝者の目前を歩く
会釈に感じられ、相方との呼吸を合わす為の動作にも思え
ました。 (これは、神前では
正中「中心」を重んじる為に、
正中を通る時に蹲踞(そんきょ)をして、神への敬意を現す
意味があるそうです)

私が今回、一番感心した事は、この2名の神巫女でした。
この二十歳前に見える若い神巫女に、神霊が寄っていたか
らです。 回りは、階級が上の男性の神官ばかりでしたが、
神霊の神気が寄れているのは2名の神巫女にでした。
今どきの神社の神巫女さんは、プライベートでは色々と遊ばれ
ている方も、たまに観かけます。しかし、伊勢神宮の神巫女
は流石に違いました。 厳しい精進を日頃からされているの
が分かりました。プライベートな時間も無い様に感じました。
神霊が寄れる、まさに聖女でした。

今回、もう一つ勉強になったことは、神舞の前に奏上された
上位の神官による祝詞でした。
今までに聞いた事が無いような祝詞奏上でした。
とてもゆっくりと、物語を語る様な優しい口調の祝詞でした。
伊勢神宮の優しい波動を言葉に変換した様な発声方法で
した。
もし、伊勢神宮で御祈祷を受けたいならば、一番基本の
御神楽(おかぐら、1万5千円)で充分だと思います。 
これでも私達には、大変に高価なものだと思いますが、
儀式終了後に頂く特殊な御札と、伊勢神宮の所有する海岸
で謹製された美味しい神饌は、充分に価値あるものでした。

頂いた大きな御札は、私の神棚に入りませんでした。
神棚正面の左端に木箱のふたを開けた状態で、神棚に接地
した状態で立てました。
神棚の無い方でも、御札に幅と厚みがあるので立てる事が
出来ますから、榊と水だけでも供えれば充分に神気が寄り
ます。榊が無理ならば、水だけでも出来るときに交換すれば
良いです。                        (続く)

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (184)
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