伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

二十(ふと)年の伊勢参拝 3

2008-08-19 18:55:11 | Weblog
今回の伊勢神宮外宮での参拝で受けた印象を説明します。
外宮本殿を拝礼した時、拝殿の奥から神霊の振動を感じま
した。 これは、毎回感じるものと同じものでした。
神の鎮まる神社において、神霊が実際に居られて停留して
いる時は、その神霊のエネルギー体から精妙な波動が出ている
ものです。 この波動は、何か問題が有る場合や、逆に神が
喜び勇む時は、振動する波動が大きく荒く成ります。
去年の参拝時は、この振動が大きくて霊聴では「ブ~ン」と
聞こえる程の振動でした。
これは、「神が鳴(な)る」状態だと表現できます。
この振動の感触を言語で説明するのが難しく、言葉では
「鳴る」が適切だと感じます。 「神がなる」・・・雷(カミナリ)の
語源かも知れません。
古代の人は、神が鳴り出したと感じると、無礼が有ったと分る
時は、これを鎮(しず)める為の改善を図り、神の喜びと受け
取った時は、村を上げて楽しむ祭りをしたと思います。
今回の外宮本殿の振動は、落ち着いていました。
他の外宮内の別宮も、1つを除いて全て、神が鎮まった状態
でした。

問題は、風宮(かぜのみや)でした。
例年は大人しく鎮まっているのですが、今回は大きく「鳴り」
始めていました。
日本が侵略されそうになった元寇の危機の時、外宮神官の
日記には、前日に風宮から雲煙が立ち上り、九州の方角へ
向けて飛び去った様子が記されています。
昭和の伊勢湾台風の時も、伊勢市が壊滅的被害を受けた時
に、わら屋根の全ての本殿が奇跡的に無傷でした。
しかし、風宮だけは全ての宮の身代わりで死ぬ様にして、
倒木によりペチャンコに成りました。

風宮に鎮まる神霊の正体は、スサノオ率いる祓戸四神の内
の一柱である、気吹戸主大神(イブキドヌシオオカミ)です。
スサノオの先祓いをする、この神霊が動き出し、鳴る必要が
無い未来で有って欲しいです。
この国土に生きる多くの人間が出す、現状への感謝の気が、
世の中の空気を変えて行き、風宮が発動せずに済むように
鎮めることが出来るでしょう。           (続く)

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コメント (146)
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