三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

極めても究めても奥が深い幌骨について その⑬

2019-01-25 10:21:53 | 日記
これまでに12台分の幌の制作を支援してきました。やはり一番厄介なのは、実車をもとに生産することができないところです。なかでも純正幌のちじみの問題が一番のポイントです。私は、いまこの部分を克服すべく各種データ化を行い、個々の幌構成部品を既製品化したいと考えています。今回、三菱ジープ互助会が選択した幌生地は、『EV帆布10号』というもので、自衛隊パジェロに採用された幌生地相当の性能を有する製品です。100%化学繊維でできており、ほぼ経年劣化がなく伸びもしなければちじみもしません。ちじみ率という漠然としたものがありますが、幌屋さんにこの計算をさせたくありません。そのために、皆さんにご協力をおねがいしたいことがあります。今回、パノラマトップしか所有していなかった私が、最終仕様の純正幌と幌骨を購入した理由はここにあります。特にポイントとなるところは、幌骨の寸法とドア幌の寸法です。

  

《三菱ジープ互助会のメンバーで純正幌をお使いの方がへのお願い その①》
 寒さが緩んだ時で結構ですので、まずは幌を装着した状態で以下の3点について、実車での測定データを教えて下さい。よろしくお願い致します。それぞれの参考画像もご覧ください。
 メーカーの整備解説書にも記載のないデータです。数人の方々からデータを頂戴できれば、近似値が求められると思います。ご協力、ご支援よろしくお願い致します。

 ①Bow rear topのリアシートから後方へ伸びる幌骨の角度(恐らく120°前後かと思われます)
  

 ②サイドのテンションベルトを張った状態でのテンションベルトの長さ(これで逆に角度も類推できると思います。)サイドのテンションベルトの長さは138㎝であることを確認しています。
  

 ③Bow top rear先端部分のリベットの位置(これで先端部分を何度まで倒しているかが確認できます。)非常に計算されつくした幌骨の設計に感心してしまいました。
  さすが三菱自動車の設計力は凄いです。
  

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

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