思いやりとお金

　　


　長年離婚せずに暮らす夫婦の人に何が一番の秘訣かと尋ねたら一番目に相手への思いやりと、


　２番目にお金で有り、３番目に浮気をしないという結果が出たと、テレビで言っていたと言う


　相手の思いやりは小さな事で、余り気が付かないように見える事が、相手には気が付いているのである。


　好きな物を見つけて買ってきてテブルの上に置いておくとか、


　小さな気使いが夫婦間の潤滑油になっているのかもしれない。


　２番目のお金は、勿論愛だけでは生活出来ないし、昔お金が無く別れた夫婦も見て来たが、


　或る程度のお金が無くては、愛が有れば何もいらないなんて言っても


　一時期ののぼせていた時で、冷めてくればお金も大切と思って来るのである。


　３番目の浮気は勿論良く無い事で有ろうが、或る人に依れば絶対に浮気を認めてはならないと言う事である。


　あくまでも否定して行けば、その内に相手が間違いだったと思わせるのであろうと


　私は推測するので有るが、責任を持って断言する事は出来ないが。


　私と彼女の事を心配して助言を頂いて、本当に有難いと思っていますが。


　私がタイから引き揚げて日本で暮らして居た時に３～４カ月、彼女との連絡を取っていなかった時期が有ります。


　彼女にも自立する良い機会と思いながら考えていました。


　のんびりとした日本の生活にエンジョイしていたのですが、何となく懐かしく連絡を取りました。


　彼女が電話に出て来てなぜ連絡をくれないかと怒っています。


　私は心配して夜も寝られないと言い、私は貴方からお金を送って貰わなくても


　自分で稼いで暮しているから心配は入らないと言い、だから連絡だけはして欲しいと言います。


　その後ですが私が少し働いて少し助けて遣ると言うと、貴方はもう年だから働かない方が良いと言います。


　彼女の事業も自然が相手の商売ですから、確実に儲かると言う事は無いですから、


　もしもの時に手助けをしてやれば良いと思っていますが。


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娘の就職が決まったらしい

　彼女に電話をすると暫らくして通じる、ピサヌロークに娘を送って、今家に帰って来たと言っていた。


　タイヤを買い替えて新しいタイやで有るが、車を掃除してタイヤも新しいのに雨が降って


　どろどろになったと残念がっていた。


　数日後にスィング　プゥリの町に行くと言っていたが、娘の就職先が決まったらしい。


　その町の日系の会社と言っていたが、詳しい事は解らないのであるが、


　娘の友達を入れて４人で車で行くと言う事だが、地図で見ると猿で有名なロップゥリ―の近くである。


　車で２時間３０分位掛かると言うが、彼女の運転では１時間以上はオーバするのではないかと思う。


　町で部屋も探すと言うので、大体決まったと思うのだが一寸早いのかと思うのである。


　遅くなったら夜の運転は怖いので、この町で１泊して帰ると言っていたので


　私もその方が良いと賛成していた。


　多分良く覚えていないが、南タイに行く時通った事が有ると思う。


　中国との摩擦で東南アジアに工場を移設する、日系企業が増えていると言う話だが、


　日本語学科を専攻した娘の希望がかなって良かったと思っている。


　どれだけ日本語が話せるかは私も良く解らないが、会社で使うとなると相当努力をしなければならないと思う。


　日本語の文法を習っているので、言葉によっては娘の方が正しい言葉を使う事も有るのだが、


　若い人は頭の回転も良く、１年位の間にも進歩も早いのであるが。


　話の最後に今何処かと尋ねると、まだ家に帰る途中だと言う


　普通は運転中は後で電話を掛けてくれと言うのに、道路に停車して電話をしていたらしい。


　送金の効果が有ったらしい。


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女性の海外進出

　街でも外国人と一緒に歩いている日本女性を良く見かけて、珍しい事では無くなっている。


　一昔前は嫁の来てが無いので、外国人のお嫁さんを貰う事が多いかったが、どの様に変化したのだろうか。


　テレビでは外国人の男性が、日本人女性と結婚して田舎暮らしをしているのが見かけるが。


　こんな所に日本人と言うテレビ番組が有るが、見ていると田舎の辺鄙な国で暮らしている日本女性が多い、


　外国のこんな環境で現地の男性と、結婚して暮らしている姿を見ると、私には真似は出来ないと思う。


　本当に女は強しと言う事であろう。


　話は少し古いがカンボジアで暮らしている若い女性を、尋ねて行った話しが有ったのだが


　養豚をしている女性で、初めに若いカンボジア男性が一緒に出て来たので、結婚しているのかと思ったら、


　雇い人と言う事であった。


　立派な養豚場に豚が多分４匹位しかいなかった、これでは採算が合わないと思ったのだが、


　話によると前までは数拾頭の豚がいたが、採算に合わないので売って


　将来又元の様な頭数の豚を飼いたいと言っていたが、驚いた事に彼女は経営者で無く、


　月数万円で雇われて居て、経営者は日本人と言う事で有り食べて行くのがやっとだ言うのであった。


　おまけに泥棒にも入られた事が有ると言う事だ、カンボジアの治安の悪いとこで


　良く働いている物だと思ったが、日本人の経営者も赤字が増えるばかりと思うのに


　経営を維持している物だと思ったのである。


　今では外国での駐在員も女性の人が珍しく無くなったと言う、安部首相は女性の役員を増やせと言っているが、


　良く言われる様に夫の協力なしでは無理であろう。


　男も炊事洗濯が出来なければ通用しない世の中に変わりつつあるのだろう。


　定年を迎える人は自分の事は自分でするようにしなければ、定年離婚で有る。


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驚愕の出来事

　タイに住む事を決めた時、彼女に死ぬまでタイには住まないし、何れ日本に帰ると言っていたのだ。


　それと子供は成人になるまで見てやれないので、子供は作らないと言っていた。


　彼女も娘が一人いて婿を貰えば良いのと、小さい子供を育てるのが大変で有るのと、タイでは生まれた子が


　男の子で有れば、せっかく育てても婿養子に出さなければならないので


　お金は掛かるし、育てても人の家に遣る様になるので、子供はいらないと言う。


　私としては男の都合の良いように聞こえるが、子供が出来れば可愛いけど後の責任が大変であるし、


　彼女と思惑が一致したのである。


　タイの医療事情を考えても日本の方が良いので、病気になったら日本に帰国すると言って有るのである。


　タイで暮らし始めて数年経った時である、彼女がどうも調子が悪くて数日掛かっても治らないので、


　ピッチットの私立病院に車で行く事にした、前に何回か行った事が有るのであるが、


　待っている患者は少なく暫らくして診察室に入って行った、診察室から出て来たので


　医者は何と言っていたかと聞くと、吐き気がしている所を見れば、妊娠か知れないと言ったらしい。


　聞いて吃驚である、まさかこんな事を言われるとは思いもよらなかった。


　又今度来て貰い詳しく調べると言う事で、薬を貰って帰ったのである。


　避妊の薬は飲んでいるのでこんな事は一度も無かったのであるが。


　彼女の言うにはタイの法律では、女性は２人子供を産まなければ、中絶手術は病院では受けられないと言う。


　彼女は子供は一人しか産んで居ないから、産まなければならないと言う。


　正規の病院以外の中絶手術は危なく、命の危険性が有る。


　ええーーと頭が真っ白になった、心の準備が出来ていない。


　帰って落ち着いて彼女と話しあったが、彼女は妊娠では無いだろうと言う。


　地元のクリニックで、妊娠検査薬が有ると言う事で買いに行く事にした。


　買って帰って検査した所、陰性で有った、あの藪医者がこれらだからタイの医者は信用できない。


　彼女は風邪をこじらせていたらしい。


　あの時本当だったら、気楽に日本で暮らせていなかったも知れないと思う事が有る。



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酔っぱらい女性

　散髪屋のお客さんが酒好きで、毎年開かれている、造り酒屋が軒を連ねる町の、日本酒の酒祭りに行くそうである。


　入場料を支払って会場に入れば、地元の酒蔵は勿論全国から集まった酒が試飲が出来るそうである。


　猪口を持って好きな銘柄の酒を飲み放題だそうだが、有名な銘柄の酒は直ぐ無くなるので、


　最初に行って何杯か飲んで、他の酒を試飲するそうである。


　お客は愛好者が全国から集まって着て、外国人も多く多く見かけるそうである。


　若い女性も多く見かけるそうだが、飲み過ぎて酔払っている女性も多く、


　それを狙って外国人が声を掛けて、ナンパをしていると言う事である。


　勿論酒を飲むので会場まで行くのにはJRの電車で有る、終電まで酔払って待っている事も有るらしい。


　期間は２日間らしいが酒好きの人は、近くのホテルに泊って２日間通う人もいるそうである。


　彼女も酒が飲める方である、昔バンコクで働いていた時は友達とカラオケに行き飲んでいたと言う。


　私が酒を飲めないので殆ど酒は飲んでいなかったが、私が日本に帰ってから親戚の集まり等で


　近頃は飲んでいるらしいが、陽気で明るくなるので良い酒である。


　私は彼女の酔払いは可愛くて好きである。


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余り嬉しくないのかな

　無理な水泳の練習が祟ったのか、今日で４日連続の下痢である、胃腸が弱く腹筋が弱いので


　腹筋を使う水泳は度々下痢に見舞われるが、下痢をすると痩せられるので羨ましいと言われるが、


　本人は大変な目に遭っているのであるが。


　昨日送金して電話をすると、あさ銀行に行ったけど、まだお金が振り込まれて無いと言って


　何か問題が発生したかと機嫌が悪いような言葉だ。


　午後には入っていると言うと、納得したようであるが、


　養殖カエルの飼料を買う為に６万バーツ位使って、殆どお金が残って居ないらしい。


　そお言えばカオ　パンサーでお寺から今帰ったばかりと言っていた。


　何か当てが狂ったように、ガッカリしていたようだが、思う様に何時も行く訳は無い。


　今日心配になって電話すると、送金のバーツの金額と有難うと言っていた。


　円安でお金を送っても１万円で３０００円を切っていれば、有難味も少ないのだろう。


　お寺に行くのを止めて、車の税金と車の摩耗して危ないからタイヤーを買いに行くと言う事だ。


　養殖カエルは順調に大きくなっているが、出荷は今月の終わりで位で、今丁度お金が無かったと言う。


　養殖池の近くに見張り小屋兼カエルの飼料置場を建てるのと、電気を引くのにお金がいるらしい。


　ロン　トーン（投資）でお金が出て行くと言うが、規模を大きくすればお金は出て行く。


　彼女のやり方は自転車操業の様な物だと思うが、自立して食べていけるようになる事を祈るばかりだ。



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暴れ馬

　こんな事を書くとひんしゅくを買うのかも知れないが、タイの女性は暴れ馬の様に感じる事が有る。


　ロデオの様に降り落されないように、必死に鞍にしがみ付いて居なければならない様な気もする事がある。


　こんな事を書くのも我が町で見た、ファランの気の毒な話が蘇るからである。


　前に少し書いたかもしれないが、セブンで昼頃自転車に乗って、ソーセイジ入りのパンを買いに来て居た


　小柄な年寄りの頭が禿げたファランを良く見かけていた、パンを買うと又自転車に乗って帰って行った。


　暫らくすると姿を見かけなくなった、彼女に聞くと付き合ってるタイ人女性に追い出されたと言う。


　その女性は幹線道路に店を建てていて、出来あがる寸前で内装工事をしていた。


　ファランは本国から持って来たお金が無くなり、出て行けと度々迫られていたらしいが、


　遂に追い出せれた様だ。


　タイに来たら物価も安いし、俄かに金持ちになった様な気がするがこれが間違いの元で有る。


　車は日本より高いし、電化製品も壊れやすい、エアコンでは無くク―ラである。


　ネズミやチィン　チョウと言うヤモリが巣を作ったり、配線を齧ったりで故障する。


　外国人は皆金持ちだと勘違いして、物を欲しがり如何に今買っていたら得だと話しだす。


　ついつい話に乗って投資をしても、利益は上がらず損である。


　乗馬出来るようになるまでは落馬したり、骨折をしながら上手くなって行くのだろう。


　だがタイに居れば彼女が頼りである、私の身を心配してくれる優しい心も有る。


　他のタイ女性とは私は違うと言って来る、それが一番の支えであるが、


　空港でお互いに見付けた時の、出迎えてくれる笑顔が何とも言えない幸を感じるのである。



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御支援有難う御座います

　一度はこう言う題で書きたいと思っていたのであるが、写真も載せ無くだらだらと書いているのに


　こんなに支持を頂いて有難う御座います。


　今日も早朝のバイトのに出てジムに行き、走り泳いで帰って来たのですが、段々と体力が付いて来た様に思います。


　昨日は地元球団が勝つか引き分ければ、CSが地元開催されると言う事でテレビを見ていましたが、


　残念ながら実力の差か負けてしまいました。


　眠い目を擦りながら起きていましたが、逆転され又諦めるのも肝心と寝てしまいました。


　帰ってから頭の髪の毛が伸びてるので気になり、行き付けの理容院に電話をする。


　この頃は美容院、理容院は予約制の所が多い、平日の午前中は暇なので多分大丈夫と思い電話したのである。


　直ぐ来てくれと言うので行くと戸が閉まっている、誰も居ないが入って待っていると、


　トイレから出て来て、直ぐに仕事に掛かってくれる。


　今日は向うから色々と休みに行った所の話をしだす、宮島に行き外人が多かったとか、


　コーヒの上手い店が有り坂を登ってくたびれたが、景色が良かった等話してくれる。


　何時もなら私が話をリードするのだが今日は良く喋る、私にタイに何時行くのかと聞くが、


　当分の間は行かないと答える。


　そう言えば彼女が雨が良く降るが、雨量は少なくその度にマンゴの花に薬品を


　散布しないといけないので大変とこぼして居る。


　花の開花は少なく、今年のマンゴは期待が出来ないと言っている状況は変わらない様だ。


　日本の散髪は顔のマッサージや肩を揉んでくれたりする。


　一時間以上掛かって終わった、頭がすっきりすると気持ちが良い。


　タイの散髪は安いが髪を切ってくれたら終わりである、後は帰って髪を洗わなければならない。


　髪を染めるのは彼女が染めてくれる、髪を切る度に思い出し何か懐かしい。


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ああ疲れました

　ジムから帰りに銀行に寄って、ATMで送金の金額を東京の銀行に送った、これで彼女の約束をはたしたと


　思ってタイの彼女に電話したのである。


　丁度養殖カエルの飼料を買って、お金が無くて困っていた時と言って感謝されたのであるが。


　暫らくすると東京の銀行から電話が有り、名義人を出してくれと言う。


　その人と話さないと送金が出来ないと言うが、何時もその人の名義で送金していて問題は無かったのだ、


　今居ないと言うと、話が出来るまで送れないと言う。


　どうしても拉致が明かないので送り返してくれと言う、規則は規則だから諦める事にしたが、


　送金した銀行に行って、送り返して貰える手続きをしなくてはいけないと言う。


　送金した銀行に事情を説明すると、簡単な経過と手続きの書類を持って来いと言う事である。


　又銀行に向かうが待ってる人は少ないが、何回か窓口に行ったり来たりで有る。


　やっと書類が出来手数料を支払い、お金は口座に戻って来るのは２～３日は掛かると言う。


　彼女に電話して経過を話し、御免お金の送金は遅れると話す。


　糠喜びとなった事を話すのには気が引けるが、仕方ないがないが気の毒である。


　インターネットで調べると、限度額が少しオーバしていたのである。


　又手数料を払って送らなければならない、良く調べて居ればこんな事は起こらないのに、


　今日は疲れたので何も書く気にはなれない。


　何時まで経ってもおっちょこちょいの性格は治らない、失敗は成功の元で有る。


　また明日は頑張ろう。


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早期退職

　私がタイに住んでいた時にお会いした人には、会社を早期退職をして奥さんの国タイで暮らしている人を


　多く見かけたのだが、その人によって事情が違うのと思うが、


　今日本は黒字経営の会社でも、リストラをしている所が有ると書いて有るが、


　体力が有る内に不採算部門を切り捨てると言う事らしい。


　だがスポーツジムに来ている人に聞いて見ると、定年後元の会社に２～３年は働いていたと言う人達が多い。


　移住してタイに暮らして行こうと言う人は、早く移り住んで生活をしたいとのと、


　早期退職制度を利用して退職金を上乗せして貰い、将来の設計図を描いていられるのだろうと思うのだが。


　今の企業は上が閊えていて、会社に踏みとどまっても将来の未透視が立たず


　見切りを付けて新しい道を探すのも良い事と思う。


　今海外移住の人気は、マレーシアが日本では一番となっているようだが、


　私は宗教的にはイスラム教は一番馴染が無く、良く解らないのではないかと思う。


　イスラム教を信じる人が悪いと言う事では無く、リビアでは親切にして貰ったが


　一番宗教として制約が多いと思うのであるが、ラマダン、豚肉を食べない、


　女性は結婚すると親族以外に顔を見せ無い等有り、女性の顔をちらっと見ていたら側に居た男性に


　いちゃもんを付けられたと等、注意しなくてはならない点が多く有り


　治安と暮し易いだけではなく、現地で短期間暮して見るのが良いと思うが


　昔はオーストラリアとかカナダと言っていたが、現在では所得が上がって


　現在の庶民の資産では暮して行けないと言う。



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タイ族とは

　私はタイに行って暮しはじめるまで、タイの国はタイ族が殆どを占めている国と思っていた。


　日本は海に囲まれているので、ヤマト民族と思っても間違いないと思うが、


　陸続きのタイでは民族の移動が容易で有り、どの様な人が純粋なタイ族とは、


　田舎で暮らして居た私は解らないので有った。


　今は殆どの人が色々な民族の血が混じった混血で、タイ語を公式用語としていると言うのが正しいのだと思う。


　中華系の人はタイ経済を握っていると言われているが、我が田舎町でも大きい商店は中華系であるし。


　タイ人と言われてる店は少ないのであり、これだけ中華系の人がこの町を支配しているとは驚きである。


　中華系の人の店は奥に中国の神様を祭ってあり、墓もタイの人の墓とは違い派手で大きい。


　タイでも南部の方はイスラム教徒が多いと言う事だが、北部のピサヌロークやピチットにもイスラム寺院が有り


　イスラム教徒が全国的にも散らばっているのと思うし、我が町でもキリスト教徒の人々がいて


　キリスト教徒の集団埋葬の墓地が有り、町の中心から近くに有り、彼女に指摘されて


　そう言えば十字架が立っているなと思ったが、木の木立の寂しげなところに有り、


　さすが私でももう一度見に行きたいとは思わなかった。


　仏教徒の私は日本では寺にお参りに行く事は無いが、タイでは彼女に連れられて行く事が有るが、


　近くの寺は説教の時間が長い、普通の寺の倍位の時間が掛かる、


　だから誘われても余り行く気がしないが、終わった後はやれやれと思いながら帰るのである。



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日々平安なり

　私事で恐縮ですが毎日何事も無かった様な日々を過しています。


　タイから日本に帰って来たのは、勿論カエルの養殖等が思う様に行かず、悩んだ事も有りますが。


　スポーツの観戦が好きな私は、インターネットの情報では物足りなくなったのと、


　タイでは得られない娯楽が日本には有り、テレビ、映画、音楽等を楽しみたいと思った訳でも有ります。


　タイで日本では経験出来ない事も出くわししましたが、長く住んで居れば新鮮さも薄れて来て、


　感動する事も無くなって来る、先立つ物も少なくなって来る。


　今考えれば彼女も私が居れば事業にも口を挟むが、私が居ない今では、自分の思い通りの仕事が出来る、


　現在の生活を満足している様子である。


　適当に仕送りしてくれて、１年に何回かタイに訪れてくれれば良いのではないかと


　思っている様で有る。


　日本に居ればケーブルテレビで、地元の野球球団の試合を殆ど見る事が出来るが、


　球場には余り行きたくない、００女子とか言って女性が入場者の半分以上と言う、


　私が行っていた頃は若い女性の姿は無く、本当に野球が好きな男達で有る。


　痛烈なヤジが飛び見ている人の笑い声が聞こえる。


　今はテーマパークの様な雰囲気で、ヤジを言う雰囲気では無い、


　球団も選手に金を掛けづ、グッ―の売り上げなどで黒字の商売上手である。


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我が町のファラン

　我が田舎町ではファラン（白人）の家が数十軒建っているし、その数も年々増えている。


　だが殆どのファランは本国で仕事をしていて、休暇でタイに来る人が殆どで、


　タイの家はタイ人嫁の家族が管理していて、休暇に妻子共々タイに来る人も多い。


　ファランは年間の休暇日数が多いのと、長期休暇を取れるので日本人から見ると羨ましい限りだ。


　仕事をリタイヤ―した人も私の知っている限り数人いるが、ロングステービザでタイ暮らしの様だ。


　ファランの中には英語教師となって働いている人もいるが、タイで事業をしているのは２～３人である。


　東南アジア諸国は経済発展が著しいのでファランにしても、国に依っては年金生活は苦しくなっていると思います。


　私が住んでいた頃は衣食住には余りお金が掛からないが、何故かその他の支出の金額が出て行く、


　事業をすると初期投資も相当額に成るし、タイで買う製品は直ぐ壊れる。


　井戸も数か所掘ったが水が出ないで埋め戻しているし、マンゴの果樹園で掘った井戸は今も健在だが


　苗木の時に水を遣る時に使ったが、大きくなった現在は使う事が無い


　雨の少ない時期にマンゴに水をやれば良いと思うが、彼女は水をやっても意味が無いと言う。


　私は彼女の家族に援助をした事が少なく、それだけでも恵まれていたのかもしれないが。


　タイ暮らしでは必要な物しか買わず、要らぬ事に手を出さない事が、賢明な生き方かもしれない。


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家族間のルール

　無事冷蔵庫も修理で治り、音も前より静かで良いと言う事で有ったが、日本食の調味料も使えそうで


　冷蔵庫に入れていると言う事だが、魚は駄目だと言ったが多分干物類だろうと思うが、何が有ったか思い出せない。


　彼女の家族にはルール見たいな物が存在する、例えば仕事を手伝って貰えば、それはその日数は働いて返し


　そして親兄弟の間には金銭の支払いは無いと言う事だ。


　親戚の間には都合によっては金銭で支払っている事が多い。


　義弟の嫁は家の仕事が無い時はマンゴの果樹園等時々手伝ってくれるが、お金を手渡しても受け取らない。


　そう言う事では義理がたいと思うが、彼女に言わせば他の事で面倒を見ていると言っていた。


　義兄はその点抜け目なく彼女に何日手伝ったのに、まだ返してくれて無いと言っているらしい。


　車は昔は我が家の車しか無かったが、今は義父、義弟、義兄と購入してるが、


　他の家族がその車を利用する場合は、ガソリン代としてピチットまでは、いくらと一律に代金が決まっており


　都市の距離によって支払う様になっている。


　我が家の車は４ドアで荷台が狭いしスプリングも柔らかいので、積荷が余り積まれない


　義弟の車は２ドアで積載量も多く積まれるので、義弟が暇な日に頼んで重い品物を購入する時頼むのであるが、


　ガソリン代に少し上乗せした金額だので、店で頼む運送費より安く付くなのだ。


　義兄はブルトーザーを持っているので、養殖池を掘る時にはガソリン代だけで支払っているが、


　その代り義兄のマンゴの出荷の時は我が家のトラックターを使っている。


　家族間に互いに助け合う精神が浸透しているが、日本では核家族で仕事で互いに助け合う事は


　殆ど見受けられないと思うのである。


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