窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

赤が目立たない、タンチョウ

2023-12-21 18:24:44 | タンチョウのいる風景
頭の頂が赤くない。黒っぽく見える。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ 赤が目立たない、タンチョウ ★
 
ヒナを連れた、れっきとした大人のタンチョウ。
 
 
タンチョウと言えば冬季でも赤い頭をしていると思っていた。
 
12月のタンチョウ夫婦の頭は黒色だ。
じっくり見ると皮ふの赤が薄っすら見える。
 
 
繫殖期露出している頭の赤い皮膚。今時期は黒い羽毛が生えているのだ。
 
オスもメスも黒い。さすが、寒さ対策をしっかりしているのだ。
 

ヒナを護る、タンチョウ夫婦

2023-10-20 16:48:23 | タンチョウのいる風景
タンチョウのヒナが大きくなった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ ヒナを護る、タンチョウ夫婦 ★
 
1度失敗した夫婦。2度目の産卵で1羽のヒナを育てた。
 
海辺の葦原を生息なわばりにする。いい環境とは言えないが今季はヒナを持つ
ことができた。
 
 
3羽で行動中、2羽の成鳥が入ってきた。
春から夏の期間は猛烈な勢いで追い出すが、今時期はゆるい。ヒナがなわばり
の外に侵入して行くせいで縄張り意識が薄れるせいか。
 
 
休んでいるヒナの近くに入ってきたので、夫婦が威嚇を始めた。
 
侵入ペアに向かい、くちばしを上に向け首を伸ばす。しきりに伸ばす。
ヒナに近寄ると繰り返してやる。威嚇的な仕草かな。
 
 
必死さが伝わったのか、侵入夫婦は遠ざかって行った。

タンチョウ親子散策

2023-10-17 17:07:50 | タンチョウのいる風景
秋の草原は寂しい。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ タンチョウ親子散策 ★
 
びっしり生えていた丈の高い単子葉が地面に這いつくばってしまう。強力な
低気圧が通過した証拠だ。
 
野付半島は海に突き出た砂嘴だ。全国でもこんなところはない。おかげで風の
影響を受ける。小説「嵐が丘」のヒースランドっぽい。
 
 
歩きやすくなったせいでタンチョウの親子がやってきている。
 
キリギリスやバッタの仲間が草むらに潜んでいるからだ。ゆっくり歩きながら
草の中の虫を探しては食べている。
 
今年のヒナに生きていく知恵を授けている。昆虫は栄養が豊富で、成長には最適だ。
 
 
ゆっくり歩いて行くと休んでいるシカの親子に出会った。
顔なじみらしく、のんびりしたもんだ。

タンチョウと2番草刈り

2023-09-18 14:34:16 | タンチョウのいる風景
9月に入っても暑いと天候悪いが繰り返してる。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ タンチョウと2番草刈り ★
 
酪農家はハラハラドキドキ。草を刈るタイミングを計ってる。
 
 
間違えるとサイレージがうまくいかない。トウモロコシを含め、穀物の高騰で
収入を圧迫している。
 
美味い牛乳を作るために必死だ。
 
 
晴れ間が見えると急ピッチで草刈りが始まる。乾燥した大地に乾草が並ぶ。
それをトラクターが集めて回る。
 
 
待ってました。
牧草地の周りに残された森からタンチョウ夫婦が現れる。
 
 
バッタやミミズがわんさといる。カラスやトビが来る前にいただきます。