窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

チュウヒ、のんびり

2023-12-13 17:18:37 | 山野の鳥
12月に入っても、野付半島の草原をチュウヒが舞っていた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ チュウヒ、のんびり ★
 
これも気温が下がってこないせいだろうか。エゾヤチネズミがまだ活発に
動き回っているせいか。
 
とにかくこれまでの経験と常識が吹っ飛んできている。当てにならん。
 
 
顔面を見るとフクロウっぽい。ネズミを狙う時は地面に顔を向け、必死に
音源をとらえようとしている。そう見える。眼もいいのだろう。
 
 
獲物を見つけると一点でふわふわ、宙に止まるように静止飛行をするが、
それ以外は草地をなでるように、擦るように飛んで行く。
 
警戒心が強く、なかなか近づけない。曲者である。
 

北極圏からようこそ

2023-12-07 12:45:57 | 山野の鳥
1羽ですが、テトラポットの上にユキホオジロ。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。 
 
 
 
          ★ 北極圏からようこそ ★
 
今季初めての出会い。すぐに飛んでしまう。
 
シマエナガの人気が上昇しましたが、ユキホオジロはバードウッチャーの
一部の人に大人気。
 
全国から多くのファンがやってこられます。だが・・・・・。
 
野付半島の植物環境が今年の温暖化と爆弾低気圧のせいで随分変化した。
 
彼らが好きなハマニンニクが減った。そのため広範囲に飛びまわり、神出鬼没。
 
一所に集まらず、広範囲に行動している。
 
 
遠くから起こしになるユキホオジロファンのみなさま、出会いに恵まれます
ように。                        
 
ご苦労さま。

 


ノスリの頭かき

2023-12-03 19:29:43 | 山野の鳥
11月に入ってからノスリによく出会う。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ノスリの頭かき ★
 
普段はチュウヒをよく見かける。草原をふわふわ飛ぶタカ類だが、野付半島
ではこの時季にノスリが多い。
 
コミミズクにとっては、天敵だ。ノスリがコミミズクを襲う現場を見たが、
実際捕獲して食べる。
 
でも、この時期は草が風で倒され、エゾヤチネズミが捕りやすくなっている
からだろう。
 
 
森の中では早めに見つかり、接近するのは大変だ。警戒心が強い。それに比べ、
野付半島の草原は、おおらかだ。
 
電柱や枯れ木に止まり、休んでいる。近寄っても逃げない。頭を掻いてリラッ
クスしている。
 
 
鳥は脊椎骨が癒合しているので、背を曲げることができない。
だが、頸を自在に曲げることができるので、脚を使って直接掻いている。
 
ユーモラスで笑える。どうもすみません的な。リラックスしてるなと思って
しまう。

トビの渡り

2023-10-12 20:08:28 | 山野の鳥
トビが集まってきた。毎年、この時季に急に増える。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
             ★ トビの渡り ★
 
地元のトビが集まって来ているのか、北の方で繁殖してきたトビなのか、
毎年悩む。
 
 
上空で旋回し、ワシタカの渡りに似ている。
 
 
私は北の方から派。
 
色が薄いの、濃いいの、個体差があり、愉しんでいる。
 
 
冬季に越冬している個体もいるので渡ってきているかと思う。
 

アオサギも渡り立ち

2023-10-07 16:45:30 | 山野の鳥
アオサギの行動が変わってきた。多くの個体が一所に集まってる。
 
 
             ★アオサギも渡り立ち★ 
 
干潟で採餌している個体が少ない。ダイサギも合流してる。
 
 
飛び出すとまだ体の小さな今年生まれのヒナもたくさん混じっている。
 
干潮になると一面に採餌してたアオサギ。
 
 
ある日、スッパと消える。寂しい干潟になる。