窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ノビタキのオス

2022-06-29 14:54:47 | 山野の鳥
 ようやくノビタキのヒナが巣立ちした。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
             ★ ノビタキのオス ★
 
ばらけたヒナたちに親たちはせっせと餌を運ぶ。
 
 
草原を歩くとよく親子と出会う。のんびり屋のヒナたちを護るために親たちは
威嚇と警戒の声を出す。護るという必死さが体から伝わってくる。
 
 
オスの羽は先の茶色の部分がすり減って黒い部分が露出してる。
翼の先も経たってきて割れてきている。
 
苦労が羽に出てきていて、頭が下がる。
 

 


夏鳥、アオサギ

2022-06-28 13:25:03 | 山野の鳥
野付湾のキャパシティーは奥深い。いったいどれくらいの渡り鳥を賄えるのか。
想像するだけでもわくわくする。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
            ★ 夏鳥、アオサギ ★
 
アオサギは以前は少なかったが、このところ数が増えている。干潟が出てくると
数百ものアオサギが点在して採餌をしています。
 
 
今時期は親鳥ばかりで、潮が上がってくるとさっさと帰って行く。
 
後背地の森にはどのくらいのコロニーがあるか、分かりません。北大の研究者が
来ているようですが、自分で探すのは大変です。
 
野付湾だけではなくアカハラやキュウリウオ、サクラマス、ヤツメウナギが
たくさん上がる河川にも入り、生活しているからです。
 
 
お旺盛なヒナの食欲を満たすために魚が手軽に採れる干潟に、潮が引くと
やってきます。

 


干潟のタンチョウ

2022-06-25 17:34:32 | タンチョウのいる風景
このタンチョウ夫婦は今年も営巣に失敗。
 
 
海辺で縄張りを持つことはヒナを育てるにはいい環境ではないようだ。
 
干潮になると魚を捕りに来る。飽食すると砂の丘に上がり、休息する。
 
 
この時の穏やかな表情はいいもんだ。

 


西別岳の花:チシマゼキショウ

2022-06-23 18:28:42 | 植物

チシマゼキショウは発見地の千島に基づき、岩礫地に生え、葉がショウブ

(菖蒲)に似ていることから付いた名前。

山地の岩場に生える多年草。厚くて固い葉が根元から重なり合ってのびる。

花は円錐状の花序に密に付く。

地味だけどお気に入りの花です。