窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

タンチョウが越冬している

2022-01-30 18:37:08 | タンチョウのいる風景
河口まで凍る床丹川。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ タンチョウが越冬している ★
 
干潮、満潮のたびに河口の氷は割れます。その広くない干潟でタンチョウの
ペアが越冬しているのを見つけました。
 
       右上の氷の陰に2羽のタンチョウがいます。
 
割れた氷が打ち上げられた岸辺に2羽のタンチョウがくつろいでいます。
昨夜できた薄氷が張っていますが、気温が上がると割れて流されます。
 
 
浅瀬になると餌場になり、彼らもお腹を満たすことができるようです。
 
 
昨夜はマイナス15度以下になったせいで氷の花が咲いています。綺麗な景
色にタンチョウが融け込み、つい見落とすところでした。
 
 
いないと思っていたのでびっくりです。
 
 

 


雪の無い海岸線へ

2022-01-29 17:15:14 | エゾジカの四季
12月、根室地方の積雪はすくなかった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 雪の無い海岸線へ ★
 
野付半島に入り込んでくるエゾジカは多くなかった。1月に入り、爆弾低気圧
通過した時に雪が大量に降った。
 
 
しかも湿った雪。ふわふわだった雪が締まる。歩きにくくなる。その後に降
った雪は締まった雪面の上を走り、吹き溜まる。
 
 
森に棲むエゾジカには苦節の季節。脚で雪を掘り起こせない。歩くのも大変。
木の皮を齧るシカが増えてきた。
 
 
それを眼にしだしてから野付半島のエゾジカの数が増えだした。
海に突き出た半島は風が強く雪が吹き飛ばされ、積雪が少ないのだ。
 
 
10年以上前は1000頭以上のエゾジカが集まっていたことがある。雪はエゾジカを
苦しめる。
 
 
普段は夕方に現れるシカたちは人気が無いと海岸に出てくる。
警戒心の強いメスの群れがゆっくり浜辺の枯れ草を食べている光景に出合った。

 


雪の無い海岸線へ

2022-01-29 17:14:59 | エゾジカの四季
12月、根室地方の積雪はすくなかった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 雪の無い海岸線へ ★
 
野付半島に入り込んでくるエゾジカは多くなかった。1月に入り、爆弾低気圧
通過した時に雪が大量に降った。
 
 
しかも湿った雪。ふわふわだった雪が締まる。歩きにくくなる。その後に降
った雪は締まった雪面の上を走り、吹き溜まる。
 
 
森に棲むエゾジカには苦節の季節。脚で雪を掘り起こせない。歩くのも大変。
木の皮を齧るシカが増えてきた。
 
 
それを眼にしだしてから野付半島のエゾジカの数が増えだした。
海に突き出た半島は風が強く雪が吹き飛ばされ、積雪が少ないのだ。
 
 
10年以上前は1000頭以上のエゾジカが集まっていたことがある。雪はエゾジカを
苦しめる。
 
 
普段は夕方に現れるシカたちは人気が無いと海岸に出てくる。
警戒心の強いメスの群れがゆっくり浜辺の枯れ草を食べている光景に出合った。

 


親子水入らず、オオハクチョウ

2022-01-28 20:04:08 | オオハクチョウのいる風景
オオハクチョウがたくさん集まる食事処では、親子はアマモ取るのに助け合う。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ 親子水入らず、オオハクチョウ ★
 
親は逆立ちをして深いところのアマモを引き上げる。子も同じようにやるけど
親ほどうまくない。
 
 
引き揚げてきたアマモは親子で分け合い、仲良く食べる。効率よく食べていく。
力が付いてきた子は次第にうまくなるが、親ほどではない。一人でもやれるが、
つい親に頼っている。
 
 
アマモがたくさん一所に集められることはそうそうないから、他の成鳥も懸命
採っている。親は負けじと頑張り、子も見よう見まねでアマモ取りに集中し
いる。
 
 
その光景、可愛いのである。
 

 


居残りオオハクチョウの食事処

2022-01-27 20:47:09 | オオハクチョウのいる風景
今、100羽ほどのオオハクチョウが野付半島周辺に居残っています。
羽が真っ白な成鳥が多いのですが、灰色の羽をした昨年生まれの若さんも
います。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
        ★ 居残りオオハクチョウの食事処 ★
 
彼らは天候によりアマモが集まる場所を求め、凍らない水面で分散して
食事をしています。
 
 
が、風向きなどでアマモが河口付近に集まると浅瀬で採りやすいのか、
オオハクチョウがたくさん集まっていることがあります。
 
 
その情報がどのように仲間に伝わるか分かりませんが、分散していた鳥たちが
集まってきます。
 
 
日ごろは警戒心が強いのに、この時ばかりは近寄って来ます。
それだけ必死なのでしょうか。