町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

地下化直前の渋谷駅

2014年11月30日 | 東京急行電鉄

副都心線との直通運転に伴い地下化された東急東横線渋谷駅ですが、早いものであれから1年9ヶ月が経過し解体工事も完了してしまい、駅の面影が薄れつつある今日この頃ですが、フォルダを整理していたら色々と通勤途中に撮った画像が出てきたのでお目にかけたいと思います。

ヒカリエの展望台より、特徴的だった蒲鉾屋根の形状がよくわかるカットです。目下再開発工事があちらこちらで進んでいるので雑然とした雰囲気が漂っていますね。よく見ると、歩道橋から駅にカメラを向ける人の姿が・・・。こちらも近い将来見れなくなるであろう東急百貨店から顔を出した01系。キュービックスタイルのアルミボディで登場時は話題をさらった同系も、気づけば車齢30年余りの大ベテランになり廃車が出る時代になってしまいました。見た目だけなら陳腐化しているようには見えないんですけどね・・・。歩道橋より。地下化まであと数日ということもあり、多くの人がシャッターを切っていました。こうして見ていると、この巨大ターミナルが消滅するなんてまだ実感が持てませんでした。

午前中の駅構内。廃止直前とは思えない日常のゆっくりした時間が流れます。

「あ、地下鉄の電車がいるよ!」 直通を控えて、乗務員教習も兼ねたメトロ車両の営業運転が行われていましたが、副都心線と線路が繋がっていないこの時点ではまだ珍しい存在で注目を浴びていました。

今後の再開発工事で高層ビルの建設が本格化すれば、かつて東横線の終点が桜木町だったことを知らない人が増えて来たようにこの場所に東横線が発着していたと言われても信じて貰えなくなくなりそうな気さえしますね。絶え間なく変化し生まれ変わろうとする街と駅の今後を想像すると楽しみな反面、見慣れた光景が遠い過去の物になって行くのはやはり寂しさを禁じえません。

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越後交通の元東急車(記事の修正と写真を追加しました。)

2014年11月04日 | 東急バス

去る7月の事になりますが、E129系投入により置き換えが決定した新潟地区の115系と、えちごトキメキ鉄道への譲渡が発表され今後の動向が注目されるE127系0番台への乗車をすべく青春18きっぷで新潟方面へ遠征して来ました。今回は純粋にこの両系列への乗車を楽しむことがメインの旅程でしたが、帰りは時間に余裕が出来たので駆け足ながら越後交通の路線を訪問して参りました。

越後交通グループは新潟県中越地方に路線を展開する路線バス会社で現在はバス専業ですが、かつては鉄道事業も行っており国鉄来迎寺駅から寺泊駅(この当時、国鉄越後線の寺泊駅は大河津駅を名乗っていた為、現在のJR寺泊駅とは異なります)に至る長岡線と、悠久山駅から長岡駅を経由し栃尾駅に至る軽便鉄道の栃尾線の2路線を運営していました。1959(昭和34)年から1966(昭和41)年まで東京急行電鉄の傘下に入っていた関係で、東急バスとほぼ同じ銀色車体に赤い帯を纏うカラーが特徴になっています。 今回の旅の始まりは柏崎駅と長岡駅を結ぶ急行バスに乗るべく、新潟5時56分発の越後線1620Mに乗車し柏崎駅へ向かいました。駅へ降り立つと、早速北越後観光バス所属のブルーリボンがやって来ました。ちなみに、後ろにチラッと写っているレインボーのノンステップ車も東急バスからの移籍車両です。いきなり東急譲渡車を2台も見たので第一ランナーは首都圏中古車を期待して待っていると、やって来たのはプロパー車の富士重7Eで少々がっかり…でしたが…。

終点の長岡駅に着いたら下の写真のコレが現れました。元東急バスのいすゞキュービック、U-LV324Lです。実はこの時カメラのバッテリーが切れてしまい、iPhoneで慌てて撮影したためお粗末な画像になってしまいました(涙)この日はエコトピア寿線の運用に就いており短時間ながら久々に6QB2型エンジンの力強いサウンドを堪能出来ました。(見難い画像だったので差し替えの上、新しい画像を追加しました)

終点のエコトピア寿にて。越後交通のカラーは正面の赤帯の塗り分けが異なっているのですが、エプロンで隠れているのでこうしてみると、東急バスそのものにしか見えませんね。そして気になる車内設備はというと・・・。

車内後方から。停留所名表示器がデジタルの運賃表示器になり中ドアに整理券発行機が付いた以外、殆ど変化していません。ちなみにこの車両は車体再生工事を受けているため、一時期の東急バスの特徴だった青地に縦じま模様のモケットは交換されてしまっています。

前方から。優先席表示や携帯電話の使用制限なども東急時代の物をそのまま存置しています。数十分の折り返し時間の後、再びこの車で引き返し、長岡駅へ戻り今度は東口へ。

最初は悠久山辺りへ行こうかと思いましたが、東急のブルーリボンが上見附車庫行きに充当されていた事、時刻表を確認したら往復しても帰りの列車に余裕で間に合うことが判明し急遽予定を変更しこちらに乗り込みました。終点の上見附車庫でブルーリボンの2ショット。この長岡駅東口からの路線は、かつての栃尾線の区間にほぼ平行して走行しており終点の上見附車庫は上見附駅の所在地でした。現在は車庫としての機能は無く小規模な案内所を併設した折り返し場として使用されており、すぐ目の前には大規模なスーパーマーケットが建っています。

長岡駅から乗車して来たブルーリボン。ちなみに、横っ腹に書かれているEKKのロゴは親会社だった東京急行電鉄の旧ロゴ(TKK)に倣いEchigo Kotsu Kabushikigaishaの頭文字を取って付けたものらしいです。

今回は鉄道旅行のついでの為あまりいい写真が撮れませんでしたが、首都圏からの転入車による世代交代も進んでいるので早いうちに撮影をやり直したいですね。

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神奈中バスの車内音声変更

2014年11月01日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

既にあちこちで話題になっていますが、本日1日より神奈中の車内放送が変更になっていました。アドベルのホームページでは、まず横浜・舞岡・大和管内からでその他の営業所も順次切り替えて行くようですね。

今度の新放送はどうやら川崎市交通局と同じアナウンサーが担当しているようですが、個人的には神奈中の歴代放送の中では現在の森田夕里さんの低いトーンで話す放送が気に入っていたので少々残念であります。微細な変化ではありますが、頻繁に利用する路線で耳に馴染みのある放送の声がいつの間にか変わってしまうのは一抹の寂しさを感じてしまいます。

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