町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

大井町線の少数派8500系

2017年09月28日 | 東京急行電鉄

2003年3月19日より開始された東武伊勢崎線との直通開始に伴い、5000系に置き換えられて大井町線に転籍して来た8500系の分割編成ですが、今年で15年目を迎えました。既に田園都市線所属の10両編成は新形式の2020系により置き換えられる事が決定していますが、大井町線で運用される5両編成4本(8638F・8639F・8640F・8641F)に関しては特に廃車の計画はなく、しばらくは現状を維持するようです。

緑各停に充当され中線を行く8640F。1986年の登場で9000系と同時期に登場した事から、車内設備に同系列の設計を一部反映させています。田園都市線所属時は8641Fと組んだ5両+5両の分割10両編成を組み、大井町線での予備車不足の際はどちらかが運用される事が多くありました。

上の8640Fの相方だった8641Fです。10両編成組成の際に中間に連結されていたデハ8640とデハ8541は幌枠と渡り板を装備しており、大井町線専用車になった際に撤去された今も車内の乗務員室仕切りの構造が異なる為、分割編成であったことが容易に判別出来ます。

 

9000系と経年は同じではありますが、今や東急では唯一の界磁チョッパ制御車になり保守面でも手間の掛かる車両になっているようで、いつまで走れるやら此方にも要注目ですね。

 

 

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東京モノレール1000形未更新車両

2017年09月24日 | モノレール・新交通システム

新形式10000形の登場で順次置き換えられる事が発表され、既に廃車も出ている東京モノレールの1000形ですが一部編成は2015年度より再リニューアルが施行され、塗装の再変更や座席の更新が行われ今暫くの活躍が約束されました。現在の1000形はリニューアル塗装に2000年から登場した青とオレンジの2代目塗装、登場時旧塗装、旧型車をイメージした紅白塗装の4種類を見ることが出来ます。そこで、近いうちに見られなくなるであろう2代目塗装と登場時のリバイバル塗装編成を出勤途中に撮影して来ました。

現在も依然として主力車両として活躍する1000形ですが、以前の旧型車両は比較的代替のサイクルが早めでしたが、既に営業開始から28年目を迎えています。この塗装も初登場から17年が経過しており、すっかり定着しました。

1989年の登場から2000年まで纏っていたクリームに赤と黒のカラー。東京モノレールでは初となる6両固定編成に流線型のスマートなスタイルで沿線に新風を吹き込みました。上の2代目塗装も軽快で良いですが、やはり1000形はこの塗装のイメージですね。

オールクロスシートの車内設備。台車が収まるスペースの関係で大きな段差が出来ていますが、この部分は荷物置き場とし、先頭の車両では前向き座席を配置して先頭からの景色を楽しめるようにしています。片開きのドアも関東地方の通勤電車では今や珍しい存在になりましたね。

ワンマン化改造時に設置された路線図式の車内案内表示器とドアチャイム(上部のスピーカーより開閉時に鳴動)です。かつて営団地下鉄01系・02系が採用していた物に似た方式ですが、モノレールも現在は液晶画面やLED表示の設置が当然になり、この設備も時代を感じさせる部分になりました。

 

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不遇の少数派、東武30000系

2017年09月22日 | 東武鉄道

東武鉄道30000系は半蔵門線の押上延伸に伴う直通運転に備えて設計され、2003年3月19日から乗り入れを開始していますが、直通先である田園都市線の激しい混雑で中間に連結される先頭車がネックとなり、早くも2005年に2代目の直通専用車50050系が登場し順次地上専用車になりました。その結果、2017年現在は6両編成+4両編成の2本が細々と運用されるのみになっています。

東急8500系の撮影時、運良く31606F+31406Fに遭遇出来ました。この編成の他には31609F+31409Fが残留し、東武鉄道からの直通車は50050系18編成と併せ20本体制となり、曜日を問わず17編成(3本は予備)が運用されます。

三社直通運用から早期に外される原因になった先頭車両同士の連結部。浅草~曳船間は20m車10両編成に対応していないことや、当時の工場の検査施設が10両編成の入場を不可能にしている為に6両と4両を2編成繋いで10両編成を組む構成になりましたが、朝夕の殺人的ラッシュでキャパが限界に達している田園都市線ではこれが問題視される事になってしまいました。この程度のデッドスペースでも厄介な存在になるようでは、田園都市線の路線計画自体に問題があったとしか思えないのですが・・・。

車内設備はグレー系を貴重にした淡く落ち着いた空間です。ロングシート部分の手すりは後年設置されました。袖仕切りは背の低いタイプですが、もう1編成の31609F+31409Fでは背の高い仕切を装備しています。

ドア上に千鳥配置されている車内案内表示器はLED式で、向かって左に種別・行先(各駅停車では種別は無表示)を常に固定表示する、通勤電車では余り見られないタイプです。この装備は日比谷線直通用の20070系にも採用されました。

 

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横浜高速鉄道Y500系ラッピング電車

2017年09月20日 | 東京急行電鉄

副都心線との直通運転開始後から、運用範囲が拡大され8両編成6本(内1編成は事故により総合車両製作所に入場中)の少数派であることからすっかり見かける機会が少なくなってしまった横浜高速鉄道Y500系のラッピング電車を2編成続けて捉えました。

2013年からプロ野球シーズン開幕と共に運転される横浜DeNA・ベイスターズのラッピング電車。今年はトップナンバーY511編成が充当されましたが、期間中に西武球場前への乗り入れは実現するでしょうか・・・?

ベイスターズトレインに続いて、赤レンガ倉庫の開館15周年記念ラッピング電車がやって来ました。温もり、輝き、驚き、賑わいをイメージした4種類のラッピングを2編成に施し運用していますが、偶然にも第2編成のY512Fでした。

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バスまつり2017その2

2017年09月18日 | 都営バス

サブ会場での撮影会の後、バスまつりメイン会場を一通り見て回った後は、臨時便の増発で続々とやって来る都営バスの車両を捉えました。

芝信用金庫のラッピングを纏う平成27年度導入のエルガ、S-A668(QPG-LV234L3)です。行先表示がフルカラーLEDになった姿は初めて撮影しましたが、かつての色付き方向幕を思わせますね。

上の写真と全くの同型式で三色LEDの行先表示、ラッピング無しのプレーンな姿を保つS-A666号車です。待機中は通常なら回送の表示になりますが、運転士さんが数多い撮影者に配慮したのか“東京都交通局”の表示を出していました。

今年も会場内で抽選販売を行う部品販売コーナーには更新で不要になった方向幕や料金機に停留所名表示器、都市新バスのヘッドマークなど多様な品が並びました。座席や停留所のサイン類もありましたが、筆者は今年も予算の都合で購入は見送ってしまいました。

今年はみんくる柄のモケットで製作したソファーがラインナップに加わりました。家具として実用的なので、これは赤と青の両方を揃えたいですね・・・。

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