町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

【台風19号から約2週間】がんばれ箱根登山鉄道

2019年10月27日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

台風19号が過ぎてから約2週間が経過しましたが、連日伝えられる各所での甚大な被害は自然の脅威をまざまざと実感させられます。鉄道に関してもそれは例外ではなく、既に話題になっている北陸新幹線車両基地水没などかつてない悲惨な状況が続き、完全な復旧まではまだまだ時間が掛かるでしょう。

関東地方でも鉄道各線で被害を被りましたが、とりわけ箱根登山鉄道では記録的豪雨により山岳区間である箱根湯本~強羅間の線路が流出・崩落してしまう惨状になってしまいました・・・。

現在は箱根湯本~宮ノ下間で路線バスによる代行を実施していますが、秋から冬の観光シーズンを前にしての被害で年内の復旧は不可能であることから、大きな痛手になってしまいます。

今年は大涌谷の火山活動により、箱根ロープウェイも運転を見合わせるなど不安な状況が続いていましたが、一部区間の運転を再開した矢先に登山電車が甚大な被害に遭うというのは、実に不運という他ありません。

本来なら今年は鉄道線開通100周年の記念すべき年でしたが、自然災害が際立つ激動の一年になってしまいました。箱根登山鉄道始め、中小私鉄各社でも被害が報告されていますが、長期間の不通は経営への悪化に繋がる為、この先どうなるかが心配です・・・。画像は全て今年の夏にサンナナを撮影した時のついでのカットですが、一日も早く日常が戻ることを心から願っています。

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【朗報】東急東横線の青ガエル、続投へ。

2019年10月25日 | 東京急行電鉄

東横線90周年を記念して、初代5000系をイメージした緑のラッピングを2代目5000系に施して運用して来た東急ですが、めでたく続投が決まり90周年の装飾を省いて再び運用に復帰しました。現行の姿はまだ撮影出来ていませんが、90周年verは何回撮影したかと思いSDカードを漁ると、まともなのが出て来たのでUPします。

緑に全身ラッピングされ90周年のヘッドマークを掲げている5122F。側面を見ると90周年記念の表示がかつての急行サボを模しているなど、かなり凝っています。

今後は8500系の伊豆のなつ号のように、特別カラー編成として親しまれて行くと思いますが、外観は画一的に見える東横線の5000系一族もカラフルになりましたね。

車内設備は通常の5000系そのものですが、せっかく特別な編成になったので、座席モケットも初代5000系を模したオリジナルの臙脂モケットにしてしまうくらいでも良かったのでは・・・。

渋谷駅ハチ公前に置かれている初代と比較すると、何となくこの車両の要素を盛り込んでいることが薄っすら伝わりますね。


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遂に引退、赤帯相鉄7000系。

2019年10月21日 | 相模鉄道

去る1014日の鉄道の日に、相模大塚駅構内で12000系との撮影会が行われたのを最後に、7000系が引退しました。これにより長年に渡り続いた赤系帯+無塗装アルミ車体の系列が消滅することになり、一つの歴史が終わりを告げました。

この高運転台+無塗装アルミ車体は1974年に登場した中型旧性能車の更新車2100系で確立し、その成功を受けて初代の中型高性能車を更新した2代目5000系(登場時は5100系)も類似した設計の車体で登場、最後に新6000系で実績を得た走行機器を組み合わせた決定版として7000系が1975年より導入されたことにより、昭和期の相鉄を代表するスタイルになりました。

昭和も終わりに近付いた1986年には正面スタイルを大幅に設計変更した新7000系が加わり、平成に入って8000系や9000系が登場してからも主力車両として安定した活躍が続きましたが、2009年に11000系の登場で本格的な廃車が始まり、本年2019年からJR直通用の12000系が登場し所定の数出揃ったことで遂に終焉を迎えました。

先頭車と中間車が向き合って連結され、幌で繋げられる姿は7000系までは日常的に見ることが出来る光景でしたが、それも見納めになりました。

首を振る扇風機や、大きく張り出した冷房ユニットが今となってはレトロな雰囲気を漂わせる車内設備(クハ7709で撮影)、手すりが少ないこともあり、広々として見えますね。

今回引退の7000系も大変息の長い活躍でしたが同時期に登場した車両が続々姿を消す中で、44年の長きに渡り愛用されたことは賞賛に値するでしょう。来月にはいよいよ相鉄新横浜線の一期区間開通によるJR線直通運転が開始されますが、その直前の引退は歴史の終わりと始まりを強く印象付ける出来事と感じました。



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【悲報】武蔵野線205系、メルヘン顔が消滅へ

2019年10月03日 | JR線

E231系・209500番台の置き換えが進む武蔵野線の205系ですが、1991年より導入された通称メルヘン顔の生え抜き編成の内、最後まで残存していたM65編成が運用離脱してしまいました。これにて新製配置された編成は全て消滅になりました。

京葉線向けに配置されたグループと同様に、正面デザインを曲面にしたことが特徴的な武蔵野線向け205系。京葉線の単なる色違いに見えますが、中身は更に改良されており、車内の吊り手を三角形に変更し戸閉装置を6扉車や相模線向け500番台と同様鴨居部に収める直動式にしています。また、走行機器関係では唯一耐雪ブレーキを標準装備していることも特徴でした。相模線の205系が豊田電車区から国府津電車区に移管されることが決定した際は、4両化の上で乗務員訓練に使用された実績もあります。

編成数が少ない為、出会う機会に恵まれず車内の写真が撮影出来なかったのが残念ですが、走行する姿は収められたので、まぁ良し、としておきましょう。

武蔵野線に配置の205系は、全編成がインドネシアへ譲渡することが発表されており、メルヘン顔編成に関しても先に渡ったグループが既に当地で活躍を始めていますが、末長い活躍を願いたいですね。



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