町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

2017東武ファンフェスタ開催

2017年11月19日 | 東武鉄道

2005年に実施されて以来、恒例行事となった東武ファンフェスタが埼玉県久喜市の南栗橋車両管区で開催されました。これまで筆者は東武のイベントには殆ど参加したことがありませんでしたが、今年は新型特急電車500系や三代目となる日比谷線直通車70000系も展示に登場するとの告知があったので、休暇を取り参加して来ました。

車両展示会場の撮影時間は15分毎の完全入れ替え制だったので、少々駆け足ですが、先ずは展示車両全編成の並びを撮影。

東武鉄道としては26年ぶりに登場した500系“Ravaty(リバティー)”と、日光東照宮四百年式年大祭を記念して2015年に塗装を改め登場した100系“日光詣スペーシア”です。車体のスタイルが登場した年代を物語りますが、共に現代の東武鉄道のフラッグシップとして活躍しています。500系の方は、奥山清行氏(Ken Okuyama)がデザインを担当した為JR東日本の特急電車とも通じる部分が見受けられますね。

新旧“りょうもう”号の並び。展示されたのは30000系通勤車の実績を踏まえて1998年に登場し、VVVFインバーター制御・ボルスタレス台車を採用した200系とは完全に別物の250系です。1800系は唯一改造なども受けずに予備車的な存在で活躍する1819Fが登場しました。現在はイベント列車の役割を8111Fに譲りつつありますが、何かと臨時列車や展示会などで姿を見せ、健在ぶりをアピールしています。

東武博物館所有の動態保存車両8111Fと野田線60000系、日比谷線直通車70000系です。写真では判別出来ませんが、8000系8111Fは区間急行・とうきょうスカイツリー行き、60000系は急行・大宮行き、70000系は八丁堀行きの表示で並べられました。70000系は配色が原色に近い赤の為、青系主体の60000と並ぶと好対照を見せます。

ついでに会場入り口付近に置かれていたSL大樹用にJR北海道から譲渡されて来た14系客車ですが、何故かトレインマークには北斗星を掲げていました。座席車ではありますが、一応入っているんですね・・・。

工場内のドア開閉操作体験コーナーでは、今年で浅草口の運用から撤退した6050系が使用されていました。種別は下今市で鬼怒川線系統の特急に乗継ぎ出来る“特急連絡”の表示を出しています。

 

 

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JRバス関東碓氷線

2017年11月13日 | JR線

今か丁度20年前の1997年10月1日、北陸新幹線の高崎~長野駅間開業に伴い碓氷峠を越える難所として知られた信越本線の横川~軽井沢間が廃止されJRバス関東による列車代替バスが開設されました。以前は貸切観光バス用だったスーパーハイデッカー車が運用される事もありましたが、現在はトップドアの路線車で運行されています。

横川駅を出発したM538-004406(日産ディーゼルKL-UA452TAN・2004年式)。現在の碓氷線の専用車で、横川~軽井沢間を約34分で結びます。

おまけに駅前の待機場に停められていた、H654-004504(三菱ふそうエアロバスKL-MS86MP・2004年式)です。この車両は元々千葉県の八日市場支店(2015年より新設の東関東支店へ引継ぎ)に配置されていたトイレ付き4列シート車で東京都内にも高速バスで姿を見せていましたが、小諸に転入し貸切車となりました。両者とも、まだ新しい印象がありますが、すっかり古参車両の領域になってしまいましたね。

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京王9000系・地上線用8両編成

2017年11月10日 | 京王電鉄(電車・バス)

9000系0番台は老朽化が進んでいた6000系の代替として、また社名を「京王帝都電鉄」から「京王電鉄」に変更してから初の新形式として登場しました。当初の計画では、8両単独ないし京王八王子側に2両編成を増結した10両編成での都営新宿線直通運用も視野に入れられていましたが、VVVFインバータ制御装置が当時採用されていた新宿線のアナログ式ATC装置に干渉してしまう恐れがあった関係で京王線のみでの運用に留まり、デジタルATC化後の翌年2006年からは直通対応の10両編成が登場したため現在まで京王線専用車として運用されています。

各駅停車に充当中の9708F。2両編成を増結した際は幌で繋げるように、先頭部は幌枠と台座が設置されており帯が途切れています。しかし、地上区間のみでの運用の為、8両+2両での10両編成組成時でも貫通路・幌を使用することは無く非常用の扱いに留まっています(現在の連結相手である7000系はそもそも幌が無い)。

土曜休日は8両の長編成ながら競馬場線折返し運用に就く姿も。平日は2両編成のワンマン車が充当されますが、8両が運用される際は他線同様に車掌が乗務するツーマン体制です。

背の高い袖仕切上部に更に手摺を設置しているのは9000系でしか見られない特徴です。化粧板仕上げで四隅の角ばった窓を採用する側扉や、グレーの木目調で妻窓を設ける車端部など、独自色の濃さが際立ち、やや設備が簡略化された10両編成より上質な空間ですね。

ドア上に千鳥配置のLED表示や、開閉で音色を分けているドアチャイムは京王初の採用でした。9000系に合わせて8000系や7000系VVVF化改造車、井の頭線1000系初期車にも設置されますが、何れも写真のタイプとは別物のようで9000系とは文字の書体が異なっています。2006年~2007年製造の10両編成5本と共に自動放送が未だに設置されていないので、早期に新設してもらいたいところです。

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中野駅で見かけた京王バス車両

2017年11月01日 | 京王電鉄(電車・バス)

以前から低床車の導入を積極的に行ってきた京王バスグループでは、ノンステップ低床車の間でも比較的早くから世代交代が始まっており、草創期に導入されたグループは既に全廃されました。その中で一時期京王バスで大量に投入された中型ロング車は、現状も纏まった数の活躍が見れるものの既に代替の時期を迎え廃車が着々と進み、地方都市の事業者への移籍が確認されるようになりました。今回は仕事で中野駅に立ち寄った時に、南口のバス乗り場で捉えた車両を載せて行きます。

京王バス東・中野営業所に所属する日産ディーゼル・KL-JP252NAN(2005年式)、A40567号車です。筆者としては、ついこの間現れた感覚が抜けませんが、既に配置から12年も経過しています。同車は一時期、八王子市にある高尾の森わくわくビレッジの広告を纏っていたことがありましたが、現在は解除され写真のようにノーマルな姿に戻っています。

上と全くの同型式で、広告も掲出していないA40258号車。中型ロング車の中ではそこそこ経年が浅い為か、中野営業所管内で割りと目にする事が出来ます。しかし、既に10年以上が経過した現在ではいつ代替の対象になっても不思議ではありません・・・。

中71系統に充当の三菱ふそう・エアロミディMKノンステップTKG-MK27FK(2013年式)、D30651号車。主力の日野レインボーⅡに混じり活躍しています。

いすゞエルガ・・・ではなく、OEM車の日野自動車ブルーリボンⅡ・QPG-KV234L3(2014年式)。三菱ふそうの大型車と並ぶ京王バスの主力車種です。乗客の目線では、いすゞ車との相違点は前照灯と車内のプレートなどでしか見出せません。モデルチェンジ後は形態差が一層薄れた為、趣味的視点では面白味が無くなってしまいました。

 

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