町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

平成28年度熊本地震の報を受けて

2016年04月17日 | 鉄道・バス雑記

2016年4月14日(木)、熊本県で最大震度7の大地震が発生し、県内全域を始め九州地方各地に甚大な被害を齎す事となってしまったのは周知の通りですが、この地震発生翌日16日の発表によると重傷者190名、並びに軽傷者807名、また不幸にして被害に遭われた方の中には倒壊した建造物の下敷きになるなどして、これまで発表の9名に加え、26名の死亡が確認されてしまいました。

現時点で政府からは自衛隊始め警察・消防・海上保安庁・医療部隊を最大限投入し2万人規模での救出・救助活動を行うことが発表されましたが、今後救助活動が迅速に進行する事と被害が拡大する事がない事を願うとともに、不幸にして犠牲になられた方々のご冥福を心より申し上げます。また、過酷な現場の最前線で活動されている関係者の皆様には深く敬意を表します。

2012年訪問時に撮影した元・都営三田線の熊本電鉄6000形。各社鉄道路線にも甚大な被害が報告されていますが、今後早期復旧を願うばかりです。

本年春に元・銀座線の01形に置き換えられて引退した東急5000系。同車は今後も保存される事が決定しました。

特定検診のラッピングを纏う熊本市交通局1090型電車。

VVVFインバーター制御で一層近代的な姿の9200形、こちらも大宝堂の広告を纏っています。

ところで、既に報告されている通り大規模な災害が発生すると、必ず色々なデマ情報が出回ってしまいますがTwitterを始めネットで見聞きした情報は安易に拡散せず、必ず信頼できるかどうかを精査しなければなりません。以下のリンクのHPから発信される情報は全て公式のものであり、特に信頼性が確実で参考になるかと思います。

首相官邸公式ホームページ http://www.kantei.go.jp/

気象庁・地震情報 http://www.jma.go.jp/jp/quake/

NHK生活・防災(Twitter)https://twitter.com/nhk_seikatsu

日本赤十字社(被災地への義援金などは赤十字社でも受け付けています)http://www.jrc.or.jp/

 

繰り返しになりますが、被災地の1日も早い復興と共に安定した生活が戻る事を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜新都市交通シーサイドライン1000形

2016年04月10日 | モノレール・新交通システム

去る先週4月2日はシーサイドラインフェスタ2016が並木車両基地内で開催されましたが、残念ながら筆者は仕事が入ってしまい行くことが出来なくなってしまいました。そこで画像は何か無いもんか・・・とSDカードを漁っていたら引退直前の1000形の写真があったので載せていきます。

八景島駅に進入する1000形、トップナンバー編成でラストランも務めました。今はステンレスにカラフルな幾何学模様の2000形に置き換えられましたが、やっぱりシーサイドラインといえばこの色、この車両ですよねえ。1989年7月の開業時に5両編成17本が製造され、長らく活躍して来ましたが2007年に第7編成が車体修繕の対象から外され初の廃車が発生し、その後暫く動きは見られませんでしたが、2011年より2000形の登場で本格的な置き換えが始まり2014年5月24日を以て全編成が運用を終了しました。

1000形の車内設備、撮影モードを切り替えなかったせいで暗めに写ってしまいました。。。ロングシートに1.3メートルの両開き扉を配した通勤電車らしい車内ですが、ブラインドの代わりに横引きカーテンを設けているのが特徴でした。

さよなら運転を終えて並木車両基地に入庫した1000形、正面には職員お手製のボードを掲出しています。隣の編成も既に車籍を消されています。

2000形に囲まれる1000形。運転終了後に解体作業の準備に取り掛かるのかと思いきや、ひとまず5両まるごと保管される事になって一安心です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東急クマ

2016年04月03日 | 東京急行電鉄

開け放たれているデハ3456の戸袋に目をやると、懐かしい以前の注意喚起ステッカーが現在でも残っていました。

東急電車では御馴染みクマのキャラクターのドアステッカー。東横線に9000系が登場した辺りから現れたもので、文字の変更など微細に変化はしているものの、30年余りの長期に渡りドア際で乗客に注意を促し続けています。某大手イラストサイトでは「ノーパン熊」「はいてない」と残念なあだ名を付けられているこのクマですが、イラストレーターの原田治さんが東急からの依頼でデザインを手がけたもので、ご本人の日記にその顛末が書かれていました。

http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20120907 どうも何処かで見たようなクマだと思っていたら、日立ルームエアコンのクマの流用だったんですね。

ちなみに2代目がこちら。1998年頃にリニューアルされ、子供に配慮したのか注意を促す文章が平仮名と片仮名に変更されました。また駆け込み乗車防止のステッカーは広告に変更され上下に離れて貼り付けられるようになっています。ちなみにこのステッカー、秩父鉄道の7500系のもので、この他には伊賀鉄道など譲渡されて他県へ行ってもまだ変わらずに注意を呼びかけているのですから実に働き者です(笑)

現行のクマがこちら。新しい東急のゆるキャラ「のるるん」が登場したので取って代わられるのかと思いきやデザインはそのままに灰色の枠線が消えて車内側から貼り付けられるようになり、裏面(車外)には新たな注意書きが追加されました。何の気なしに見ている注意書きですが、実は裏で結構色んな考えがあって作られているんですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする