町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

冬の風物詩・ヨコハマ鉄道模型フェスタ2015

2015年02月07日 | 鉄道・バス雑記

すっかり御馴染みになったランドマークプラザのヨコハマ鉄道模型フェスタが今年も2月6日(金)~2月8日(日)に開催されることになり、出勤前の短い時間ですが足を運んで参りました。今年は東急3500の鉄コレ発売で、電車市場ブースの方が盛り上がっていましたが、今回私の最初の目的は、小田急電鉄のブースです。

小田急電鉄のグッズショップ・TRAINSの名物店長として親しまれてきた濱崎氏が、今月15日をもって引退との突然の発表・・・。濱崎店長には以前、個人的にお世話になったこともあり、挨拶がてらに訪ねて参りました。今年も相変わらずの盛況振りでしたが忙しいにも関わらず、いつも通りの気さくな対応をして頂き、深く感謝しております。さて、前置きが長くなってしまいましたが、気になった商品のポスターを撮ってまいりましたのでアップいたします。

セイジクリームの4両セットが出たのでバリエーションが何れ展開されるとは思っていましたが、東上線の10両編成が製品化されるとは予想外でした。先頭車の印象把握に定評のある鉄コレですので、なかなか面白そうな展開ですね。

遂に来ました、京王3000系譲渡車両と熊電6000形も鉄コレ化です。北陸鉄道は今回のラインナップでは浅野川線に在籍する狭幅車体・片開き扉の8800系ですが今後広幅車体両開き扉の8900系や、石川線用の7700系などのバリエーションが待ち遠しいですね。上毛線もフィヨルドグリーンの他に残り7色でレインボーカラー全編成の製品化が後々予想されますが、私鉄好きの私には財布に大打撃です・・・(嬉々)それにしても、熊電6000形を出すなら、青ガエルも電車市場名義で現在の単行仕様と本家東急仕様を再生産してくれませんかね??

今回、一番ビックリだったのはコレです。。。EVOシリーズの最初の製品が103系初期型だったので、次回作も無難に国鉄の通勤・近郊型電車かと思いきやコキだって(呆然)当然、未塗装組み立てキットとしてのリリースでしょうが、KATOとTOMIXの完成品が大量に出回っている今果たして売れるんでしょうかね。塗料や台車(←今までのキット形態を考えたら台車は当然別売りですよね?)まで揃えたら、完成品買って車番をインレタで変える方がよほど簡単な気がするのですが、果たしてどんな商品展開になるのやら。あの余計な開閉ギミックが付いた妙なコンテナといい、最近のGMはやることがよく分からないですね~・・・。

ラウンドハウスからは小野田線の長門本山支線で2003年まで活躍したクモハ42がリリースとのこと。飯田線シリーズの色替えになるのでしょうが、私もスカ色クモハ42を見たときに、Assyパーツで1両揃えて塗り替えてみようかな・・・と思っていただけにこれは朗報!! しかし、来月には東急5050系の発売も控えていますし、また今年も散財尽くしになりそうな予感です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辻堂海浜公園の小田急クハ2658号車

2015年02月01日 | 小田急電鉄

先日に小田急5000形を記事にしましたが、記事の文章を書きながらあれこれ考えていたら、ふと2600形の保存車両を久々に見たくなり2658号車が保存展示されている藤沢市の辻堂海浜公園に行って来ました。後年行われた補修工事であちらこちら原型離れしてしまい、現役当時の姿とは異なってしまっているものの2600・4000・5000形が全車両消え、現存するのは小田急自身が喜多見で保管している2670号車と厚木市消防学校の2657号車の3両のみとなってしまったうち通年車内に立ち入り往年の小田急通勤電車の雰囲気を楽しめるのは、この2658号車だけなんですよね・・・(厚木市の方は駐車場から外観だけなら自由に見れますが)

正門から延々歩き、交通公園の方へ進むと馴染み深いアイボリーホワイトの車体にロイヤルブルーの帯を纏った懐かしい顔が見えて来ました。ちなみに、正面の行先表示は急行・新宿行きを出していますが、行先の方は5000形からの発生品と思われる英字表記タイプに交換されています。

後方から見ると、前回の補修工事から時間がかなり経ってしまっているせいか、錆びが目立つようになってしまいました。とはいえ、公園の立地上、海が近く潮風に晒されている車両保存には最悪の環境でこのコンディションを保っているのはまだいい方なのかも知れません。

側面の方向幕は現役当時のままでした。かつては5000形や9000形も電照式の表示の後に種別を大書きしたこの幕を装備していたことがあり、2600形の6両編成(2653Fを除く※当初、2672Fと書きましたが誤りでした。訂正いたします)のみが最後までこの幕を維持しました。こっちも錆が浮いて痛々しい・・・。

この2658号車は、もともと6両編成の新宿方先頭車でしたが近郊各停の8両編成化に伴う組み換えで余剰になった車両の一つでした。他の車両はそのまま廃車~解体処分になりましたが、このクハ2658は保存の対象に選ばれ1994年にこの地へとやってきました。それまでは2200形の2218号車が保存されていたのですが、塩害による傷みで処分されることになってしまいその代替として置かれることになったのです。

車内はそれなりに清掃を行っているためか、良好な状態を保っていました。座席がピンクのバケットシートに交換されてしまっていますが、5000形6連の廃車発生品を転用したようです。どうせ転用するなら4連の青い座席を持って来ればベストだったと思うのですが。

客室は手が加えられていますが、乗務員室の機器は殆ど現役当時のままでした。厳重に施錠されていることもあってか部品の欠損は見られません。現代の電車を見慣れると針のメーターや扇風機の付いた運転席はアナログな雰囲気で時代を感じさせますね。

車端部の座席には、2004年まで見られた“シルバーシート”の表示が残っていました。しかし、扉の注意表示は以前の青と白の物から現行の英字入りステッカーに貼り替えられてしまいました。今のデザインのステッカーは鋼製車には似合わないですね、やっぱり。

今は錆びが浮き、ちょっと痛々しい姿になってしまった2658号車ですが、小田急自身の保存車が非公開になっている今、かつての小田急通勤電車の生きた姿を今に伝える貴重な存在なので、再び徹底した整備が行われまた美しい姿を披露してくれることを願いたいものですね。

※保存車両の記事ですが、小田急の車両なので小田急電鉄のカテゴリーにしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする