のびたとブレイク

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新婦父月の沙漠歌う想い

2017年01月12日 08時32分39秒 | うたごえ

昨日のコメントで 父が親戚の結婚式で 『月の沙漠』を歌ったことが懐かしいとある方が書いた

お父様がどんな想いを この歌に乗せたのだろうか

もしかしたら 可愛い姪御さんをお嫁さんに出す 父親の様な心境だったのだろうか

 

私は添乗員をしている時 必ずハーモニカを携えて ツアーのどこかでお客様に披露した

怒られたことは無い 旅の途中でただバスの車中にあるとき 帰り道の心地よい疲れの中で演奏する

時には 「もしご存じならば皆さん一緒に歌って下さい」 そんな時 車内が大合唱になる

 

 

あるとき 『月の沙漠』を演奏していたら 最前列の私と同年配の男性が涙をぬぐい始めた

バスがトイレ休憩の時に そっと 彼に聴いた 「何かこの曲に哀しい想い出でもあるのですか?」

『いえ 違うのですよ 恥ずかしいけれど こんなことがあったのですよ』と彼は語りだした

 

『実は娘の結婚式の時に この歌を歌ったんですよ』 としみじみ語る

『娘の相手は西欧の海外駐在員で 結婚式が済んだら向こうで暮らすのですよ』

『何か 遠いところに行ってしまうような気持ちで この歌を歌ったのです』

 

私も娘が海外でなくとも 結婚式の晩は寂しくて 涙が止まらなかった

だからこの気持ちがすごく分かる 私はその晩 サウナに行って汗と共に溢れる涙をごまかしたものだ

今まで一緒の家庭に居て 昨日まで毎日帰ってきたのに 今日からは もう居ないのだ

 

聴いていて 一緒に涙が出そうになった

「それで その後はどうしていますか?」と私が聞いた

『はい 子どもも出来て多くは無いけれど 年に一度は帰って来るのですよ』と 笑っていた

 

 

70歳まで ほぼ11年 添乗員をしていたから 多くの想い出が浮かぶ

特に歌にまつわるものはかなりあり それは 時折 私をいつまでも和ませる

さて 今日は 下町のうたごえ 多くの愛する仲間たちと 楽しい時間を共有できる幸せが待っている

 

     最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (22)
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