のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

梅の樹にドイツの女性が現れた

2017年02月08日 09時35分38秒 | うたごえ

家から歩いて ほぼ一万歩の距離に都立・木場公園がある 昔 ここに木場があった広大な公園だ

ここに隣接して河津桜が咲いて居るはずで これが目的であった

並木のように咲いて居るが まだ5.6分咲きと言うところだろうか

 

 

そして次が公園の内部にある植物園である まだ花は殆ど無く人影も見えない

片隅に梅の樹がある たった一本だが白く咲いて むしろ美しさが際立つ

まさか こんなところにメジロは居ないだろうと思いつつ 周囲にも目を遣る

 

 

いた いた 一羽だけ それも臆病だから 隣の松に潜んで待っている

まあ いいか 梅の写真を撮ろう 花にカメラを向けた

運良く先日のように メジロが飛び込んでこないだろうか そんな期待もしながら待ったが来ない

 

 

うん? 人の気配? カメラを放すと 私のそばに若い女性が居る

えっ あんな広大な公園で それこそ このコーナーは誰も人が居なかったのに?

突然現れた! そんな表現が私の気持ちにふさわしかった

 

『あそこにメジロが居るよ』 どぎまぎしながら私が指差した

彼女も眼を遣るが言葉が出て来ない 『ほら メジロ』 もう一度私が言う 何か言いたそうだが 『・・・・』

そうだった 外国人だ それも中国系では無い 『日本語分かりますか?』 『ほんの少し』

 

少しほっとした 英語も分からないし 中国語なら少し分かるけれど これでは通じない

『メジロ』ともう一度指差して教える メジロは通じない 『小鳥』 思いつくまま教える 『コトリ?』

『いつ 日本に来たの?』 『先週来たばかり』 この先週の言葉がなかなか出て来なかった

 

 

『観光ですか?』 いいえ ホームステイで働きながら日本語を学んでいます』

まだ一週間 相手も ある程度 日本語を学んでから来日はしているだろうけれど 片言である

何か話をしたいが言葉が出ない 『ドイツ語は難しいですね』 ソウデスカ?』 と笑っていた

 

『私が知っているドイツ語 ダンケシェン』 『??・・・』 『ダンケ』 『オゥー ダンケ・・アリガトウ』

『グーテンダーク』 『オゥー グーテンダーク』 『イッヒ リーベン ティツヒ』 『オウ・・ハハハ・・』

『ワタシ アナタヲ スキデス・・ネ』 これは本当は言ってはいけない 私はあなたを愛してますの意(笑)

 

でも思いつく言葉はそれで終わり 『この歌知っている?』 野ばら の歌の一小節をハミングしてみた

以前は原語で歌えたが出て来ない 彼女が歌い出せば思い出せる鴨のねらいであったが知らないらしい

『ドイツへ行って見たいな ドナウ川も見たい』 『ドナウ?』 どうやら全く発音が違うらしい

 

本当はもう少し話したいが 日本語も難しそうで 諦めた

彼女も笑って受け答えしていたから 嫌な感じでは無さそうであった

『さようなら をなんと言うの?』 『。。。。』 教えてくれたが うまく発音できない 3度試みたがダメだ

 

『ダンケ・・・』 と言って手を振って別れの挨拶をした 彼女も手を振って笑顔で応えた

くるっと廻って入口へ向かった また 遠くで眼が会った

大きく手を降ったら 向こうでも 大きく手を回していた 梅の樹の精かな?(笑)

 

 

それにしても 最近の私 花にカメラを向けていると 突然何かが起こる

最初は河津桜 花にカメラを向けていたら 話好きのおじさんが突然現れた これはあまり歓迎では無い

次が梅だ カメラの視界に突然メジロが飛び込み それも心行くまで撮らせてくれた

 

そして また梅である 誰も居ないような公園で突然 そばに現れたのだから不思議さえ感じた

偶然なったにすぎないが こうして花にカメラを向けていると 何かが起こる

最後が一番良かったな(笑) めったに言葉も交わせないドイツの若い女性と話が出来たのだから

 

 

    最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (22)
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