のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

藤の花ビルを覆いて滝となる

2017年04月27日 08時27分50秒 | うたごえ

東京の下町 本所・深川地区には江戸の面影を残すものや 言い伝えが多い

寺社も多く 数多くの 伝記や小説などにも登場してくる

その中で『鬼平犯科帳』 は小説がドラマや映画にもなり アニメにもなるなど鬼平ファンは多い

 

実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳で 略称は 「鬼平」

池波正太郎の原作で 鬼平が誕生してから 既に50年を超えた

この地域には 鬼平の小説の中に登場する場所や店などが 立札となり案内されている

 

 

この看板のあるところは 昔は大横川と呼ばれる運河があり 今では埋め立てられ遊歩道である

この近くで 平蔵が若い頃 仲間と共に剣を修業した道場があった

当主の奉公人に想いが寄せられるが 呉服問屋に嫁入り その舟を見送った場所でもある

 

 

この場所にビルが建っているが 毎年 藤が見事に咲いて 私はこれを見るのも楽しみだ

手入されている亀戸天神の藤は紫色も濃く 香りもするが ここは野生の藤の様で色は薄い

しかし 天空を仰ぎ見るように伸びて行った藤が屋上まで達し 横幅も拡げビルを覆うようだ

 

 

この藤の花が 緑の葉の中からあちこち房を伸ばし さながら滝のように見える

まったくの平面では無い 巌の面を 凹凸をほとばしる激流が 流れとしぶきをあげているようだ

カメラニ納めると その迫力は 私の腕では伝わらないし 全景を捉えきれない

 

 

話が変わるが 野生の藤の つくりだす造形の見事さが 東北の福島 山形のローカル沿線で見る

それは 沿線に続く 林の中に藤が咲いているのを見られるが やはり紫は少し薄い色だ

樹の全面を藤が覆い尽くし 頂部はどれも三角錐になっており 自然のクリスマスツリーである

 

この辺しか見られないローカル線の車窓である

ほれ 良く見ろよ ジーゼル列車がのどかに走る

ここだけは 珈琲も文庫本も似合わない ただ ボーゥッと 眠くなるような車窓を見るだけだ

 

  最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (14)
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