看護婦のかつ枝に恋して 青年医師は結婚を幾度も願うが どうしても返事が貰えない
私には幼い子供が居ます 諦めて下さいと 自身の心にも言い聞かせ こう告げる
小さな田舎町 噂も出回るようになり 京都で二人で生きて行かないか必死の想いに心は動く
待ち合わせ場所は 新橋駅 彼はかつ枝をいつまでも待つ やがて発車の合図は無情に鳴る
切ない思いを断ち切るように汽車に乗った
その頃 かつ枝は必死に駅に向かい到着した時は列車を見送る形である
その日 幼い子は熱を出してしまい 掛かりきりで出るのが遅かったのだ
やがて 彼を追って京都に着くが会えず 彼の親友は 彼のために諦めよと言う
傷心のかつ枝は 鴨川を彷徨う 歌がかぶさる 旅の夜風
https://youtu.be/Fb91k68Ch5c 旅の夜風
川口松太郎の原作 信州・別所温泉 北向き観音には 川口が名づけた 愛染かつらの樹がある
何度も映画化され 高齢者の私たちには 旅の夜風が身に沁みる
ボランティアで介護施設に行くとき この歌の場合は 私はこの別れのシーンを演技する(笑)
ほんの短く ショートコント風だ 時には笑えるように・・・
あゝ汽車は出て行く 煙は残る この恋は結ばれず すれ違いの連続ですね
君の名は これもすれ違いのドラマだ
もう一つ 挿入歌 悲しき子守唄 北上夜曲は この曲からメロディのヒントを得たとあった
https://youtu.be/sStqS-b8H-0 悲しき子守唄
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