らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「ランタナ」の花

2008-09-30 | 
今日は和名で「七変化」と言われている「ランタナ」の花をご紹介します。

「ランタナ」はクマツヅラ科の常緑小低木で、南アメリカが原産と言われています。
日本には江戸時代に渡来し、鑑賞用に栽培されてきたようです。

草丈は約80㎝~1mで、よく枝分かれし、1㎝に満たないような小さな花を沢山つけます。
在来種は花色が淡黄色から橙色、紅色と変化していき、このことが和名の「七変化」の謂れとなっているようです。

しかし、最近の品種は白、黄色、橙色、赤など多彩ですが、花色は変化しないようです。

・我が家のランタナの花は白色で変化しません。(純白でとても清楚です)


・この黄色のランタナの花も変化しません。


・花が終わった後にはブドウを思わせる、つやのある実をつけます。

「増やし方」 挿し木かまたは種を植えて増やします。
・「花言葉」  
「厳格」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋に咲いた「コデマリ」の花

2008-09-29 | 

庭の「コデマリ(小手毬)」が季節外れの花を咲かせましたのでご紹介します。

「コデマリ(小手毬)」はバラ科の落葉小低木で、中国が原産地と言われています。

日本へは江戸初期に渡来し、観賞用や庭木として広まり、生け花の花材としても
利用されてきたようです。別名を「スズカケ(鈴掛)」と言います。

「コデマリ(小手毬)」は春の花で、白色の小さな5弁の花を半球状に咲かせます。
それがあたかも小さな手毬のように見える事が名前の由来となっています。

その春の花が、異常気象なのか或いは春と勘違いしたのか分かりませんが、純白の花を咲かせ、我が家に潤いを与えてくれています。

        花は美しくていいものですね!

・秋に咲いた一重の「コデマリ(小手毬)」の花です。


・球状(小さな手毬のように)に咲いています。
 花の固まりは直径3~4㎝、小花は7~9㎜、花弁は5枚です。


「花言葉」 「優雅」「品位」「努力する」

「育て方」
・日当たりと風通しのよいところに植えます
・水はけがよくて水もちのよい土を好みます
・鉢植の場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください
・枝の切り戻しは花が終わったらすぐに行ってください
・古い枝などを切る大きな剪定は落葉した後に行います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にんにく栽培(その1)

2008-09-28 | 家庭菜園
私の知人の実家が「にんにく」の栽培農家のようです。

知人の話によりますと、昨年までは形のよいものだけが出荷されていたそうですが、
今年は収穫したものは大小、変形を問わず全て業者が買ってくれたそうです。

理由は、中国からの輸入が農薬問題でストップしているので、品不足が生じ、国内産の「にんにく」が争奪戦になっている為のようです。

家庭菜園では、いろいろなものを少しずつ栽培することに喜びを感じるものなので、私も「にんにくの栽培」に挑戦したくなりました。

早速、植付けをしましたので、その手順をご紹介します。

「栽培方法」
・にんにくを植える畝を準備します。
 にんにくは酸性土壌を嫌うので石灰をよく混ぜます。
 更に堆肥と鶏糞を散布してよく耕します。


・堆肥と鶏糞を入れて耕した畝です。


・にんにくは鱗片を植えつけて栽培します。
 初めての栽培なので9個の鱗片を植えてみました。


・植え付けは10㎝間隔で、深さ3~5㎝に植えつけます。
 その上に乾燥防止のためおがくずをかけて潅水します。


・11月下旬と2月中旬に追肥をする予定です。
・収穫は来年6月頃で、「にんにく」の下の葉が黄色くなり始めたら収穫時です。

なお、収穫までの生育状況については、数回にわたってお知らせする予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホトトギス(杜鵑草)の花

2008-09-27 | 

今日は「ホトトギス(杜鵑草)」の花をご紹介します。

「ホトトギス」は日本原産のユリ科の多年草で、別名を「トキドリソウ(時鳥草)」、
 「ケイキャクソウ(鶏脚草)」と言います。
・東アジアを中心に19種が確認されていますが、その内、日本では13種が確認され
 ているそうです。
・夏の高温多湿を嫌いますので、鉢植え、地植え共に半日陰で育てます。

・半日陰で元気に育っている「ホトトギス」です。
 茎は60cm~100cmくらいで、毛が密生しています。


・花被片は6枚ありますが、3枚が萼で3枚が花弁です。
 太いオシベの先は3つに分かれ、その先がさらに2つに分かれています。


・日当たりの強いところに置いているため葉の先が枯れています。
 (水切れになると下葉が枯れてきますので注意してください)
・葉は長楕円形で、秋には白色に紫色の斑点の散在する花が咲きます。


「名前の由来」
 白色の花につく濃い紫色の斑点が、ホトトギスの胸の模様に似ていることから、
 この名前がつけられたようです。

「花言葉」 「永遠にあなたのもの」
        地味な花なのに情熱的な言葉ですね。

(参考)
・野鳥の霍公鳥(ほととぎす)です。
 この鳥の胸の模様と花の斑点が似ているでしょうか?
         ホトトギス

野鳥の「霍公鳥(ほととぎす)」は皆さんよくご存知のとおり、自らは巣を作らず、
ウグイスなどの巣に産卵し、抱卵・育雛を委ねる鳥ですね。

この鳥については、和歌にも沢山詠われています。
・一首ご紹介します。

  「暁(あかとき)に 名告(なの)り鳴くなる 霍公鳥(ほととぎす)
        いやめづらしく 思ほゆるかも」
    大伴家持(万葉集18巻4084)

現代語の訳は
(まだ暗い暁の空に、名を告げてなくホトトギス、いつにも増して嬉しく思われます)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴボウ栽培(その1)

2008-09-26 | 家庭菜園

今日は「ゴボウ栽培」に挑戦シリーズ、第1回目をご紹介します。

初めての「ゴボウ栽培」なので家庭菜園でも比較的簡単に栽培できる品種の
「サラダゴボウ(てがる)」と言う種を購入しました。

この品種は根の長さが35㎝~45㎝と短く太型で、生育日数も100日程度と超極早生です。

昨日その種を植え付けしました。
この後、収穫までの生育状況について、数回に分けてご紹介していきます。

「私の栽培方法」
・植え付けの2週間前までに、堆肥と石灰を散布してできるだけ深く、土の塊が無く
 なるまで耕して畝を作っておきます。
・種を植えつける前に畝を潅水しておきます。
・畝幅80cmに3列の浅い筋を作り、株間10㎝で種を蒔き、軽く土をかけました。
・更にその上に乾燥防止のための「おが屑」をかけ、潅水しました。
・発芽するまで畝を乾かさないように潅水します。
・発芽後、化成肥料を追肥する予定です。

順調に生育すれば年末から年始にかけて収穫できるかと思います。

以前テレビでゴボウの栄養について放送していましたが、ゴボウは皮の部分に栄養成分が豊富にあるそうです。
調理するときにはタワシ等で丁寧に泥を落とし、皮ごと調理しましょう。

「ゴボウの栄養と効能」
・栄養素
 * 食物繊維、カリウム、カルシウム、ビタミンB1,B2、鉄分を多く含んでいます。

・効能
 * 高血圧、便秘改善、動脈硬化予防、糖尿病予防、がん予防などが期待できる
    そうです。
 * ゴボウに含まれる食物繊維は吸収されず、お腹の中を通過するため、胃や腸を
  きれいに掃除し、便秘や大腸がんの予防になるようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「下馬評」の由来

2008-09-25 | 雑学
昨日第92代麻生総理大臣が誕生し、即日新内閣が発足しました。

これより前の9月1日、福田前総理大臣の突然の辞任表明を受けて、5人の候補者が自民党総裁を目指して選挙戦を繰り広げました。

「下馬評」では、麻生さんが最有力と言われていました。
22日の選挙結果は「下馬評」どおり、麻生さんの圧倒的な勝利で、得票率は66%となりました。

さて、今日はこの「下馬評」の由来について調べてみました。

「下馬評」の意味は、「第三者が興味本位にする噂や評判」のことですよね。

では何故第三者が「下馬」なのでしょうか?

「下馬」とは文字通り、「馬から下りる」と言う意味がありますが、他にも城や社寺の門前で馬を下りなければならない場所を「下馬先」と言いますが、この場所のことも意味しているようです。

・下の画像が下馬です。
 武士や偉い人でもここから先は馬を下りて歩いていかなければならないそうです。
          

この「下馬先」で、城内や社寺に入った主人を待ちながら、お供のものが噂や評判を交わしていたことから「下馬評」と言われるようになり、当事者以外の第三者が
勝手にする噂や批評・評判を「下馬評」と言うようになったそうです。

「第三者」と「下馬」の関係、お解かり頂けましたでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「秋の七草」とその由来

2008-09-24 | 

 今日は「秋の七草」をご紹介します。

 ・ 「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) 
      かき数ふれば 七草(ななくさ)の花 」
  山上憶良 (万葉集・巻八 1537)

 ・ 「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 
    女郎花 また藤袴 朝貌の花」  
山上憶良 (万葉集・巻八 1538)

秋の七草は、山上憶良が詠んだ上の2首の歌が由来とされています。

即ち、萩、ススキ(尾花)、葛、撫子、女郎花(おみなえし)、藤袴、桔梗(あさがお)の七つの花がそのまま現在に至り、秋の七草となっています。

2首目の「朝貌(あさがほ)の花」は朝顔、むくげ、桔梗、昼顔など諸説ありますが、
桔梗とする説が有力とされているようです。

「春の七草」は七草粥にして食べるなど「食」を楽しむものですが、「秋の七草」はを見ることを楽しむようです。

萩の花(熊取:長池公園)
 花言葉 「思案」


尾花(ススキ)(畑にて)
 花言葉 「活力」



葛の花(畑の傍にて)
 花言葉 「芯の強さ」


撫子の花(鉢植)
 花言葉 「純愛」


女郎花です(自宅の庭)
 花言葉 「美人」


藤袴(畑にて)
 花言葉 「ためらい」「躊躇」


あさがほの花(桔梗)
 花言葉 「愛情」「誠実」
photo




















1300年前にも、このような美しい花が咲いていたのかと思うと、植物の生命力の強さを感じますね。
美しい自然を大切にし、そのまま後世に残していきたいものです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「秋分」と「秋分の日」

2008-09-23 | 季節

今日9月23日は「秋分」です。

「秋分」とは二十四節気の一つで、太陽が黄経180度の秋分点を通過する瞬間と
され、昼と夜の長さがほぼ同じとされていますが、しかし、実際には、日本付近では平均14分昼が長いようです。

暦便覧には「陰陽の中分となれば也」とあります。

ともあれ、今日以降は「秋の夜長」の始まりとなります。
「秋の夜長」は、生涯学習の勉強や、趣味、読書等、時間を有効に費やしたいものです。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているとおり、今日の「秋分」を境に冷気を感じる日が増え、暑い日が殆どなくなるようですが、果たして今年はどうでしょうか?

そして今日はまた、国民の祝日の一つ「秋分の日」でもあります。

「秋分の日」は、1948年(昭和23年)に公布・施行された「祝日法」による国民の祝日のひとつです。
この日が制定された趣旨は「先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」こととなっています。

1947年(昭和22年)までは秋分は「秋季皇霊祭」、春分は「春季皇霊祭」という
祭日でした。

「皇霊祭」とは明治11年(1878年)にそれまでの歴代天皇や主たる皇族の忌日を春と秋に纏め奉祀したものです。
現在は「祝日法」によってそれぞれ「春分の日」「秋分の日」となっています。

 今日はお墓に参り、ご先祖様に感謝し、敬い、そして偲ぶ1日としましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アブチロン(ウキツリボク)の花

2008-09-22 | 

今日ご紹介する花はよく見かける花と思いますが、名前をご存じない方が多いのではないでしょうか?

この花は一般名を「アブチロン(Abutilon)」と言い、和名では「ウキツリボク
(浮釣木)」
と言っています。

また「チロリアンランプ(Tylolean lamp)」の別名もありアルプス・チロル地方の山小屋で灯されるランプの形に似ているところから、この名前が付けられたといわれています。

この花の原産地は中南米、熱帯アジアで、アオイ科、アブチロン属の常緑小低木
です。

・ランプを吊り下げたような「アブチロン(チロリアンランプ)」です。
 釣鐘形の萼から花(黄色)を覗かせ、萼は5裂、花弁は5枚です。


・花は葉腋に一つだけ着きます。
 釣鐘形の萼から花(黄色)が咲きかけているところです。


・花は釣りの「浮き」に似ていることから和名で「ウキツリボク(浮釣木)」とも言わ
 れています。


・庭のフェンスに咲いている「アブチロン」です。
 毎年春先にはメジロの番(つがい)が2~3組、蜜を吸いにきます。
 自宅に居ながらバードウォッチングが楽しめます。


・花言葉 「憶測」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「秋の全国交通安全運動」

2008-09-21 | 時事
今日9月21日から9月30日まで「秋の全国交通安全運動」が一斉に始まります。

今年は高齢者の交通事故防止を中心に、重点事項として次の4点が掲げれれて
います。

「運動の基本」
高齢者の交通事故防止
 * 横断禁止場所での横断は止めましょう。
 * 75歳以上の運転者は高齢運転者標識(もみじマーク)の表示が義務化されて
     います。

「重点項目」
1.全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
 * 後部座席を含む全ての席でシートベルトの着用が義務化されました。

2.夕暮れ時と夜間の歩行者・自転車乗用中の交通事故防止
 * 夕暮れ時は早めに自転車のライトを点灯させましょう。
 * 夕暮れ時や夜間の歩行は明るく目立つ服装や、反射材を活用しましょう。

3.飲酒運転の根絶
 * 飲酒運転する人だけでなく、車や酒を提供したり、同乗することも法律で禁止
  されています。

4.二輪車の交通事故防止
 * カーブの手前では十分に減速し、安全な速度で進行しましょう。
 * 交差点では右折する車両に注意しましょう。
 * ヘルメットのあご紐はしっかりと締め、プロテクターを着用しましょう。
                                       (警視庁HPより)


警察庁の発表によれば、9月9日までに交通事故で死亡した人は6011人となっています。
これは昨年より3日早いペースで、死者は前年比で1.2%増加し、比率では60歳以上の高齢者の死亡者が圧倒的に多いそうです。

交通事故は起こした人も、被害にあった人も、家族を含めて大変悲惨です。

  お互いに交通ルールを遵守し、安全運転を心がけて、
  交通事故をなくしましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする