らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ブレザー

2014-10-31 | 雑学

リタイアしてからは、出かける時には殆どの場合ブレザーを着ています。
それまでは余り着ることはありませんでしたが、着馴れるとスーツのような堅苦しさがなくて、とても気に入っています。
そこで今日はブレザーについて調べました。

ブレザー(Blazer)は上着、ジャケットの一種であり、形状により「リーファージャケット」(reefer jacket)あるいは「スポーツ・ジャケット」(sports jacket)とも呼ばれます。

「ブレザー」の語源は英語「blaze」で、意味は「強い輝き、燃えるような色彩、まばゆい光」などです。
ブレザーはもともと大学のスポーツチームのユニフォームとして作られたもので、最初に着たのはイギリスの名門校、ケンブリッジ大学のボートクラブの選手たちで、それは真っ赤な上着だったそうです。

あるボートレースで、このクラブの選手達が着ていた真紅の上着が鮮やかで、それを見た観客達が「Oh,Blazer!(なんと、炎が燃えているようだ!)」と言ったそうです。
ここから赤などの鮮やかな原色や、しま模様のデザインのジャケットを「ブレザー」と呼ぶようになったと言われています。

日本では1980年代後半頃から私立の高校などを皮切りにブレザータイプの制服を採用する学校が増えてきており、、現在ではブレザーを制服にしている高校の方が多いそうです。


「お詫び」
  いつも当ブログにアクセスいただきありがとうございます。
  誠に勝手ながら、明日から1週間程度休ませていただきます。
  
  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土壇場

2014-10-30 | 時事

今、大阪と福岡で、阪神とソフトバンクが日本一を目指して日本シリーズを戦っています。
西日本で展開されている今年の日本シリーズは、東京では関心が薄いかも知れませんが、大阪では、阪神が29年振りの日本一になるかどうか、大いに盛り上がっているところです。

昨日行われた第4戦では、阪神の呉昇桓がソフトバンクの中村に延長10回、サヨナラ3ランを打たれて2-5で敗れ、対戦成績が1勝3敗となって、いよいよ「土壇場」に追い込まれました。
しかし、野球などスポーツの世界では、レースの最終に劇的な逆転勝利を呼びこむことがあり、過去には3連敗から4連勝して日本一になったケースが西鉄、巨人、西武と3度ありました。

そこで、今日は「土壇場」という言葉の語源を調べました。
土壇場とは、文字通り土を盛って築いた壇の場所を意味する言葉として、江戸以前までは使われていました。
江戸時代に入り、斬罪の刑を執行するときに罪人を土壇場に横たわらせたことから、「斬首刑の刑場」を意味するようになり、さらに「刑場」の意味が転じ、どうにもならない場面や最後の決断を迫られる場面の意味で、「土壇場」が用いられるようになったようです。

土壇場を広辞苑で調べると、
①斬罪の刑場。しおきば。
②転じて、切羽詰まった場面。進退きわまった場面。 用例、「土壇場で逆転する」
と説明しています。

日本シリーズでは阪神が劣勢になっていますが、29年振りの日本一を目指して、残り3試合を全勝し、土壇場の大逆転で日本一になって欲しいものです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンカツ

2014-10-29 | 雑学

魚や肉、野菜などを油で揚げたものをフライと言いますが、同じように油で揚げたものでも豚肉はトンカツと言います。
何故なのでしょうか?

トンカツのカツはフランス語のコートレット(cotelette)、英語ではカットレット(cutlet)が語源で、元々は「骨付きバラ肉」のことを指していたそうです。
その後「カットレット」は仔牛やブタの切り身を平たく伸ばしたものに、小麦粉、溶き卵、そしてパン粉をまぶしてバターで焼いたイギリス料理になったようです。(揚げるのではなく、どちらかと言うとソテーに近いものだそうです)

このカットレットを現在のトンカツの形に変身させたのは「煉瓦亭」の木田元次郎さんで、彼は、いちいちバターでソテーするのは面倒くさいと思い、「テンプラのように油で揚げてみては?」と考えたそうです。
そして、カツレツと言う名前でメニューに加えたところ大人気となり、瞬く間に日本全国に広まったということです。

・ネットより


カツレツがトンカツと言う名前に変わったのは昭和に入ってからで、上野にある「ぽん多 本家」の創業者島田二郎さんが命名したそうです。
彼は、日本語の豚(とん)と豚肉を使ったカツレツを一緒にして「豚カツ」として売り出したところ、少しずつ呼び名が定着していったということです。

このようなことから、カツとフライの違いは特に定義されていませんが、魚や野菜類を揚げた料理はカツと呼ばずフライと呼ばれ、カツと言う言葉は、語源が「骨付きあばら肉」だったことから、ビーフカツ、チキンカツ、トンカツなど、肉の揚げ物にだけ使われる言葉となった、ということです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世間ずれ

2014-10-28 | 雑学

文化庁が言葉の本来の意味を解説しているページに「ことば食堂」があります。
今日はその中から、9月4日に公開された第10話「世間ずれ」をご紹介します。

「彼は世間ずれしているから,この仕事には合わないだろう。」 などと使われる「世間ずれ」。
文化庁が行った「国語に関する世論調査」では、世代によってこの言葉が違う意味で用いられている傾向があることが分かったそうです。

それによると、「世間ずれ」について尋ねた調査結果は次のようになっています。
(ア) 世の中の考えから外れている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32.4%
(イ) 世間を渡ってきてずる賢くなっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51.4%

本来の意味である(イ)の「世間を渡ってきてずる賢くなっている」と答えた人が過半数でしたが、30代以下の世代では「世の中の考えから外れている」という意味で使っている人の方が多いという結果でした。

全体では、本来の使い方である(イ)「世間を渡ってずる賢くなっている」と回答した人の割合が5割強、本来の使い方ではない(ア)「世の中の考えから外れている」と回答した人の割合が3割強で、本来の意味を選んだ人の割合の方が上回りましたが、年代別では、10代は60%、20代は53%以上の人が本来の意味でない(ア)を選んでいます。
40代を境にして逆転し、60歳以上では(ア)が18%、本来の意味である(イ)と回答した人は66.3%となっています。

このように「世の中の考えから外れている」という意味での用法が広がっているのは、「ずれ」を「擦れる」の「ずれ」ではなく物事が食い違う、外れるという意味の「ずれ」として受け取ってしまうからのようです。

また、「世間離れ」などの言葉から影響を受けていることも考えられ、加えて、冒頭の「彼は世間ずれしているからこの仕事には合わないだろう。」というような文では、発信者(送り手)と受信者(受け手)のそれぞれが別の意味で捉えていても、文脈による違和感がないため、話がスムーズに進んでしまうところがある、と解説しています。

「世間擦れ(ずれ)」を広辞苑で調べてみると、『世間
にあって苦労し、悪賢くなっていること。』と説明しています。
「ずれ」の漢字は「擦れ」であり、「世間からずれている」という意味ではありません。
注意したいですね。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キヤノン社名の由来

2014-10-27 | 時事

社名の由来にはいろいろありますね。
例えば、・シャープはヒット商品となったシャープペンシルから、
      ・シャチハタは名古屋城のシャチホコと旗から、
      ・オムロンは京都市の御室(おむろ)御所から、
など、地名や人名、ヒット商品などが由来となっている企業がたくさんあるようです。

先日、某新聞にキヤノンの社名の由来が載っていました。
読まれた方もおられるかも知れませんが、この会社の社名の由来もまたユニークなのでご紹介します。

キヤノンの前身である精機光学研究所は昭和8年(1933年)に創立されました。
後にキヤノンに繋がるこの研究所が、昭和9年(1934年)に完成した国産初の精密小型カメラの試作機が「KWANON」(カンノン)で、そのレンズを「KASYAPA」(カシャパ)と命名したそうです。
当時、カメラを作れるのはライカなど精密機器が得意なドイツ企業だけでした。

「KWANON」(カンノン)」の名称は、キヤノンの創業者のひとりが、朝夕観音様に手を合わせるという信心深さから、手作りカメラを「KWANON(カンノン)」と名付け、カメラの上部には、観音像もデザインされていました。
また、KASYAPAは、釈迦の弟子のひとりである大迦葉(マーハ・カサーパ)に由来しているそうです。

・国産初の精密小型カメラの試作機「KWANON」(カンノン)」です。このカメラはレンズの上に取り付けたファインダーをのぞいて撮影するレンジファインダーカメラです。


「観音様の慈悲にあやかり、世界一のカメラにしたい」と言う願いから、試作機には「カンノン」と言う名前が付けられたこのカメラのボディーには、千手観音のマークも刻印されていたということです。

そして、昭和10年(1935年)、に発売された市販機の名称は、
1.世界に売り出すために英語名にすること。
2.英語のCanonには「聖典」「規範」「標準」と言う意味があり、正確を基本とする精密機器の商標にに相応しいこと。
3.語感もカンノン(KWANON)に発音が似ていること。
と言う理由からCanon(キヤノン)が採用されたそうです。
因みに、「ヤ」は大きい「ヤ」です。これは全体の見た目の文字のバランスを考え、きれいに見えるようにしたからだそうです。

その後、カメラが主力事業に育つにつれ、昭和22年(1947年)に社名もキヤノンカメラ、昭和44年(1969年)にキヤノンとなりました。
現在では世界有数のカメラメーカーとなり、試作機に込められた願いが叶ったと言うことでした。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほくそ笑む

2014-10-26 | 雑学

盤石を誇っていた安部内閣も9月3日の改造後、50日ほどで内閣の目玉である女性閣僚2名が辞任に追い込まれました。
更に、小渕優子氏の後任となった宮沢洋一経済産業大臣も、自らの資金管理団体が政治資金でSMバーの費用を払っていたことが発覚してピンチに追い込まれ、メディアもこれらを積極的に取り上げて攻勢に転じ、現在、菅官房長官が火消しに躍起になっています。

一方、野党各党はこの時とばかりに攻勢を強めており、特に支持率の上がらない民主党は密かに「ほくそ笑んでいる」のではないでしょうか?
巨大与党に挑む野党の戦術としては、これもありかなとは思いますが、「重箱の隅を楊枝でほじくる」ような小さなことに終始して審議が進まないのは、税金の無駄遣いです。
国民の代表たる国会議員は、天下国家のための重要法案をしっかりと審議してもらいたいものです。

さて、今日はこの「ほくそ笑むの」語源について調べました。
「ほくそ笑む」とは、ご存知のように「物事がうまくいったと密かに笑う。満足そうに笑む」ことです。

『ほくそ』とは昔中国で「北叟(ほくそう)=北に住む老人」という意味で「塞翁(さいおう)」とも言いました。
これは「人間万事塞翁が馬(人の幸不幸は予測しがたい)」という諺に出てくる「塞翁」です。
人生は、禍が福となり福が禍となるので、何が起きても一喜一憂せずに塞翁(北叟)はいつも冷静に少しだけ笑っていた、との故事から、「ほくそ笑む」と言うようになったそうです。

この「ほくそ笑む」と言う言葉は、あるメディアが取材したところ「たくらみが成功して笑う」「人の失敗や間違いを見て笑う」など、悪い意味の笑いと捉えていた人が多くいたそうですが、広辞苑でも「物事が上手くいったとひそかに笑う」「ほくそわらう。」と説明しており、本来は、良い悪い、どちらにも使う笑いのようです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶漬けのあられ

2014-10-25 | 雑学

私はお茶漬けが好きなので、飲み過ぎた後などの食欲が無い時には、お茶漬けをよく食べます。
市販されているお茶漬けのもとには、必ずと言っていいほど、小さなあられが入っていますが、なぜ、入っているのでしょうか?
そこで、調べてみました。

お茶漬けのもとに入っている小さなあられは、当初は乾燥剤の役を果たしていたのだそうです。
日本でお茶漬けのもとが流通しだしたのは、戦後間もない昭和20年代のことで、手軽にお茶漬けが味わえると言うことで爆発的に売れたようです。
しかし、当時は袋を完全密閉封する技術が進んでおらず、しかもよい乾燥剤が無かったために、流通の途中で湿気(しけ)ってしまうことがあったようです。

ある時、香ばしさと歯触りの良さを出すという理由から、お茶漬けのもとの中にあられを入れてみたらどうだろうかと提案した人がいました。
しかし、小さなあられはお湯を掛けるとすぐにふやけ、香ばしさも歯触りも消えてしまい、この提案は大失敗と思っていたところ、お茶漬けのもとの中身が全く湿気っていないことに気付いたのだそうです。
それ以降、お茶漬けのもとには湿気防止のため、あられは欠かせないものとなったということです。

・ネットより


お茶漬けと言えば「永谷園」ですが、同社が「お茶漬け海苔」の製品を考案発売したのは1952年(昭和27年)だそうです。
この製品には、乾燥させた具(かやく)と茶(抹茶)や出し汁の粉末を混ぜたものが小袋に入っており、袋の中身をご飯の上にかけて湯を注ぐとそのまま茶漬けになるという簡便な製品で、具には海苔とあられを用いていますが、同社でも、あられについては乾燥剤を兼ねる目的もあったと記されていました。

今では技術が発達し、湿気の心配は全くないのですが、あられの香ばしさと歯触りのよさが人気のため、あられは、お茶漬けの素には欠かせないのだそうです。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お寿司の食べ順

2014-10-24 | 雑学

日本を訪れる外国人観光客は昨年は1036万人と、始めて1000万人を超えました。
政府は6年後の東京オリンピックの年には2000万人、2030年には3000万人を目標としているようです。
外国人に人気の日本食はお寿司のようであり、本場のお寿司を楽しみに来られる外国人旅行客も多いと聞きます。

・ネットより


私たち日本人もお寿司の好きな方は多いと思いますが、皆さんはお寿司をどのような順で食べているのでしょうか?
「寿司は好きなものを好きなように食べればそれでいい」と言う人もいると思いますが、お寿司には正しい順番があるようです。
そこで調べてみました。

お寿司屋さんに聞くと、基本は、「味の薄いものから始めて、味の濃いもの、脂っこいものは後、甘いものが最後」と勧めてくれます。
その理由は、先に味の濃いものを食べると淡白な魚の味が分からなくなるし、口の中が脂っこくなると、繊細な味が感じられなくなるとのことです。
また、濃い味と薄い味を交互にすると味の印象がはっきりして美味しく食べられるそうです。

そこで、プロが進める順番としては、「白身の魚→酢じめの魚→アジ→かつお→まぐろ→いか→貝類→うに→いくら→巻きもの→煮物→たまご」の順のようです。
但し、うに、マグロなどは、いいものなら脂っこさは残らず、美味しい印象だけを残すので、どこで食べてもよく、更に、巻きものは、ノリの香りを楽しみたいので、あっさりしたネタの後から食べ、卵は最後に食べて柔らかな余韻を残すのがお勧めだそうです。

なお、「寿司は好きなものを好きなように食べればそれでいい」と言う方も、先に食べたネタの味が舌の上に残っていると、淡白な味わいがぼやけてしまうので、このような場合は、次のネタを食べる前にガリかお茶で舌をリフレッシュさせるといいようです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホットドッグ

2014-10-23 | 雑学

ソーセージ入りのパンをなぜホットドッグと言うのでしょうか?
今日はその由来を調べました。

ホットドッグが生れたのは1901年アメリカのニューヨークだそうです。
アメリカでは19世紀末頃から野球場や遊園地で焼いたフランクフルトソーセージが売られていました。

当時、ニューヨーク・ジャイアンツの本拠地ポログランドスタジアムでアイスクリームを売っていたハリー・スティーブンは、冬に売る食べ物をいろいろ考えた末に、熱々のソーセージをロールパンに挟んだ食べ物「レッド・ホット・ダックスフンド・ソーセージ」を考案し、売り出したところ、その人気はすさまじく、僅か1時間で用意した全てを売り切ってしまったそうです。

・ネットより


この時、スタジアムでフットボールを観戦していたスポーツ漫画家のタッド・ドーガンがこれを見てひらめき、ソーセージの代わりにダックスフンドそのものがマスタードに塗られて、パンに挟まっているマンガを描き、そのパンの爆発的売れ行きを伝えようとしたそうです。

しかし、その時、彼はどうしてもダックスフンド(dachshund)と言う綴りが思い出せず、そのため簡単なスペル(spell)の「Hot dog」として、漫画の中で紹介したそうです。
これが瞬く間に全米に広まり、ロールパンにフランクフルトソーセージを挟んだものが「ホットドッグ」と呼ばれるようになったと言うことです。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居酒屋

2014-10-22 | 雑学

リタイアしてからは行くことがありませんが、現役の頃は先輩や同僚たちとよく居酒屋に行ったものです。
先輩と行けば、殆どの場合先輩が奢(おご)ってくれますが、同僚とは割り勘が当たり前で、この場合、割り勘負けするのは決まって私でした。
それでも彼らとの交わりが好きなので、進んで行っていましたが、さて、今日はその「居酒屋」の由来について調べました。

居酒屋とは、広辞苑によれば、店先で飲ませる酒屋。また、安く酒だけを飲ませる店。と説明しています。

そこで調べてみると、居酒屋の由来は、江戸時代中期から後期にかけての江戸や大坂、京都などの大都市で、酒屋の店先で酒を飲む客(居酒の客)に味噌などの簡単なつまみを出したのが始まりのようです。
酒屋で飲む行為を「居続けて飲む」ことから「居酒」(いざけ)と称し、そのサービスを行う酒屋は、売るだけの酒屋と差別化する為に、「居酒致し候」の貼紙を店頭に出していたようで、この「居酒致し候」が「居酒屋」になったといわれています。



当時の江戸の町には、参勤交代で国から出てきた武士や火事が多かったために、大工や鳶などの職人が多く暮していたことから、市中には一人暮らしの男性が溢れていたと言われています。
そこで、仕事帰りに立ち寄っては、ニシンの棒煮などを肴に一杯やると言う習慣が定着していたようです。

明治になると、薩摩、長州などの地方から官僚や軍人になる人々が東京に集まり、仕事相手や同郷の人たちとコミュニケーション手段としての付き合い酒の機会が増え、こうして居酒屋や小料理屋があちらこちらにできていったようです。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする