憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

有閑の上皇ご夫妻、那須へ軽井沢へ、ご静養のはしご。

2023-08-23 23:05:28 | 美智子さま
22日、上皇ご夫妻の軽井沢静養が【速報】で報じられた。



😐 歴史を紐解くと平安期に入ると祭祀に明け暮れ制約の多い天皇位を嫌って、上皇になりたがる天皇が続出した、などと書いてある。
コロナが5類になった途端堰を切ったように、お楽しみの外出に明け暮れる上皇ご夫妻を拝見すると、人の心は3千年、2千年、経ってもそう変わらないものなのだろうな、と思う。
天皇位はしんどくて窮屈。譲位して権威権力を温存したまま上皇になって思うままに暮らしたい、という古の天皇達の心は天皇になった者にしかわからないものなのだろうとも。

平成の天皇は「天皇は祭祀だけしていろと言うのか」と、いう御気持ちも吐露されているが、天皇皇后ともども、祭祀には熱心に取り組んで来られた。
平成の天皇皇后が熱心に祭祀に取り組んでおられる報道に接するたび、何かしらほっとしたものでしたが…。
天皇が祭祀をする。皇后はそれを扶ける。それが天皇の存在意義だと言っても過言ではあるまい。令和の天皇皇后は祭祀(祈り)を天皇の存在意義に直結する務めとは考えておられないようですね。

【速報】上皇ご夫妻が4年ぶりに軽井沢でご静養 満州引き揚げ者の開拓地区訪問も
8/22(火) 13:20配信 FNNプライムオンライン

上皇ご夫妻は長野県軽井沢町で静養に入られた。 22日昼前、上皇ご夫妻はお住まいのある赤坂御用地を車で出発された。

ご夫妻はその後、新幹線で長野県の軽井沢駅に到着し、集まった人たちににこやかに手を振って応えられた。

ご夫妻は29日まで軽井沢で静養し、滞在中には戦後、中国の旧満州から引き揚げてきた人たちが開拓した大日向地区に足を運ばれる予定。

軽井沢は1957年夏にご夫妻が出会ったゆかりの深い場所で、以前は毎年のように夏を過ごされていた。

軽井沢での静養は2019年以来およそ4年ぶり、コロナ禍以降初めて。

@23日 大日向開拓地区ご訪問


昭和天皇 歌碑
浅間おろし つよき麓にかへりきて いそしむ田人 たふとくもあるか

😐 たふとくもあるか、、昭和天皇の御製はどうしてもこうも胸を打つのでしょう。

歌碑の前での上皇ご夫妻の会話。
(テレ朝NEWSより)
 美智子さま:「青空が出て参りました」
 上皇さま:「青空ね、本当ね。この花は何でしょうね、キク科植物だけどね」
 美智子さま:「イモ?なんとかイモって言うんじゃなかったかしら」
 上皇さま:「そうなんだ」
 美智子さま:「いつもここに来るたびに。あちらにアサマフウロがございますよ」
 上皇さま:「ああ…アサマフウロね」



(FNNプライムオンラインより)
上皇さま「虫なんかも...よく育っているんでしょうね」

上皇さま「これキャベツ畑ね、なかなか大きいね」
美智子さま「いつものキャベツ」


😊 広々としたキャベツ畑にぽつんとお二人。

@キャベツ畑の会話は、報道社によって差異があり流れがよくわからない。
戦後、上皇は宮内庁職員と共にキャベツを育てた経験があることだけは一致しているのだが、その耕作地がどこにあったのか、「食糧難で助かった」と言ったのはだれなのか、判然としない。

例年、大日向開拓地を訪問された際には、農家の方々との交歓の様子が報道されていたのですが、今回は、この言葉を伝えるのみ。

(テレ朝NEWS)
農作業中の人:「また元気な姿を生で見られるのが私たちの励みかなって」

😱 「また元気な姿を生で見られる、、、」
生で見られる、、生でみられる、、、生で見られる
この女性に悪意は無いのでしょうが、、天皇とは、そういう存在になってしまったのか、と慨嘆。


@1952年立太子礼を終えた皇太子(現上皇)が乗車した列車を迎える人々。京都木津駅


@1962年皇太子ご夫妻(現上皇ご夫妻)が乗車する列車に手を振る人々。宮崎県。

皇太子、皇太子妃に対する人々の憧れや敬虔な気持ちが伝わって来るではありませんか。

それが、今では「生で見られる」😱 まあ、ご本人に悪意が無いことも、嬉しく思われていることも解るのですが…。



おしあわせそうです。
愛子さまの将来、秋篠宮殿下の苦衷、悠仁殿下の教育、、、上皇后は「もう、引退しましたのよ。」の御心境なのか、それとも、まだまだ口を出す気はおあり?


父と子・・晩鐘 メモ

2023-08-16 23:15:39 | 美智子さま
父・昭和天皇
昭和63年8月15日全国戦没者追悼式が昭和天皇最後の公式行事へのお出ましとなった。9月19日大出血。昭和64年1月7日崩御。

@気力を振り絞ってヘリコプターに搭乗される昭和天皇の姿を捉えた動画
昭和天皇最期の御姿


「会場では侍従長が壇上の陛下の後方に席を設け、おことばの際も近くまでお供(とも)し…お身体を万一のときに支えるためにもと陛下の前に卓を置いた」(『昭和天皇 最後の 侍従日記』)

その日の御製。
やすらけき 世を祈りしも いまだならず
くやしくもあるか きざしみゆれど

いまだならず・・・きざし見ゆれど
まあ、なんと胸を突かれる。
大変だったね。ずっと頑張って来たけれどまだまだ願いはかなっていないね。
でも願いがかなうきざしはあるね。
これは努力しても努力しても、願いが達成されないままに人生を終わろうとしている者達への御心でもあるだろう。

父、昭和天皇が「きざしは見えるが未だ成っていない。」と詠まれたやすらかなな世。
子、平成の天皇は「平成は戦争が無くて良かった。」と述べられた。

さて、平成の時代も世界全体を見れば「きざしは見えるが未だ成って」無かったばずだが?
令和ではとうとう「きざし」も怪しくなって来た。

子・平成の天皇
😟 昭和天皇の壮絶な晩年をご覧になった平成の天皇は(ああいうのは嫌だとお思いになり?)「天皇にも定年があってもよい」とお考えになった。
すったもんだで御退位。
コロナが5類になった途端、堰を切ったようにお出ましに次ぐお出まし。

16日、上皇ご夫妻、ガウディ企画展へお出まし。同時に今月22日~29日軽井沢でご静養されることが発表された。




上皇ご夫妻が東京・千代田区の美術館訪問 「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を鑑賞
8/16(水) 19:05配信 TBSNEWSDIG
上皇ご夫妻は東京都内の美術館を訪れ、スペインの建築家・ガウディの企画展を鑑賞されました。

上皇ご夫妻は午後5時半ごろ、東京・千代田区の東京国立近代美術館を訪問されました。 上皇さまは集まった人たちに何度も手をふり、その後、関係者の出迎えを受けて、ゆっくりと館内に入られました。

ご夫妻が鑑賞された「ガウディとサグラダ・ファミリア展」は、スペイン・バルセロナを中心に活動した建築家のガウディと、その代表作のサグラダ・ファミリアに焦点を当てた企画展で、100点を超える図面や模型などが展示されています。 ご夫妻はおよそ1時間滞在し、美術館を後にされました。

【上皇ご夫妻】ガウディの企画展を鑑賞

😔 時代がそうではなかった、とはいえ、激動の昭和、六十有余年の長きに渡ってご苦労続きだった昭和天皇と香淳皇后に、晩年もっと御二人でお出ましして頂きたかったと思われてならない。


7日 紀子さま表彰式ご臨席・上皇后原画展ご鑑賞

2023-08-09 00:18:43 | 美智子さま
紀子さまは7~8日、福島県を訪問されています。

郡山市「ふれあい科学館」

郡山市「ビッグパレットふくしま」


APRIM(エイプリム)2023開会式


開会式でお言葉を述べられる皇嗣妃殿下。


会津若松市 「藩校日新館」をご訪問

7日 
午前11時ごろ郡山市ふれあい科学館をご訪問。天の川の秘密を探る特別プログラムをおよそ10分間ご鑑賞

「APRIM(エイプリム)2023」 開会式13:00~13:30(郡山市ビッグパレットふくしま)

会津若松市に移動。「会津藩校日新館天文台跡」 などをご覧。


参照:

3年ぶりご来県 紀子さま「天文学国際会議」に出席 福島
2023年8月7日(月) 19:00 テレビュー福島
福島県郡山市では7日から天文学の国際会議が始まり、秋篠宮妃紀子さまが開会式に出席されました。福島へのご来県は、およそ3年ぶりです。

秋篠宮妃紀子さまは、午前11時ごろ、郡山市ふれあい科学館を訪問し、天の川の秘密を探る特別プログラムをおよそ10分間、鑑賞されました。
郡山市ふれあい科学館・佐藤清史学芸員「星空に包まれて癒やしのひと時が感じられた宇宙に行くような体験ができたということをおっしゃっていただいた」

その後、紀子さまは、震災から12年が経った福島の実態を世界中に知ってもらおうと初めて県内で開催された、天文学に関する国際会議の開会式に出席されました。
式の中で紀子さまは「福島での会議が皆様に取りまして実り多きものとなり、宇宙と私たちの世界についての理解が一層深まることを願います」と述べられました。
式の後、会津若松市に移動された紀子さまは、江戸時代に少年たちが天文学を学んでいた日新館を訪問し、関係者からの説明に熱心に耳を傾けられていました。

動画はまだUPされていない。こちらの記事中に動画あり。
😊 柔らかさと落ち着きを増されて貫禄が出て来られました。
悠仁殿下と佳子さまの著しいご成長が紀子さまの心の支えになっていらっしゃるのではないでしょうか。


紀子さまの父方の祖母の父、池上四郎氏も日新館で学んでいる。
(池上氏系譜、逸話等省略。皇室好きなら周知)







😊 「ならぬことはならぬものです」時にはこのようにしか云えぬこともあるが、今の時代では通らない。
ならぬことはならぬ、と言うほうはある意味楽だが、言われるほうは余程相手を信頼していないと不満を抱え込むことになる。
不満を抱えたまま、疑問を抱えたまま、何年も何十年も過ぎて「あ」と真意が解ることもあるが、不満や恨みを抱えたまま終わることもあるでしょう。難しいですね。
頭ごなしに「ならぬものはならぬものです。」と言ってもダメ、かといってならぬ理由をコンコンと説いても、これまた聞く耳が無ければダメ。
此処でまた、ふと愛子さまや眞子さんを思い浮かべる。。難しいですね。

紀子さま、天文や福島県文化に関心 郡山など視察、熱心に質問
2023年08月08日 09時50分 福島民友ニュース
>抜粋
会津若松市河東町の会津藩校日新館では、仮名則嗣副館長(70)が施設を案内。紀子さまは会津藩や日新館の歴史、会津藩士の子どもたちの心構えとして大事にされた「什(じゅう)の掟(おきて)」などの説明を聞かれた。

 同市米代の会津藩校日新館天文台跡では、市文化課の五十嵐純一さん(61)が天文台の成り立ちなどを紹介。紀子さまは天文台の大きさや資料の残存状況、日新館の遺構はほかにも存在するのかなどを質問された。

 五十嵐さんによると、紀子さまは高台になっている天文台跡を見上げると「子どもたちが登って学んでいたのですね」とかつて日新館で学問を学んだ子どもたちに思いをはせ「今の子どもたちも世界に羽ばたくような人たちになってほしいですね」と語られたという。


😐 紀子さまが福島で公務されていた7日、東京では上皇后がお一人で仙洞御所からお出まし。



😇 「国民の歓声がお元気の素」と宮内庁も言っていたから、外出は「栄養ドリンク」か「注射」?3日外出しないと気鬱になると言われて来た美智子さま。

上皇后美智子さま 児童書の原画展へ 触って”視る”展示に「良い試みですね」
8/7(月) 15:09配信 FNNプライムオンライン
上皇后美智子さまは、7日、都内で開かれている児童書の原画展を鑑賞されました。 午前10時半ごろ、上皇后さまは、板橋区立美術館に到着されました。

美術館では、イタリア・ボローニャで開催された、児童書のイラストレーション・コンクールで入選した原画などが展示されています。 絵本に造詣が深い美智子さまは、これまでにも何度かこの美術館に足を運ばれています。 美智子さまは約1時間にわたって鑑賞し、目が見えにくい人でも絵を触って楽しめるように原画を木で表現した展示に手を触れ、「良い試みですね」と感心されていたということです。


😇 いかにも美智子さま好みの美術展です。
今回お一人でのお出ましは、上皇が外出出来ないほど弱られた、というより、こうした鑑賞は以前から、お一人でお出ましが慣例でしたので、コロナが5類になったタイミングで以前の習慣を取り戻されたのでしよう。

お忍びと謳わないのは、昨今の「お忍び」への疑問の声を気にされたから?
それとも退位したので公務という言葉は使えないが、公務のようなものですよ。と言いたいのか?
供揃え警備、現役時代と同じなのは、上皇上皇后の格式を示すためだろう。

板橋美術館での2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展、会期は6月24日~8月13日。何も紀子さまが福島へ行かれたその日に出て来なくても?
長男ご一家応援のために美智子さままでアタリヤ?まさかね。



追加資料:
紀子さま、8月7日に来県 郡山の天文学国際会議に出席
7/15(土) 9:52配信 福島民友
秋篠宮妃紀子さまは8月7日、福島県郡山市で開かれる国際天文学連合アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議の開会式出席のため本県を訪れる。福島県が14日、発表した。  

開会式のほか、郡山市ふれあい科学館や会津若松市の会津藩校日新館などを視察される見通し。  

紀子さまは東日本大震災後、6回来県している。直近では2020年1月に台風で被災した伊達市の果樹農家などを秋篠宮さまと共に私的に訪れ、被害を見舞った。


雀百まで・・炎天下上皇ご夫妻の涼しいお出まし

2023-07-21 22:38:23 | 美智子さま
コメント欄で、18日、交差点の横断歩道を4、5人の警官で通行止めして、上皇上皇后の車が通過。炎天下、警官は1,2時間前から各交叉点に立っていたという目撃談の紹介があった。
18日は各地猛暑が報告される中、記録的な暑さの東京で炎天下に警官を立たせて、涼しいお車でいったいどこへお出かけだったか、と気になっていたのですが、、、
18日は東京写真美術館へ「田沼武能 人間讃歌(さんか)」 をご鑑賞にお出ましだったようです。
翌19日は、東京都美術館で「マティス展」をご鑑賞。
来週、24日~28日は那須御用邸でのご静養が予定されている。

上皇ご夫妻のお出かけ好きは在位時代からよく知られているところで、コロナ下でも、チョイチョイのお出ましは報じられて来たが、いよいよ本格的にお出かけされるご様子。
雀百まで、、、😁


😧 申し訳ないのですが、こういう御姿すごくイヤです。
生前退位までは、為さることに疑問を持っていたもののお二人への全幅の敬意はありました。
約2年間、延々と続いた「最後の〇〇」という自己満足感傷の旅も、まあ、頑張って来られたのだから、と我慢しました。
で、結局生前退位とは何だったのか、と思います。
退位後の居所について我がままを通してのトライアングル引っ越しもさりながら、上皇上皇后の一番で最大の我がままは秋篠宮殿下に皇嗣という中途半端な身分を与えたことですね。
現在の皇室の混乱は、上皇上皇后が我儘でいい加減な「仕舞い」をしたからでしょう。
ご自分たちの思慮のない「仕舞」から起きた混乱を知らぬげに、在位中と変わらぬ共ぞろえでお出ましを楽しまれる、そのお姿が闘いを降りた軍鶏のようにそそけだっていらっしゃるのもがっかりというかウンザリというか…。

【上皇ご夫妻】上野の美術館で「マティス展」を鑑賞

上皇ご夫妻がマティス展を鑑賞 写真家、田沼武能さんの作品展にも
朝日デジタル 2023/07/20
上皇ご夫妻は19日、東京都台東区の東京都美術館で開催中の「マティス展」をお忍びで訪問した。 

ご夫妻は、フランスの巨匠、アンリ・マティス(1869~1954)の画業が総覧できる大回顧展を鑑賞するなどし、約1時間滞在した。

 前日の18日には、目黒区の東京都写真美術館を私的に訪れ、戦後を代表する写真家で昨年6月に93歳で亡くなった田沼武能(たけよし)さんの作品展「田沼武能 人間讃歌(さんか)」を鑑賞した。

 写真分野で文化勲章を初受章した田沼さんは2019年11月に皇居・宮殿で行われた文化勲章の親授式で、天皇、皇后両陛下と対面。親授式後の記者会見では「色んな方が文化勲章をとられた時に撮影していますけど、まさか自分が反対側に立つとは」と感無量の様子で話していた。(多田晃子)


闘いに負けた軍鶏は二度と闘うことはない。
羽はみるみる色艶を失いそそけだってしまう。

上皇上皇后は口では「二重権力はダメ」とおっしゃったものの、こんなに急速に皇室内で発言力を失ってしまうとは思っていらっしゃらなかったのではないか。
那須の御用邸で天皇家に先んじてのご静養に、それでも何とか威厳を保とうとする上皇后の意地を見るようで、もの悲しい。


😅 7月6日にも、お出ましされていました。


【独自】上皇ご夫妻が“お忍び訪問” 美智子さま実家“跡地”に造られた公園に お代替わり後は初
7/7(金) 11:27配信 FNNプライムオンライン
上皇ご夫妻は6日、上皇后美智子さまの実家の跡地に造られた公園をお忍びで訪問された。 

6日夕方、ご夫妻は品川区にある「ねむの木の庭」に到着し、集まった人たちに笑顔で手を振って応えられた。

 この公園は美智子さまの実家の旧正田邸の跡地に整備され、イギリスから贈られたバラ「プリンセス・ミチコ」などが植えられている。 

2019年以来4年ぶり、お代替わり後 初めて足を運んだご夫妻は手をつなぎ、バラを眺めたり、ねむの木を見上げながら約15分間散策を楽しみ、何度も手を振って思い出の場所を後にされた。

上皇ご夫妻“お忍び訪問” 美智子さま“思い出の場所”散策


😁 7月6日「ねむの木の庭」 7月18日東京写真美術館  7月19日東京美術館 7月24日~28日那須御用邸

上皇后の「お出しゃ」が炸裂、すさまじいばかりのお楽しみす。
お出かけの道中、お出かけ先、居並ぶ(動員?)国民に手を振る時「生きている」と実感されるのかも…。
そういえば、先の京都・奈良のご旅行の後、宮内庁は「旅先で国民と交流されることがお元気のもと。これからお出ましの機会は増える。」と言ってましたね。
退位前は「天皇皇后として最後の〇〇」と銘打ってのでましが続きましたが、これから「お代替わり後初の〇〇」と銘打ってのお出ましが増えるのでしょうか。




ああ白菊ひとり遅れて咲きにけり・・華子さま 美智子さま

2022-10-21 01:29:17 | 美智子さま
19日、華子さまは明治記念館(第33回高松宮殿下記念世界文化賞授賞式典)
に御出席。

高松宮殿下記念世界文化賞は、日本美術協会によって1988年に創設されました。
昭和63年、、、高松宮殿下は昭和62年に薨去されている。

1988年(昭和63)、協会設立100年を記念して、58年の長きにわたって総裁を務められた、高松宮殿下のご遺志を継いで、「高松宮殿下記念世界文化賞」を創設、翌年10月、第一回の授賞式典を行いました。
(日本美術協会HPより)

日本美術協会の現在の総裁は、常陸宮殿下です。
日本美術協会の沿革や高松宮殿下記念文化賞についての詳細は高松宮殿下記念世界文化賞PRAEMIUM INPERIALE In Honour of Prince Takamatsu のHPに書いてあります。


余計なことを考えれば、眞子さんのメトロポリタン就職とも何らかのつながりがあるのかしら。
明治時代に発足した日本美術協会は皇室と縁が深いようです。


歩く時は杖を使われても表彰では杖を預けられて、キリッとお立ちです。
全体、匂うような気品に包まれて…。本物の貴婦人。
もう少し大きな写真でお着物の模様や帯をじっくりと拝見したい。
着物を着慣れていらっしゃるかたの着付け。見ていて疲れません。むしろ安らぐ。雅子さまの着物姿は見ていると疲れます。私は、ですが。
 
世界文化賞授賞式 6人を顕彰 芸術家の世界的活躍をたたえ 
FNNプライムオンライン
 2022/10/20 00:21 
芸術・文化の分野で優れた功績をあげた人たちに贈られる、第33回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式典が行われた。

3年ぶりに開催された世界文化賞の授賞式典は、常陸宮妃華子さまのご出席のもと、東京の明治記念館で行われた。

絵画部門のジュリオ・パオリーニさん(81)、彫刻部門の艾未未さん(65)、建築部門の建築家ユニット「SANAA」の妹島和世さん(65)と西沢立衛さん(56)、音楽部門のクリスチャン・ツィメルマンさん(65)、演劇・映像部門のヴィム・ヴェンダースさん(77)に、華子さまから功績をたたえるメダルが授与された。

華子さま「コロナ禍において、人々の心を癒やす芸術の役割が見直されている中で、受賞者の皆さまが力強く活躍されていることに敬意を表します」

華子さまは、日本美術協会総裁の常陸宮さまのお祝いのメッセージを読み上げられ、
受賞者を代表して建築部門の妹島さんと西沢さんがお礼の言葉を述べた。

妹島和世さん「ジャンルが違っても芸術というものは、多分、多くの人々のために、そして多くの人々とともに実現されるものではないかと思います」
また、新たに国際顧問に就任したアメリカのクリントン元国務長官は、「紛争と平和、パンデミックと回復の時代に、芸術は、わたしたち共通の希望、挑戦、挫折、そして勝利を確たるものとします」と受賞者をたたえた。

このあと行われた祝宴では、岸田首相が、ロシアのウクライナ侵攻などに言及したうえで、「素晴らしい文化芸術は相互理解を促進し、世界平和の礎となると信じています」と、受賞者の今後の活躍に期待を寄せた。

😇 豪華で格式有る生花。金屏風。テーブルクロスも白布ではなく織物。タイトルにもカネをかけている。式典後には祝宴。古き良き時代の表彰式を彷彿とさせる式典です。


20日、美智子さま 米寿のお誕生日。
(FNNプライムオンラインより抜粋)
20日午前、天皇皇后両陛下が、美智子さまへの誕生日のあいさつのため、仙洞御所へ向かわれた。
仙洞御所では、感染対策に配慮したうえで、4年ぶりに誕生日の行事が行われ、上皇ご夫妻は、両陛下と秋篠宮ご夫妻の6人で、1時間近く和やかに歓談された。
夜は、上皇さまとおふたりで、お祝いの夕食を召し上がるという。
された。

😐 コロナ禍で、孫達はご遠慮したということか。悠仁殿下は高校の授業がある。
胸のブローチはエリザベス女王の戴冠式に19歳で参列した上皇が、スペインへ足を伸ばしたおりに未来の妃のために買い求めたものという。

「高輪仙洞御所の庭は散歩も満足に出来ない。」とこぼされていた美智子さま。広いお庭をお散歩できるようになって良かったですね。



😱 優雅なお散歩も、別角度から見ると森の徘徊老人?


この写真はよく撮れていますね。お若い頃の美しい美智子さまの面影が…。
最近は小学校時代の国語の教科書を音読されるのが日課という。
少し前までは寺田寅彦、中谷宇吉郎だったのに、と寂しくなる。認知症を止めるには効果が無いが、御二人でそのような時間を持つことが癒やしになっているのでしょうね。生きるためにまず、働かなくてはならない庶民はそのようなゆったりとした時間を持ちたくても持てない人が殆どです。


上皇は認知症でしょうが、手厚くお世話をされていることが伝わって来ます。美智子さまもお手づから介護されているのでしょうが、何と言っても人手が多い。
介護は労働力とカネです。極めて恵まれた老老介護の御日常。
御自分が播いた種も刈り取らずに楽隠居、、、と思うと御二人だけの幸福に浸る姿に複雑な気持ちになるが、幸せな上皇上皇后の健やかをお祈りいたします。

庭の千草も むしのねも
かれてさびしく なりにけり
あゝしらぎく 嗚呼白菊
ひとりおくれて さきにけり

この歌詞は、愛しい人達が去った後に残された者を秋の庭の情景に重ねているそうです。
良き時代の人々が去ってしまった宮居に気高く咲く華子さまを思いました。
上皇上皇后もある意味、良い時が去り寂れた皇室に残り咲く方ですね。
白菊かどうかは解りませんが。