憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

閑話休題 令和6年の花見

2024-04-13 16:56:42 | 日記

知る人ぞ知る老桜



何年か前に来たときは、梢はもっと高く、頭上から桜花の塊が雪崩落ちるように数多の枝が枝垂れていたのですが、台風で主な幹がポキリと折れてしまったようです。
花が寂しくなったためか、訪れるひとは殆どなく、当時は出ていた屋台も出ていない。



人影のないのも良いものです。
往年の美貌を偲ばせる老いた桜。



老い衰えても、まだまだ人のこころを惹きつける力を持っている。


微睡んでいるような静かな山里。



そこそこ有名な桜の名所





そこそこ有名だから、見物客もそこそこ。


わあ!綺麗!





枝垂れた枝が地面に届く。



知る人ぞ知る宗教法人の施設なので、管理が行き届いているのも魅力です。

山も里も行く先々に咲く桜、また桜。桜を堪能して、今年の花見は終了。
静かな良い花見でした。


京都・・前夜

2023-10-10 22:36:03 | 日記

京都駅前の安ホテル。
シングルでもベッドがセミダブルなのが嬉しい。
サービスは極力省いてあるけれど、ベッドと部屋が清潔で熱いお湯が出てスタッフのマナーが良い。十分ではないか!

ホテルを出て周辺を彷徨う。

京都駅構内の茶房


ホテルグランヴィアにも…。
雪洞を並べたブリッジの先の和食処が
「夢の浮き橋」なるほどね。

お買い物も少々。
各地のホテルにあるお店だが、今回の記念に。

夜、明日を思ってソワソワと落ち着かない。
喉が乾いて来て冷蔵庫を開けたら、何も入っていない。飲み物は別の階の自販機まで行って購入するようだ。
今更出て行くのも面倒臭く、サービスの水を飲む。


unknownさんへ
当ブログは、unknown、通りすがり、傍観者に類するHNでの投稿は承認しません。
別のHNで再度投稿くださるか、常連さんのうっかりでしたらご連絡下さい。

業務連絡

2023-10-09 22:50:14 | 日記
業務連絡:
明日から2,3日、皇室ブログの更新をお休みします。
ブログには日記を少々。コメントの承認は必ずいたしますが、お返事はできないかもしれません。よろしくお願いいたします。
(ははん、とお察しのかたもいらっしゃるでしょうが、シーーーッ!)






2023/10/09 20:51:19 やればできる!へunknownでコメントいただいたかたへ
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閑話休題(2)甲斐荘楠音展など

2023-08-18 23:37:54 | 日記
18日

朝食付きで一泊した山の上ホテルの朝食はルームサービスのみだった。
アメリカンをチョイス。

山の上ホテルロビー。


10時30分ごろ。
今回上京の目的の二つ目、『甲斐荘楠音の全貌』展を見るために東京ステーションギャラリー(東京駅丸の内北口)へ。

自動販売機でチケットを購入。大人1400円。
係りの男性に声を掛けられ、スーツケースを受付で預かってもらい身軽になって会場に入る。


😊 看板娘。

😊 ところどころ旧東京駅舎のレンガの壁を見ることができる。
歳月が味となったレンガが美しい。

会場にはシロガネの草子さんブログで紹介されていた魅力的な女性達(作品)が私を待っていてくれた。

その中で、甲斐荘楠音、私の一枚

『春宵(花びら)』

この方にお会いできただけで私は満足です。
実物は写真よりずっとずっと素晴らしい。見た瞬間「これは仏画だ。」と思いました。左下の禿の未完成部分があたかも古い壁画が剥げたようではありませんか。
仏画と言っても描かれているのは男性女性を超越した仏ではない。仏の救いを待つ両性具有の神、ですかね。この太夫、女では無し、かといって男でもない。

そーーっと、そーーっと

いえ、何んとなく。


『幻覚(踊る女)』
この方も実物のほうが、ずーっと魅力的です。物狂おしい妖気が漂って、、
私は思わず「眞子さま」とつぶやきました。

あと一枚、私の気に入った作品があるのですが、さして重要な作品でないのか、ネットでは見つけることができません。
出品リストには『裸婦』という作品が2点あって、そのどちらか。
土着的な張り切った乳房と太ももが逞しく輝いて、、、遠い遠い、思い出そうとしても思い出せない記憶の中で、こんな乳房に吸い付いたような?

これまで甲斐荘楠音に興味を持ったことが無かったので、彼が東映時代劇に深く関わっていたこと等、初めて知ることが多く興味深く観覧した。


😏 『畜生塚』
楠音没後、物置に突っ込んであるのが発見されたというが、
どうみても中央は『ピエタ』でしょう。周囲の群像も西洋絵画のどこかで見たようなポーズと構図。
これを楠音の「未完の終着点」と解説してあったが、そうかしら?



1915年、『畜生塚』と同じ年に描き始めた『虹の架け橋』
1976年に完成している。最後にいったん描いた顔を洗い落として描き直して完成したという。
楠音が求めたのはこっち方向で、キリスト教世界観で描かれた西洋絵画の焼き直しのような『畜生塚』方向では無かった、、、と思いたい。


絵葉書があったら購入したかったが、無かった。
万人向けではないのかしら。素敵なのに。

東京駅、大丸で「東京バナナ」期間限定レモン味を土産に求め、新幹線に乗り、午後4時過ぎ帰宅。
一泊二日、充実した東京行きでした。

おやすみ。