憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

鮮やかな大人の式典はもう望めないのか。

2021-08-31 23:40:09 | 皇室
オリンピック開会式で陛下が開会宣言された折の不手際について、組織委員会が調査の結果を発表した。



組織委再び謝罪 五輪開会式の天皇陛下開会宣言時の正式な経緯を訂正
8/31(火) 18:40配信 
大会名誉総裁の天皇陛下が五輪の開会を宣言された際、隣に座っていた菅義偉首相や小池百合子都知事らが着席したままで、途中から慌てて立ったことで物議を醸していた件について「再度詳細に確認した」として以下のように説明した。 

「当初、天皇陛下の開会宣言の際に起立を促すアナウンスが予定されており、資料・台本等にもその記載があった」 

その後(国際オリンピック委員会)バッハ会長のスピーチの草稿の検討段階で、バッハ会長が陛下に開会宣言のスピーチをお願いする内容が盛り込まれ、起立を促すタイミングがなくなった」 

その結果、起立を促すアナウンスはなくなり、最終的な当日の台本からは削除された」 

「なお、パラリンピックの開会式においては、起立を促すアナウンスを行った」 

組織委は7月27日の定例会見で、高谷正哲スポークスパーソンが「台本では、天皇陛下の開会のご宣言の前に『皆さん、ご起立ください』というアナウンスを予定していた」。しかし、バッハ会長のスピーチの最後に「開会宣言をお願いします」との発言が盛り込まれ「そのままの流れで開会宣言に入ってしまい、アナウンスするタイミングがなくなってしまった」と調査結果を報告していた。 

この点について、前日30日の会見で質問されて再確認。正式な経緯を示した上で「当初お伝えしていた内容と異なる点については、誠に申し訳ありません」と再び謝罪した。 

どうみても当日に台本をアナウンス無しに訂正したというのは、ウソだろう。
「起立」のアナウンスを無くして、座ったままにさせるつもりだったのか、合図無しで立たせるつもりだったのか。判然としない。
開会式は23日。4日後の27日に説明に立ったそれなりに責任ある立場であろう高谷氏が当日の変更を知らないというところがオカシイではないか。

しかし、あの雑然とした開会式の中で、開会宣言のバタバタも騒ぐほど目立って無かったような気がします。

もう、式典が一点の間違いも無く粛々と進行していくところに様式美を見て感動する時代ではなくなったのかしら。
日本もずいぶん締まりが無い国になったものだと思う。
自衛隊による国旗掲揚はさすがにピシッとしていたが。


8月30日~9月5日 ご予定

2021-08-30 13:52:52 | ご予定
宮内庁は8月30日~9月5日の予定を発表した。
秋篠宮さまは9月5日、東京パラリンピックの閉会式に、天皇陛下の名代として出席する。

皇嗣家(秋篠宮ご一家)
8/30(月)
秋篠宮ご夫妻 宮邸(外務省国際法局長からオンラインで説明)
9/5(日)
秋篠宮さま 国立競技場(東京2020パラリンピック競技大会閉会式に出席)

緊急事態宣言下のためか、今週のご予定は秋篠宮家のみ。

天皇御一家のご予定が空白なのは珍しくない。近頃ではむしろ予定が発表されていると軽く驚くようになった。
「開かれた皇室」を口にしながら、隠蔽体質は戦後の昭和や平成よりあからさまに非道くなっているようだ。

天皇御一家の引っ越しが6日から始まるので、今週は何かとバタバタされている?全ては周囲がしてくれるとは言うものの、何かと指示を仰がれることはあるのでしょう。
ゴミ屋敷の片付けでも、捨てて良いかどうかは居住者に確認していますものね。


令和の隠蔽の中心にいらっしゃるのは、たぶん、この方。


8月23日~29日 ご動静

2021-08-30 13:17:50 | ご動静
8月23日宮内庁が発表したご予定では

天皇、皇后両陛下、愛子さま
8/24(火)
天皇陛下 宮殿(国際パラリンピック委員会関係者と面会)
天皇陛下 国立競技場(東京パラリンピック開会式に出席)

となっていましたが、実際には以下のようにご活動されました。

8月24日
【午後】
陛下 国際パラリンピック委員会関係者をご引見(宮殿)
陛下 東京2020パラリンピック競技大会開会式ご臨席(東京都新宿区・オリンピックスタジアム)

8月27日
【午前】
陛下 カナダ、ナイジェリアの新任駐日大使の信任状捧呈式(宮殿)
【午後】
陛下 ご執務(赤坂御所)


後執務 週1回 午後

今週も、”激務”と報道されるほど激務と到底思えません。
外国人と面会するのは気を使うかもしれませんが、事前に眼を通すべき資料も御言葉も周囲が用意してくれるし、何よりそこで何かが決まるというわけではない儀礼の面会ですから、ストレスは少ないでしょう。

24日 陛下とIPC会長

私は、陛下のゆったりとしたご活動振りを批判しているのではない。
ゆったりとしたご活動を”激務””激務”と言い立てて、皇族の数を増やそうとしている人々に力を貸しているマスコミに腹を立てているのです。





「家」か「皇胤」か

2021-08-28 21:56:30 | 皇位継承
皇室の制度改革は遠からず行われるのだろう。
制度改革そのものは禁忌ではない。問題は改革の根本部分をどのように定めるか、である。
突き詰めれば「家」の継承か「皇胤」の継承か、という問題になる。

女系派は「家」の継承で皇位継承問題を考える。
男系派は「皇胤」の継承で皇位継承問題を考える。

大まかに分ければ、そういうことになるだろう。
考える基盤が根本的に違うので、どれだけ話し合っても一致に至らない。
歴史を考えれば、皇位を継承するものは、皇胤を継承するものでなくてはならない。というのが男系派の思いであろう。

政府、皇室制度で新ポスト 内閣府次官退任の山崎氏
2021/8/27 12:51 産経新聞

政府は27日、9月1日付で内閣府事務次官を退任する山崎重孝氏を、新設する皇室制度連絡調整総括官に充てる人事を決めた。安定的な皇位継承策に関する企画立案、総合調整を担う。発令は9月2日付。 

政府は安定的な皇位継承策を検討する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)を設け、皇族の確保策などを議論している。政府関係者は「山崎氏にはこうした議論でハイレベルな調整を担ってもらいたい」と話した。 

有識者会議は、女性皇族の婚姻後の皇籍維持と、旧宮家(旧皇族)の男系男子子孫と現皇族による養子縁組の2案を軸とする中間整理をまとめている。


山崎重孝氏
山口県出身。東大法学部卒。
自治行政局の行政課長や大臣官房審議官(地方行政、個人番号制度、地方公務員制度、選挙担当)などを務め、総務省内ではミスター行政局として知られる地方行政の専門家である。その後、内閣総務官を経て、2017年に自治行政局長。2019年に内閣府事務次官。2021年退職、内閣官房参与。 
(wiki)

山崎氏についてはこのような記事がある。昨年11月山崎氏の内閣事務次官退職を伝えている。
内閣次官、次は田和氏 薄まる「安倍色」
 2020年11月30日 エコノミストonline

内閣府の山崎重孝次官(1983年、自治省入省)の交代観測が出ている。山崎氏は、内閣総務官を務めた経験から、皇室や宮内庁関連の事務にも精通しており、内閣次官としてのミッションは、平成から令和への代替わりに伴う一連の行事を無事に遂行することだった。11月8日に立皇嗣(りっこうし)の礼が行われ、一連の儀式が終わったことや、2019年1月の就任から1年半以上が経過していることから、臨時国会閉会後に交代する公算が大きい。 

後任には、内閣府ナンバー2ポストである内閣府審議官(次官級)の田和宏氏(84年、経済企画庁入庁)が有力視されている。田和氏は、経企庁の王道とも言えるマクロ経済分析畑を歩み、早くから次官候補と目されていた。菅義偉首相が信頼しているとされる林幸宏政策統括官(88年、経企庁入庁)は、田和氏の直系だ。

皇室の制度改革は
①女性皇族の婚姻後の皇籍維持
②旧宮家(旧皇族)の男系男子子孫と現皇族による養子縁組
この二つを軸として成されるようだ。

①に対して女系派は、取りあえず女系天皇への足がかりを得たと安堵するだろうし、②に対しては男系派の多くは、皇胤の継承は果たせるとして賛成するだろう。

①は皇胤を無視して、天皇、皇族を機能で捉えている。
②は皇胤の継承ではあるが、同時に既存の宮家を継承するため、考え方としては「家」の継承が前面に出ている。

「家」の継承が前面に出れば、いずれ、「皇胤」は忘れられ家を相続するのは男性でも女性でも変わりが無い。ということになるだろう。

②案は男系男子派への配慮と見せかけて、実は女系天皇への途を開くものではないかしら。
宮家の養子、猶子は江戸時代までは珍しく無かったようだが、「皇胤の継承」が社会の共通認識として決定的だった時代に行われた養子、猶子と、「皇胤」への理解があやふやになった今現在行われる養子、猶子とでは持つ意味も違ってくる。

よって、私は①も②も反対。
①はまた、高円宮家のご息女たちのご活動をみれば、制度など今更必要ないだろうと思うが?
制度化して皇族の身分のままとなれば、既婚の女性皇族としての皇族費を支払わねばならない。皇族費支払ってまでして頂かなくてはならない既婚女性皇族のお仕事とは何でしょう?


皇族の数が減少して、自然消滅するのなら、それもまた歴史の必然、自然の摂理であろう。
とりわけ今のような皇室なら、無理して残す必要もないと思う。
ただ、2000年、日本と共にあった天皇が、情けない姿で消えてしまうのはやはり残念な気もする。
どうしても皇族の数を増やしたいのなら、復籍させる人物の選定に問題は残るが、新宮家を立てて旧宮家の子孫に復籍していただくのが「皇胤の継承による皇位継承」で宜しかろうと思う。


悠仁殿下は未知数の魅力

2021-08-27 22:42:43 | 悠仁殿下
中学三年生の悠仁殿下の進学先を予想するのは良いが、姉君の不始末にからげて噂するのはお気の毒と思う。
悠仁殿下は9月6日満15歳になられる。
どのようなかたになられるか、まだ未知数です。早くから色づけして見ることは避けたい。

「吾十五にして学に志し」である。自分が何ものなのか、何を為すべきなのかを知ったのはまだまだ先のことだった。と孔子様もおっしゃった。

思春期の悠仁さま、荒々しい言動が目立つことも 眞子さま結婚問題も影響か
2021.08.27 07:00  女性セブン
全文

これまで、紀子さまは「将来の天皇」である悠仁さまの教育に腐心されてきた。

本当なら、将来の天皇として御誕生後から「チーム悠仁」が編成されても良かったのに、何故か伝統を破壊して愛子天皇擁立へ色気があるかたが複数いらっしゃったようで・・・。
紀子さまが孤軍奮闘で頑張るしか無かったのでしょう。
悠仁殿下の教育に関して、毎度皮肉まじりで記事にされる紀子さまがいたわしい。

「悠仁さまもお年頃ですから、“母親べったり”ではなくなっているのでしょう。身の回りのことは秋篠宮さまがかかわられる場面も増えているようです。この夏は秋篠宮さまとおふたりで私的に外出されたり、おひとりで皇居に虫捕りに出かけられることもあるようです」(前出・宮内庁関係者)

順調に親離れされているのも、紀子さまの御心使いあってのこと。
佳代さんと小室のように、ベッタリのほうがオカシイ。

「眞子さまのご結婚問題が、思春期の悠仁さまに与える影響が心配です。近頃の悠仁さまは、荒々しい言動が目立つと聞きます。紀子さまに対する物言いは顕著なもので、些細な言い間違いにも罵るような口調で指摘されることがあるようです。穏やかだった悠仁さまがそれほどに強烈な反抗をされるようになったのも、ご一家を取り巻く異様な雰囲気が原因に思えてなりません」(別の宮内庁関係者)
 宮家の職員の前で面罵されても、紀子さまは沈黙されるばかりだという。

これは、以前から繰り返し出て来る内容ですが、成長過程で2度あると言われる第二の反抗期。思春期の反抗期と言われるものを非難がましく記事にするのはどうかと思われます。
紀子さまが無言を貫かれるのも、反抗期への対処のしかたを専門家から学んでいられるからではないでしょうか。とにかく勉強は徹底的にされるかたですから。

悠仁殿下の進学についても記者団は質問を提出している。
9月11日には紀子さまから具体的なお答えがあるかもしれない。


女性セブンが記事に添えた写真。