*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

神様への捧げもの

2008年02月14日 | ★Music

11日にライブで共演したバンドの中に、
カッコエエ年上のお姉さま2名発見。

お二人はヘヴィメタルバンドのボーカリスト。
楽屋の時から「おねえさんたちカッコエエですね」と
なついていたのですが、
ステージを観てさらに度肝ぬかれました。
まさにメタルクィーン。

そしてお二人は子供がおられるそうで、
ステージで「おかんロッカー」と名乗っておられました。

「おかんロッカー」
その言葉に再び昇天。

だってオカンでありながら、
独身女ロッカーよりよっぽど気合入ってんだもん。


ライブ後、楽屋でねえさん二人とメグの3人で
三角形トライアングルになって語り、

「あたしは今何歳だけどアナタは?」とコッソリ告白し合い。

そうして熟女のトライアングルを形成していると
ウチのメンバーたち(♂)が「こ、濃すぎる…」と遠巻きに引いていました。

わたしには子供がいないけど、
「いつか子供が出来たら仲間に入りぃ」ってねえさんが言ってくれて、
そんな日がくるのだろうかと思ったけどうれしかった

女ロッカーなら一度は思うことがあると思う。
「いつかやめなきゃいけない日がくるのか?」


ねえさんらも思ったんだって。
子供が生まれたとき、もう出来ないかもしれないって。

ねえさんはひとついい話をきかせてくれました。

「芸術ってね、音楽なんかもそうなんやけど、神様への捧げものなんですよ、
いい音楽を作って神様に捧げる・・・
そうしたら神様が、いつまでも続けさせてくれる、そんな気がするんですよ」


ステージでは、超イカツくてセクシーで、華やかで派手で、
バリバリのメタルクイーンだったねえさんが

ライブ後、すっかり私服に着替えて口紅を落とし、
楽屋の片隅でハスキーボイスの小さな声で聞かせてくれた話。