*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

謎漢字

2023年09月28日 | blog

13歳の息子が、久しぶりに漢字クイズを振ってきた。

お題は
「女衒(ぜげん)」の「衒」

二人とも、読めるけど書けはしない。
いつか見たシルエットを頼りに
どうにか「衒」を書こうともがく過程の図。


「糸」みたいなのが 真ん中に入ってるんじゃないか?!
と二人で意見の一致を見、そこからビミョーな謎漢字をむやみに生み出す。

そんな字、存在しないっちゅーの。笑
苦闘の跡が笑える。
 











 

ほっぺちゃん

2023年09月23日 | blog
 
 
 
 
 
 
「サン宝石」というメーカーの
「ほっぺちゃん」というキャラです。
 
かわいい、、、
あああ お願いそんな目で見ないで♡
 

ほっぺちゃんを作っている「サン宝石」さんが倒産し
当時のほっぺちゃんはもう買えないのです。
 
メルカリに出品されていて、うれしくて買いました。


出品者さんのお嬢さんが
小学生の頃に買ったものだそうです。
 
小学生が要らなくなったものを譲っていただきよろこぶおとなです。


 
 
 

覚えている

2023年09月22日 | blog

10代の頃のともだちから
用事があって電話がかかってきました。

大学が同じで
昔はみんな同じ駅に住んでていつでも会えたから、電話でしゃべるの初めてかもです。


あいつが大阪でライブやるから、メグも出ぇへん?の電話でした。



会ってない間に、
もしもまた話すことがあったら言おうと思っていた事があって。



ハタチくらいの頃、
わたしがやってたバンドのライブを見にきてくれたことがあって。
その時、ともだちが言っていたことがあります。


「このバンドの中で、メグにはメグの役割がある。
それを果たせていないから、もっと果たせ」

という話でした。


その話をわたしはなぜかずっと覚えていて
今もたまに思い出しています。



はっきりと「何が」とは言わなかったけど
ヤツが何を言おうとしているのか、わかる気がしました。
自分でもうすうす気づいていたことで
それは当時わたしに足りなかったものでした。

演奏だけじゃない何か、
みたいな事だと思っています。


その時はっとしたことを
いまも愚直に守り抜いています。
今では、何よりも大切にしていることです。




あのとき、そんなこと言ってくれてよかったよ、ありがとうな。
と言うと、もちろん本人は全く覚えていません。

そんなことエラソーに言っとった?
ありがとう、今日、泣きながら酒飲むわ笑

と、ともだちは笑っていました。




 


Blue Sky

2023年09月20日 | blog
 
 


 
 
共通の知り合いがいると分かった時に

「世間は狭いねー」って言うの、
なんだか残念な気がするんよね。


共通の知り合いがいるのは
世間が狭いからじゃなくて、
それぞれが、きっと自分の分野でがんばってきたからだよ♡
きっと、活動してきた証だよ。


点と点がつながって線になったらわたしはうれしいよ。


本当の世間って広いよ。
知らないことは、まだまだあるよ☆



 


アウトサイダーたち

2023年09月13日 | blog


先日、京都劇場に清春さんのライブに行った。


精神障害者施設とのコラボ公演で

精神障害のある人が描いた絵と
清春さんの歌が混じりあう世界だった。
(滋賀県にある「やまなみ工房」という障害者就労施設)



わたしには精神障害のある兄がいるけれど
兄の就労施設にも、なんとも鮮やかでサイケデリックな絵を描く人が多数いる。
兄もまた、緻密で斬新な絵を描く。


わたしに精神障害の兄がいることと
今回のライブに特に関連はない。
ただ清春さんを見たい、と思いチケットを買ったら、たまたまそんなコンセプトのライブだった。


だけど、その「たまたま」が
わたしにとって、思いがけず大きな発見の日となった話です。




清春さんはMCで
こんな内容のことを言っていた。


 

「やまなみ工房の絵に惹かれて
工房に行くようになった。
そこで絵を描く障害のある人を見て
いろんなことを初めて知った。
衝撃も受けた。

でも、僕が言いたいのは
障害がある人が頑張っている、ということじゃなく
単純にその絵が素晴らしいということを言いたい」

 


 

清春さんは24時間テレビのようなことを言わない。

「障害があるけど頑張っている」ではなく
絵の素晴らしさだけを。


そして清春さんは
彼らのことを「アウトサイダーたち」とサラッと呼んだ。

 

清春さんが「アウトサイダー」という言葉を使った時
わたしはなんだか、自分が
落ち着くところに落ちついたような気がした。


 

わたしは障害者本人ではないけれど
昭和という野蛮な時代、
家族に障害者がいるということで、差別にくるしみ
普通じゃないということを、いやというほど思い知って大きくなりました。


マイノリティであることによって
心は逆境に強くなったかもしれない。
16でロックをやるようになって
マイノリティだった経験はむしろプラスになったかもしれない。
いろんなモチベーションにつながったとも思う。

でも一方で
普通だったらどれだけ良かっただろうと思ったことも、数えきれないほどある。





そんな気持ちを深いふかい意識下に、
なかったことのように生きているけれど

清春さんが「アウトサイダー」という言葉を使った時

 

あっ、なんだ、そっか♪

と思った。


上手くいえないけど

みんな同じですとか
差別はいけませんとか
障害がある人も頑張っています

とか、そんなやさしい正論に
なぜか余計に傷ついてしまうこともある。
そうは言っても実際そうじゃないギャップに、二重に苦しむのだと思う。



でもさ


アウトサイダーたち

いいじゃん。


アウトサイダーたち

We are outsiders

We were born as  outsiders

I was born as outsider

なんて。
おお、いいね

いっそアウトサイダーでいいじゃん
むしろアウトサイダーでいいじゃん

と思った。



アウトサイダーなんかじゃないと言われるより
同じになれなくて苦しむより
いっそアウトサイダーの方がいい。

兄はアウトサイダー。

わたしもアウトサイダー。

アイム・アウトサイダー。



そして、よく考えれば
そのジャンルによっては
世の全員が、もれなくなんらかのアウトサイダーであると思う。

ユー・アー・アウトサイダーだ。


みんな平等とか
みんな同じとか

そんな昭和な雰囲気じゃなくて
いまの時代は、同じにならなくていい時代だから。

全員アウトサイダーでいいと思った。
アウトサイダーのままでいいと思った。



長年考えていて、もやもやしたままのことが

人のひとこと
映画のいちセリフ
曲の歌詞
本の一節

なんかであっさり「そっか」と思える日が来たりする
単純だけど、そうなんだと思う。
いろいろ考えて「そうだよな」と自分を納得させても、またいつの間にか元に戻ってしまうことがある。

単純に「そっか」と思えることって、意外と強力なのかもと思った。



なんかうっとうしい長文を書いてしまいましたが
ここまで読んでいただいた方ありがとうございます




BLOOD

2023年09月13日 | blog

40年ぶりくらいに従姉妹に会った。

ひとまわり以上 年上のお姉さんで
年が離れているのと、早くにお嫁に行かはったので
これまであまり面識がなく、
ほぼ初対面に近い。

お互い、ほんの少しだけ記憶がある。
感動の再会!かもしれないけど、
お店の前で待ち合わせして、お店に入って、
注文して、そのあと花粉症の話とかしてた。笑


従姉妹は
「むかし何があったとか、どうでもいいの、わりと忘れちゃう
だって、現在と未来、じゃない?」と言い

昔の話とか、
親戚の誰々さんの話とか
そんな話をあまりしない人だったのが、なんかよかった。

せっかく久しぶりに会ったのだから
その場にいない人の話より、いま目の前の人の話をしたいしね。

60代のお歳で「現在と未来じゃない?」と言えるのが、
とてもいいなと思った。


向かい合って話しながら
「この人と私は、そういえば血がつながっているんだ」と思うとなんか不思議だった。

でも血がつながっていると思っても、あまりピンとこないなぁ
人間、祖先をたどればみんな親戚かもしれないから、どっちでもいいよね。
イトコというより、新しく知り合った人として
良い関係になれればと思う。







転んでも

2023年09月11日 | blog

のっけから何でありますが
先日、怒りで血液が沸騰しそうなことがありました。

でもわたしは大人、そして京都人
公衆の面前で、感情を爆発させたりはいたしません。


若い頃は「そうは言っても、腹が立つじゃないの」と思っていましたが
6〜7年くらい前から
本当に怒ってる時ほど 黙る人になりました。

怒ると、伝わるものも伝わらないですもんね、相手に。
怒ると、逆にこちらが悪者みたいな図になるのがいちばんいやですね。
冷静になれば、きっと良い反撃も思いつくことでしょう♡(←コワイ)

亡き父の教えでもあります。
(父はキレやすい人間だったので、失敗をくりかえして逆に悟ったんでしょう♪)



ということで、血液が沸騰しつつもエレガントに
「あ、どうも」なんて言って、帰ってきました。


帰ってからも、家族に愚痴るわけでも
お酒を飲むわけでもなく(下戸)

くやしくて、
ことの顛末を笑いありの文章にして
note(作品を配信するwebサイト)に投稿!


そしたら、noteのクリエイターさん(その人の作品が好き)が
たまたま読んでくれ、ハートマーク(いいねみたいなもの)を押してくれました。
いい文章を書く人にいいねと言ってもらえたら、やっぱり嬉しいです。


「転んでもただでは起きない」なんて、別にふだんそこまで思ってません。

そんな、ただでさえダメージ受けてるのに
無理してポジティブ転換しなくていいじゃないの
転んだら、転んだままで、治るまでふてくされて転がっていてもいいじゃないの、とか思っています。笑

でも今回
転んだけど、うれしくてニヤニヤしながら起き上がる。
負のパワーを、燃焼させればクリーンなエネルギーに変わる説




 


菩薩

2023年09月08日 | blog

弥勒菩薩に似てるね
と言われることが、子供の頃からたまにあります。


似ているだなんて
わたしのような俗物が、おこがましいのですが
眉から鼻にかけてのライン、
閉じた目のラインとのこと。

(ちなみに似ていると言われる第2位は、
京都の「よーじや」のキャラです
とりあえず和風ってことね)



長く京都に住んでいながら
弥勒菩薩さんのおられる広隆寺に行ったことが、これまで一度もありませんでした。


最近、友人のお母さんから
似ていると久しぶりに言われたのをきっかけに
仕事が早く終わった日の午後
思い立って、弥勒菩薩さんに会いにいきました。



弥勒菩薩さん
懐の深さを感じる柔和なお顔…
小さめのお像だけれど
遠近感がおかしくなったように感じるほど、迫力がありました。

なにか居心地が良くて
お堂の中にしばらくいました。
椅子もあるのです。


お寺にいると
音が限りなく少ないのと
色がごちゃごちゃしていないのと
仏さんの雰囲気で

ふだん、忙しくあれやこれや考えていることが
自然と切り捨てられます。

大事にしたかったことが
ひとつ、ふたつ、見えてきます。


 




太秦、広隆寺。
国宝のある場所だけど
ふつーに小学生の通学路








いろんな色がないのがいい









根っこがしっかりつながっている
それぞれの木。
















今年の夏の写真

2023年09月01日 | blog


泥の中から咲く。蓮








笹屋伊織さんの金魚ゼリー






下鴨神社の小川
水がつめたく澄んでいる






下鴨神社・みたらし祭の場所。
祭前は水が少ない。
祭の時期だけ水がふえる。
七不思議のひとつらしい。





 

 

 

好物。夏のあいだ、いろんな種類の桃を買ってもらった

 






熱風に揺れる平安神宮の風鈴







 

二条城ライトアップ









 

熱帯夜



 
 
 
 
 

京セラ美術館の庭
『ルーブル美術館展・愛を描く』のあと、17時。
 


 
 

 

 



プロジェクションマッピングの花火


 

 



 




玄関で、ししとう栽培
こんなふうに実るのはじめて知った

 

 

 

日暮れ前、南禅寺。
夏のおわり



 
 
 
 


南禅寺・水路閣。
ここに来るといつも
火サスの船越英一郎さんを思い出してしまう。
黒いロングコートで犯人を追い詰める場所。
 




 
 


 
 

写真、気づいたら家から20分以内の場所ばかり。
もともと、そんなに出かけたいほうじゃないからいいの
 

今日から9月。

なんとなく新しい気持ちでがんばろう。