*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

ひきこもりそう

2008年02月29日 | ★Life☆

最近「セブンアンドワイ」をよく利用してます。
ネットで本を注文して、最寄りのセブンイレブンで受け取るという。

24時間いつでも受け取れるし、
送料も手数料も要らないし、何といってもウチからセブンイレブンまで徒歩1分!
本当に便利。
CDやDVDも買えるしね。

今回はジュール・ヴェルヌの『海底二万里』を注文しました。


ただいま、パリ科学博物館のアロナックス博士が海に投げ出され、
謎のネモ船長が指揮する潜水艦ノーチラス号に拾われて監禁されているところです。

ネモ船長かなり怪しい。続きが気になる。

今日もこれから寝る前に読むのだけど、
読む前からぷるぷると興奮します。


世界地図を広げて「船は今ここなのね」と確認しながら読むとさらにオモシロイ。


音楽は家じゃなくて外を歩いたり電車で聴くのがすきだけど、
本は、家で、ひとりで、耳栓して、熱い珈琲を置いて、孤独に読み耽りたい。


引きこもりそう。
世にはオモシロイ本が多いな。

小説家ってスゴイな。
自分の頭の中だけでこんなにおもしろいものを作るんやもん。
紙とペンだけで。


面影

2008年02月26日 | ★I Think・・・

3歳からの幼なじみと高島屋へ行った。

一階のコスメ売り場で
美容部員さんにプロメイクをしてもらってる幼なじみの背後をうろつき、
鏡越しになんやかんやチャチャを入れていたのだが。


メイクの出来あがった彼女の顔を鏡越しに見て
「あ、すごくいいね」と言った途端、
3歳の頃の彼女の顔が
鏡の中に重なってしまった
なんでかわからんけど、とっさに。

こんなに大人っぽくキレイになって、
成熟した大人の女の顔なんやけど、
だがしかし3才の時と全く同じ顔や・・・
か、変わってない・・・

そう伝えると彼女はぷりぷりと不満を露わに抗議した。

「えーなんでやさ! メグちゃんこそ幼稚園の頃の顔まんまやん!」


・・・・・。
メグも不満を露わに反論した。

そうです。
私たちは、3歳のムクレまんじゅう幼稚園時代から羽ばたき、
華麗なるメイク技術を駆使し、
自分は大人の女に美しく変貌を遂げたと
信じ込んでいるのです!
(美しさ:あくまで当社比)

「いや、私は子供の頃とは違うで!」
「いや、私こそ違うで!」


と断固として首を横に振り、
ワケのわからない不毛な争いを続けていたが、

このラチのあかない不毛な戦いを結局引き分けということにし、
「いやー思えばキレイになったもんだ」と
自分たちだけで豪語し、
自分たちだけで頷き、
自分たちだけで強引にそういう事にして終了した。


この画像がメグ猫子供時代。

彼女が言うようにこれが現在もまんまならば私は涙を禁じ得ない。


D.A.P

2008年02月19日 | ★Music

長年酷使したソニーMDウォークマンがついに壊れた。

某電気屋のMDウォークマン売場で右往左往していると
店員(28才くらいの男)が忍び寄り、

あろうことかMDウォークマン売り場にいる客(私)に向かって

「ぶっちゃけ、今さらMDウォークマンじゃなくて良くないです?
PCもってはるのに、今さらMDの必要ないと思うんですよ」

と、ぬかした。

・・・・・・。

冒涜である。
MDウォークマンに対する冒涜である。


「MDじゃダメか? ダサイか?」と問うと

「いや、ダサイことはないですけど、ただ僕がそう思っただけで」


なんか物言いが小憎たらしいが、
今の時代、実際ヤツのいう事が正論であろう。

というわけで、いったんすごすごと撤収することにした。


いっそこのまま時代に逆行してMDウォークマンを愛用し続けようかと迷ったが
普通に便利っぽいのでデジタルな小型機デビューすることにした。

あーそれはデジタルオーディオプレイヤーという名称ですよ、と
スタジオで会ったギタリストのsige君に教えてもらった。

そして購入した。
なかなか快適である。

シャッフル再生すると
数百曲の中の何がかかるか全然わからないのがイイ。

「お、次はそう来ますか」と
ひとり電車の中で納得している。

朝イチにテンション低く電車に乗っているとヘヴィロックを爆音でかけてきたり、
小鳥さえずる朝の公園を通り過ぎる時に「黒ナマズのブルース」というどんより重い曲をかけてきたり、
そういうKYなところも気に入っている。


葵橋

2008年02月16日 | ★Life☆

左京区の実家に久しぶりに帰りました。

実家に到着すると、
母が初対面であるらしい小学生と雪ダルマを作っていました

「この目は石じゃなくて花でできてるんやけど、
ホラ?マスカラぱっちりみたいでしょ?」と母は無邪気にやっていました。

母は昔からすぐさま誰とでも馴染む人だったけど
ついに初対面の小学生と雪ダルマをコラボするほどパワーアップしていました。


私は伏見区に住んでいるけど、
同じ京都市内でも左京区は全然気候がちがうね。
出町柳駅を地上に上がったら、白いもんね、雪降ってるもんね


河原町通りを北上して、河原町どおりが下鴨本通に変わる地点、
葵橋。
あそこ、すごくわかりやすく気候の境目。

バイクに乗って葵橋を渡ると、

「あ、今、今、寒くなった!」って、
境目がはっきりと肌でわかる。

ちょうど葵橋渡る時よ。

もし通ることがあればやってみて?


対バンの思い出②

2008年02月15日 | ★Music

つづきです。

そんな10代後半から20代始めでしたが、

今ではライブのたびに楽屋で対バンさんとしゃべって
楽しい時間を過ごすことが多くなりました。

今ではもうガン飛ばしあうことはありません。


11日のライブの日も、
ステキなバンドさんがたくさんいました。
ウチらのステージの時、
対バンのメキシカンズさんが
わざわざ最前列や後ろの物販席で
椅子の上に立って応援してくださってるのが見えました。

ホンマにうれしくてね。

あんなに演奏うまくて、キャリア長くて実にカッコええバンドさんが、ちっとも驕らずに・・・

「ホンマにうれしかったですよ」って打ち上げで言ったら、
「だってせっかく一緒になったんじゃありませんか」と、またもやホットな事を。


メキシカンズさんの全てに脱帽のあまり、

昔のワケのわかんない楽屋の時代をつい思い出した、という話でした。


対バンの思い出①

2008年02月15日 | ★Music

ライブの日、必ずその日共演するバンドさんが2~5組います。
「対バン」とウチらはいいます。

ライブ前はリハをしているのですが、
ライブハウスに着いたら、対バンの人に会うたびに

「おはようございます、今日はよろしくお願いしまーす」と
実にサワヤカに挨拶をするわけです。

みなさんそうですし、ウチらもそうです。

が、昔はそうではありませんでした(少なくとも私の周りでは)。


私は18歳から24歳まで大阪でバンドをやっていました。
全部ギャルバンです。

ハードロックギャルバンのイベントによく出ていたのですが、
楽屋はそれはもうとても
くつろげる場所などではありませんでした。

挨拶とかもビミョーで、
「ざーす」と言うくらいか、
しないヤツもごろごろいます。

ちょっとファンがたくさんついてるバンドだと何かと幅をきかせてきて、
やれ楽器を踏んだだの、
楽屋で場所を取り過ぎだの、
鏡前を早く明け渡せ
などといちゃもんをつけてきます。


わたしは自らケンカを売ることなど1度もありませんでしたが、
ただし必要以上にエラソーにされるのは絶対にイヤなので、
売られたケンカは必ず買いました。

みんなはどうだったのかわからないし、
それが時代なのか、
自分らが単に子供だったからなのか、
はたまたギャルバン同士だったからなのか、
もしくはガラ悪いライブハウスに出演していたからなのかよくわからないけど、

とにかくそれが普通だったんです。
そんな世界でした。

今では考えられない。
ホンマに一体なんやったんでしょう


対バンはとにかく敵で鎬を削りあう、とにかくそんな記憶があります。



でもまぁ、今でもサウンド面においては鎬を削り合っていきたいとは思いますが。

つづく。


神様への捧げもの

2008年02月14日 | ★Music

11日にライブで共演したバンドの中に、
カッコエエ年上のお姉さま2名発見。

お二人はヘヴィメタルバンドのボーカリスト。
楽屋の時から「おねえさんたちカッコエエですね」と
なついていたのですが、
ステージを観てさらに度肝ぬかれました。
まさにメタルクィーン。

そしてお二人は子供がおられるそうで、
ステージで「おかんロッカー」と名乗っておられました。

「おかんロッカー」
その言葉に再び昇天。

だってオカンでありながら、
独身女ロッカーよりよっぽど気合入ってんだもん。


ライブ後、楽屋でねえさん二人とメグの3人で
三角形トライアングルになって語り、

「あたしは今何歳だけどアナタは?」とコッソリ告白し合い。

そうして熟女のトライアングルを形成していると
ウチのメンバーたち(♂)が「こ、濃すぎる…」と遠巻きに引いていました。

わたしには子供がいないけど、
「いつか子供が出来たら仲間に入りぃ」ってねえさんが言ってくれて、
そんな日がくるのだろうかと思ったけどうれしかった

女ロッカーなら一度は思うことがあると思う。
「いつかやめなきゃいけない日がくるのか?」


ねえさんらも思ったんだって。
子供が生まれたとき、もう出来ないかもしれないって。

ねえさんはひとついい話をきかせてくれました。

「芸術ってね、音楽なんかもそうなんやけど、神様への捧げものなんですよ、
いい音楽を作って神様に捧げる・・・
そうしたら神様が、いつまでも続けさせてくれる、そんな気がするんですよ」


ステージでは、超イカツくてセクシーで、華やかで派手で、
バリバリのメタルクイーンだったねえさんが

ライブ後、すっかり私服に着替えて口紅を落とし、
楽屋の片隅でハスキーボイスの小さな声で聞かせてくれた話。


美しいもの

2008年02月10日 | ★I Think・・・

2月9日肉の日。
肉の日ははすばらしい日でした。

これぞ、まさに
ブルーハーツのヒロトが歌うところの「写真には写らない美しさ」やないか!
…というものを目撃してしまいました。

「ドブねずみみたいに 美しくなりーたいー」を人生のサブタイトルに掲げるわたくしにとって、
美しすぎて卒倒しそうでした。

アイツが言ってたことが。

わたしには全く関係ない話やけど、

人間って、

エエトコあるんやなぁ。。。


すさまじいもの

2008年02月10日 | ★Music

すさまじすぎるものを見ました。

某ライブハウスでたまたま見かけたシンガー。

「ウザイ」という言葉がピッタリな阿鼻叫喚のステージを繰り広げ、
地獄絵図って感じなんだけど、
釘づけになっちゃった。。。

「ウザイ」って言葉、
活字で使うのはばかるけど、あえて使うね。


そこそこ「ウザ」かったら、
本当に「ウザイ」んだろうけど、

もう普通の「ウザイ」の域じゃないん。

徹底して断固として「ウザイ」と、

ある種の感動を覚える。

そして妙に、実に、感動してしまう。

そして「ウザイ」という言葉は称賛になる。

日常生活で「ウザイ」って言われようと思ったら誰でも簡単だ。

でも、
ステージで「ウザ」くなれるのってある意味スゴクないか?

ステージでウザイって言われるのって結構難しくないか?

だって、ステージでは。
いい意味でも悪い意味でも、かなり強烈な個性がないと
「ウザ」くはなれない。

あの人、ある意味ナンバーワンや。
わたしにはある意味輝いとった。