*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

うれしい出来事

2023年07月27日 | blog

noteというメディアプラットフォームに
たまに投稿しています。

自分が投稿するより
読むほうが多いのですが
とても好きなクリエイターさんがいます。


おそろしく知的でオモロイ文章を書く方で
比喩ではなく、おもしろすぎて、飲んでいたものを本当に吹く!


30代女性で
書籍化されている方のようです。
仮にKさんと呼びます。


Kさんは打ち上げ花火のような方だなぁと
密かに思っています。

書いている内容がどんなに暗かろうとも
暗い夜空に上がる打ち上げ花火のように
笑いがつぎつぎと炸裂します。

それは徐々に速度を増し
花火大会の圧巻のフィナーレのごとく惜しげもなく弾け、
我々にひとときの幸せな時間をくれます。


読みあわったあとは
しあわせの動悸で、息も絶え絶えになります♪
ちょっと泣ける回も。


いつも、Kさんの新作がアップされるのを楽しみにしています。
心底ブラボー!と思った作品にだけ
「スキ」というハートマークを押すのですが

Kさんの作品には、もう毎回、
スキを飛ばすことになってしまいます。

ポチリと押すだけじゃ全然足りない、
「スキ♡」を連打したいです。



そんなある日
朝起きると
noteからのお知らせが。

「Kさんが〇〇〇〇にスキしました」


「Kさんが○△◇×○にスキしました」

が続き、そして


「Kさんがあなたをフォローしました」


Kさんには
たくさんのフォロワーがいるのだけど
Kさん自身がフォローしている人は、少ないのです。

まさかのできごと
読んでくれたんだー
ああ、しみじみうれしいよぉ。


noteっていいよね。
SNSのように相互関係になる義務がない。
好きなものを「スキ」と言うだけでいい。
気を使わなくていい、忖度もない。
知らない人の作品を純粋に読み合う。
そういうの、いいな、好きだな。







最果さんが好き

2023年07月26日 | blog
詩人・最果タヒさんが好きです。
 
数年前、本屋さんで、最果さんの本を見つけました。
その時まで存じ上げなかったけれど
手に取りページを開き、これは買わないといけない!とすぐに買うことを決めました。


自分の中にはない感覚、みずみずしい。
わたしには既視感がありません。

だから全然さきが読めなくて
いつも新鮮な気持ちで読みます。

最果さんの書いたものを読むと、
脳の、ふだん使われていないところが活性化するような、なんともいえない爽快感があります。



いつからなんだろう
京都タワーに、最果さんのアートが出現しています。

古今和歌集、新古今和歌集を
最果さんの解釈で現代語訳したものだそうです。




 
























 
 










古典の現代語訳って、楽しいですね。



 

Long Goodbye

2023年07月26日 | blog

 

 

今週、ちかしい人が亡くなった。


先月、入院の荷物を私の車で運んだ。
その後、病室から送られてきたラインが
私たちの最後のラインになった。

「あなたも実家のことで大変な中、
無理をたのんで申し訳ない。
退院したら、あなたの家族のこと相談しましょう」

とあった。
ご自分のからだが
とても辛い時にもかかわらず。



もっと、どんどん無理を言ってもらいたかった。
どんどん無理を聞けるからね!ってくらい私は大人になったから
昔お世話になったこと、今から恩返しをさせてもらいたかった。



最後に会った時

「なさけないところを見せて堪忍な」
とその人は謝った。

「なさけない? そんなん、みんなよくあることですやん」
と笑ったら、その人は涙を浮かべた。


なさけない姿などと全く思っていないけれど
ご本人が「なさけない姿」だと言うのなら。


なさけなかったり、もがきながら生きる姿を垣間見ることで
その人の強さが、より際立って見える。

いつもクールで、カッコイイ面だけを見るよりもずっと。

色々あってリアルに生きていくと言うことを
若い人に教えてくれる。



一緒にいた時間は長くなかったけれど
そういえば喜怒哀楽をよく見せてくれた人だった。
弱音を吐いてもなお、誇り高くて強い人という印象は変わらなかった。


そんな人間らしいところが
残された人間をこれから強くするような気がする。






7月21日の朝日記

2023年07月21日 | blog

 



7月21日というのは
ウキウキする日です。

夏本番というかんじ。
子供の頃は、7月21日〜8月31日までが夏休みでした。

大人になると、夏休みとか関係ないけれど
7月21日は当時の名残で、なにげなくウキウキします。



今年は夏が特にうれしいです。
去年の夏は、コロナにかかり、
夏が半分以上消滅したんですものー


去年7月21日の朝に
息子が発熱してコロナ陽性
5日の時間差でわたしもかかって寝込み
結局8月半ばまで、しんどくて何にもできず。


だから、今年の夏
なんかすごくうれしい。

つよい日差しを浴びて、自転車に乗っているだけでうれしくなった♪
灼熱のアスファルト、橋の上で不意に通る風。






いきもの

2023年07月20日 | blog

家族が入院していました。
知的障害があるので一人で入院できず
病室につきそっていました。

さいわい
長期入院にはならず退院することができました。




病室にいる時
この隔絶感がなつかしい気がするなぁ
と思っていました。

13年前、子を産んでしばらくのあいだ
その時も、同じようなことを感じていました。



うまいこと表現するのがむずかしいけれど
子の一切の世話をして
子の生命を維持するためにだけに日々明け暮れ

人間というより
もっと広義に、動物になった感じ。
いきもの感。


人間らしい文明的なこと
社会とのつながり
知的な活動

そういうものと離れた環境にいると
ふだんはあまり意識しないような生命力を感じたのです。


河野裕子さんの、こんな短歌があります


「子がわれかわれが子なのかわからぬまで子を抱き湯に入り子を抱き眠る」


私がなかなか言葉にできない感覚が、
この短歌のなかに、この短い字数のなかに全てがあるような気がします。

 

いつも、頭の中でいろんなことを考えてしまうのが人間だけれど
時にそれをストップさせ
どうぶつのように生きる時間。


生活しているとなかなかそうはできませんが
家族と病室にいる時、ちょっとそんなフィジカルな感覚がありました。
私にとってはとても良い感覚です。


メンタルな意味でも
急に病室という隔離された場所で過ごす時間。
なんだか、それはそれで心の平安でもあったんですよね。


ずーっと続く流れが、一瞬、変わる。
それってなんだか、ものすごくいいもんだなと思いました。


病室の窓から見えるみどり

 
 









2023/07/17

2023年07月17日 | blog
 
 


ピクルスがとても好きです。
ガラス容器にたくさん夏野菜を漬けます。

でも、男たちはピクルスを食べません。


「男の人は、酸っぱいものが苦手」
という都市伝説。
 
「男は…」とか「女は…」とか
そんなの人によるでしょう、と思うのだけれども

だけど
男性のピクルス苦手説は
かなりの確率でザッツライトだと思います。

あと、玄米ね。笑





 

夏空

2023年07月16日 | blog
 
 



休日。
夕飯の支度
川を渡り、お肉を買いに行く。

夏 × 夕暮れ × 自転車 × 川 

広がる、新海誠movieのような空。

車じゃなく、歩いている時にもない
自転車に乗っている時だけの、どうしようもなく疾走するきもちがあります。



夕暮れのひまわり
路地の朝顔の鉢

商店街の街路灯、踏切の赤、叡電の駅

スーパーの蛍光灯
カットされたスイカ298円
ツンドラのように寒いスーパーの冷蔵棚。
おばあさんの夏柄の派手ワンピース
街灯の少ない街
祇園祭の喧騒から外れた大文字の見える街。


おしゃれな場所にいるより
生活感のある、全然おしゃれじゃないところにいる時のほうが
なんだかスーッと生活感が消え失せて、エモい気持ちになります。






大人っていいな♪

2023年07月13日 | blog

 



ロームシアター京都へ
男闘呼組のラストライブに行きました。

1年限定で再結成してはって
今年の夏で、永遠にサヨナラです。


解散後30年を過ぎ、
まさかの再結成だった男闘呼組さま。

中学生だったわたしはミドルエイジになり
男闘呼組のお兄さんたちは54才です。



15才だった頃、
ライブ会場を調べるためクラスの友達と本屋で地図を買い、
女子たちと浮き足ってバスで会場へ向かっていたわたしは

50才になり
一人で、男闘呼組の曲を爆音でかけたスバル車を運転し
会場まで乗りつけます。


お小遣いやお年玉を貯めに貯めて買った
VIVAYOU、ニコル、
BIGI、MILKなどのブランド服を着て
ライブのためにオシャレしまくっていた15才のわたしは

50才になり
白Tに、黒のパンツ、キャップをかぶり
カジュアル路線でラフに行きます。


15才、メイクも初心者で
とりあえず塗り壁のようにファンデーションを塗り
真っ赤な口紅で背伸びし
幼な顔にやたら濃いメイクをしてバブリー顔になっていたわたしは

50才のいま
仕事後、昼間のメイクに
肌とリップにちょっとツヤとラメを足すだけでシンプルにGO。


いつも友達4人と連れ立ってライブに行っていた15才のわたしは
50才になり、おひとり様でライブに行き
隣の席の人と男闘呼組を語りまくり
もりあがったかと思えば、連絡先も交換せず
お互い「ありがとう!またどこかで!」と気持ちよく手を振り


親のお金でチケットを買ってもらっていた15才の頃
そして今は、自分の働いたお金で買ったチケット。


門限もあって
いつまでもライブ後に友達と喋っていたかった15才のわたしは
門限なんてない現在
さっさと駐車場に向かい、運転して帰ります。


男闘呼組の兄さんたちも
昔は「手拍子なんていらねえ、ペンライトなんていらねえ」
と言っていたけど
今は、グッズにペンライトみたいなんがありますし♪


昔はMCもこわかったけど
今は、MCでコントもやってくれます。笑
アンコールの時も、
4人でつながって汽車ポッポみたいにして出てきたし。
昔はとりあえずこわかったのよ〜


大人も、悪くないね。
大人になるのも、いいもんだね♡






暑かった日の夜

2023年07月12日 | blog

 

 


今日は暑くなりそうだったから
早起きして、タンドリーチキンを仕込んでから家を出ました。

ヨーグルトにカレーパウダー、
にんにく・生姜、
しょうゆ、はちみつ、ケチャップ
あとクミンとか何かスパイス

帰ったら焼くだけだから
帰ってからバタバタせずゆっくりできました。

暑かった日の夜は、スパイスの効いた辛いものが食べたくなります。
暑かった日の夜は、オールドロックを聴きたくなります。

今日はジャニスジョプリンとジミヘンを聴きました。







ちょっとした短い言葉

2023年07月10日 | blog

ちょっとした言葉のすてきな人
たくさんいはりますね。


仕事のメールや、
書類と共に入っている送り状に書き添えられていることば。

事務的でテンプレートなやり取りをしているのだけれども
その中の、ちょっとした人間みが好きです。


やわらかい言葉、
短くみじかく完結する、
ちょっとした雑談など。


相手の手を止めない長さで
返信に気を使わせないよう自己完結していて
決して濃くなく、サラリとしていて
仕事の邪魔にならない絶妙の内容。

だけど、その人のパーソナリティが出てる。

そんなみじかい言葉を読んで
仕事中にそっと癒されています。



お客さんでも
感情が見えた人のことは
あざやかに記憶に残ります。



あと、佐川急便の配達のおっちゃん!

ドアを開けて、ハンコを押して
荷物を受け取り、ドアを閉める。

その短い間に
手をとめず終わるめちゃくちゃ短い雑談をぶっ込み、
笑って爽やかに帰っていくおっちゃん。笑

とにかくその短さといったら!
瞬くモーメント!
流れるようにめちゃくちゃ自然!
達人だなぁ。


あと、メルカリ売れたあとの取引連絡にも
そんないい空気感の人がよくいますね。


私もそんな、さりげない人になれたらいいな。



月曜の朝、8時50分。
今週もがんばろう☆