１２月３０日
＠京都磔磔 麗蘭ライブ
この日を楽しみに
この冬、一日一日駆け抜けてきました
麗蘭というのは
元ＲＣサクセションの仲井戸麗市チャボさんと
元ストリートスライダーズの土屋公平さんが始めたバンドで
毎年、年の瀬に磔磔でやっていて、
今年で２５年目だそうです。
御年６７歳のチャボさんが
客席をしげしげと見て
「おー、みんな結構 年いってきたなぁ…
でもオレからしたら、まだまだ坊やだ
来年もぼちぼち歩いてこう」
と言ってた。
２５年経って
高校生だった私は中年になり
チャボさん、公平さんは初老になった。
今日は 自分が年をとったことが
なんか うれしかった。
共に年いったんだなぁ みたいな。
高校生の頃に
影響を受けた年上のバンドマンたちが
私より先に、どんな老人になっていくのか
すごく楽しみだ
年齢に逆らって 若作りするのではなく
リアルに老いていく姿を見て
さらに胸が熱くなるのだから
アンチエイジングなんてしてる場合じゃない。
どんだけええ感じに老いるか
アンチ・アンチエイジングであります
そんなチャボさんは
「オレたちは 昔のナンバーに頼ったりしなぁーい♪」
と、鬼のように新曲を多産してはりました。
うちの人生ゲームに
「バンドマン」という職業が増えました。
ランクアップすると
「世界のロック☆スター」に成り上がり
お給料がケタ違いにハネ上がります。
このカードはいつも争奪戦です。
.
今日は 女４人バンドのスタジオでした。
スタジオ２４６の入り口に
願い事を書いて吊るすクリスマスツリーが出現
「みんなで書くんだよ」
と小学生にすすめられ４人で素直に書く。
とっさに素でフツーに書いてしまった
もっとオモロイこと書いといたらよかったな
このバンドはまだ新しいのだけど
メンバーの素顔が 少しづつ見えてくるのが楽しいです。
ステージでは レスポール＆ＲＡＴで男前な骨太サウンドをぶっ放つ
クールな女性美人ハードロックギタリスト・シンちゃんが
ぬいぐるみが大好き
ということを
今日は知りましたΣ(ﾟДﾟ)
地震の時
とっさに持って逃げたのは
ギターではなく、モフモフのぬいぐるみだったと聞き、萌え。
「ちゃーんと、エマールを使うねんで」と
ぬいぐるみの洗濯のしかたを
やさしく丁寧に教えてくれました
.
１５才の私にロックを叩き込んだミュージシャン、
元ストリートスライダーズのハリー。
２５年ぶりにライブに行きました。
２５年前は
最初の「ハロー！」以外 一切しゃべらない、
ステージで笑顔など見せなかった、
超硬派コワモテバンドマンだったハリーさんは
なんとも柔らかな笑顔で登場し
なんと客席からのツッコミに、お応えになっていました！
客からナイスツッコミが入ると
「…うるっせぇなぁ、笑」と吹きだしていたハリーさん
サウンドは 昔よりかっこよかった。
ギタリストの真壁陽平さんのプレイが凄くて度肝ぬかれた。
１５才の時
「夜のヒットスタジオ」でスライダーズをたまたま見なければ
すごく違う人生になっていたこと間違いなし。
だからすごく感謝してる。
終演後サイン会もあるとのこと。
サイン書いてもらう間の数十秒で
この感謝の気持ちを伝えられるはずがないっ(>_<)、ということで
古典的に 手紙を書いて持参！
そして「感謝の気持ちを、手紙に書いて持参しましたっ！」と敬礼し
ねるとん紅鯨団の「お願いしますっ！」的な
９０度折れ曲がるポーズでハリーさんに手紙を差し出すと
ハリーさんはフフっと笑って
「ありがとね」と言って、受け取ってくれました。
粋だ…
さてこのサインＴは、
家宝にして飾ったり、
大切に保管したりなんかしません。
明日から着まくりたいと思います
.