*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

Dream travel

2013年05月19日 | blog

今日、夢のような旅行社の人と出会ってしまいました。

東京港区にあるQOLトラベルという会社の方です。


あまり人に言ってなかったのですが
私の子供は、食物アレルギー・アトピー・喘息の三重奏です。

レベルも重度で、
命の危険がいつもあります。
生活上の制限がたくさんあります。


ウチに限らず、そういう家庭はみんなそうだと思いますが

外食や、市販の食べ物は食べることはできないから
お弁当1食分の時間しか、外出ができません。

(お弁当2食だと腐敗しちゃう


また、ささいな理由で発作がはじまるので

10分以内に総合病院に駆け込めない場所には
出かけません。 

京都でいえば
市内でもなるべく中心部を出ないようにしています。


温度差だけでもNGだから
すぐに降りられない特急電車にも乗れません

とはいえ、
本人は普段は
いたって元気なんだけどね。


だけど、別に
私もともと都会っ子だし、
郊外で遊びたーいとかもあんまりないし
京都は碁盤の目の中だけでも
じゅうぶんまだまだ楽しめるから
ぜんぜん不自由は感じていなくて。


でも遠出が出来ないこと。
大事なともだちの結婚式もいけなかった。
これは仕方ないとはいえ一生の不覚だ。

そんなこんなで
旅行に行くなんて、
もってのほかすぎて想像もしてなかったの。

旅行は日常以上にハードルが高く
泊まるお部屋のダニ度合とか
寝具も特別なアレルギー用のじゃないとダメだから
(ダニゼロックとかそういうやつ)
旅行なんてありえないって思ってた。


それが!

QOLトラベルさんというのは
そんなすべての条件を叶える
アレルギー専用ツアーを企画されているのです。

お布団も、ダニゼロックを用意されてるって聞いたときは
感動。

 

わたし、子供にもそういう風に教えていこうと思ってんだけど、
「人と同じじゃなくて全然いい」って。

みんなが出来ること、
できなくても何も困らないと。

むしろ、

「セイヤがやらない(食べられない)んなら
俺もやんねーぜ」

なんて言う野郎が続出するくらいカッコ良きマイノリティー男になれ!
と教えていきたいんだけど。

でも旅行は、
出来るならさせてやりたかった。

いろんなもの見せてやりたかった。

QOLトラベルの担当者さんのお子さんも
重度アレルギーだそうで。

同じ店の中でだれかがピーナッツかじっただけで
空気中に飛んだわずかの粉末で
アナフィラキシーが起きちゃうレベルだったそうで。

それでもあきらめず
炊飯器やホットプレート抱えて
旅行に出かけてきはったらしいよ。

だから非常に信頼できます。

アレルギーの検索でたまたまこのブログをお読みになった方がいたら
「QOLトラベル」さんをぜひ検索してみてください。

夢の旅行会社さんです


Call your name

2013年05月18日 | blog

息子、弱冠3才。

外にでれば、
おいセイヤ!と
近所の年上男子たちに呼ばれ、

保育園でも
「セイヤーーー」と女子に手を振られている。
そんな姿を見て
ときどきふと思う。


あー、あたしの子の名を呼んでくれる人がいるんだなぁって。


3年前はまだこの世にいなかったのに
生まれてきて、
私が名づけた名前を、この子の事を
認識してくれて、覚えてくれて
名前を呼んでくれる人がいる。

なんだか不思議だしうれしいなぁって。


普通かもしれないけど、
名前を呼んだり、呼ばれたりって
しみじみすっごくうれしい


たとえば
「おまえのこと好きや」「愛してる」
どんなことを言ってくれるよりも
あたし なまえを呼ばれたい。

(いま恋人もおらへんのに何を言うてるのや)


むかし

「めぐみ」

と、一言だけのメールが来て
なんだか胸がいっぱいになって
しばらく返せなかったことあったの。


恋人ではないけど
息子を見ていて、
このーいとおしいヤツだなーと思う時に
用もなく「セイヤ」と呼んでみることがあります。

すると、
「何ママ? え? なんて?何っっ?」
と、詰め寄られ
たじろいで「…なんでもないよ」というと
なんだよ、みたいな顔で去っていきます。

そんな彼も
あと10年もすれば
自分の彼女に

「聖哉」

と呼ばれ
テレながら

「・・・。・・・・・・・ぉぅ

と返す男子になるのよね。


名前を呼んだり、呼ばれたり、
それだけで、なんかいいよね。

すきなひとだと
もっといいよね。


as the years go by

2013年05月07日 | blog

ゴールデンウィークに出先で
中学校の同級生U君を見かけました。

そのお店のすぐ近くの学校だったので
ときどき同級生を見かけるけれど、

U君に会ったのは
卒業以来はじめてで。

野球部のさわやかな男前で、
クラスで一番モテていたキラキラ男子だった彼は

セッタを履き、生活感バリバリの
疲れ切ったむさくるしきオジサンに変身し、
ベビーカーを押してはりました。

(オジサンとか言ってゴメンナサイ、でも同級生だし私も同じだから許して。)


しかし、むさくるしきU君を見て、
なんだか胸が熱くなったんです。
(注:恋とは異なります

なんていうか、
ひとことで言うなら
いかしてるぜ、と。


オジサンになること、
オバサンになること、
また歳を重ねること、
世間では、なんだか良いイメージではなく語られることが多いですよね。

女性だったら、女を捨ててるとかね、そういう解釈。


でも、うまく言えないけど、
チャラついてなくて逆にカッコイイじゃんか
と思うことがあります。

それより、大事なものがある人生というか。


オシャレやアンチエイジングなんてモノともせず
仕事や、その他大事なものに捧げて駆け抜けた人生っていうか。


見てくれで勝負なんかしてねぇ、という潔さでもあり。


前にこういう話をしていたら
「そんなの単なる不精なだけじゃないの?」と相手は言ってたけど。

だけど、なんだかそんなふうに思う今日このごろ。


若く見られてうれしいとか、
年をとりたくないとか
あんま思わない。

それは、やっぱり間違いなく
カッコイイ年上の人々を見てそう思うのでしょう

心身ともにカッコいい( so Cool!な)ミドルエイジの方々の存在は
社会の財産であります

はやく40、50になりてー
って思うような、
そんなグラマラスな社会になぁれ

そしたら、一般的にいう青春が過ぎても
人生にときめいていられる。


2013年05月05日 | blog

ギタースタンドをやめて

壁に吊ってみたんだけど。








落ちない仕組みだってわかっちゃいるけど

地上にあった時は
手荒に扱ってきたくせに

数時間おきにチラ見しては
「あるな」とか言ってる

これにてmy boy(3才)は
ギターを弾きたいときはママに申告する制となりました。うしし。


発売日

2013年05月03日 | blog

先日、お店まで連れてもらってもなお
物欲がないままだった誕生日プレゼント・・・
ないんだもんほしいもの。

でもこれだけは
ぜったい買いたかったもの。


5月1日発売の
The BirthdayライブDVD
「RAISE YOUR BLACK FLAG」


粋なバンドだわぁ

こういうカッコイイライブを観ると、
日常に埋没して忘れかける気持ちが
一気に舞い戻る。


曲・サウンド問答無用にカッコイイ。
私の好きな「Buddy」「カレンダーガール」も入ってる。


そして映像の中にも
粋なものがいっぱい映ってた。


ギターとベース、
使い込まれてそりゃもぅめちゃめちゃ塗装が剥げてるとこ。
傷だらけの楽器はうつくしい。

ベースのハルキさん
コードがEの開放弦になる時
いつも  E弾いてる間
離した左手がネックに沿って数往復するのがカッコイイ




黒いタイトなシャツ&ブラックスリムに合わせた黒コンバース
(キュウさんとケンジさん)。


全身黒ずくめのチバさん、
チラっと見えるベルトが真っ白なトコ



あと、レスポールのピックアップセレクターを
動かないようにテープで固定してるの、すき。


それになんといっても、
日本武道館でやってるっていうのに
メンバー4人の立ち位置がとても近い。

ライブハウスでやる時と同じくらいの立ち位置。
武道館なのにステージが狭いの。 


それに気づいたとき、
やっぱロックバンド カッコイイぜThe Birthday って
妙にテンションあがった。