詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

糸田ともよ 第二歌集 『しろいゆりいす』

2018-04-27 17:32:25 | 短歌情報
     

          ゆきのよのえほんのいえのほのあかりゆうらりゆれるしろいゆりいす 

                          雪の夜の絵本の家の仄灯りゆうらり揺れる白い揺り椅子


  「蓮」の元同人の糸田ともよさんの待望の第二歌集『しろいゆりいす』が上梓されました。
 すべてひらがなで書かれた一首と、漢字混じりで表現されたものを一頁に並べるという、おそらく史上初の試みであると思われるオリジナルな歌集です。
 雪をまとったような半透明のカバーがかかり、糸田ともよさん撮影による雪景色のポストカードも添えられ、糸田ともよワールド満載の素敵な一冊です。
 版元のコールサック社、Amazonを始めとするネット書店、及び全国の書店にても注文可能です。
 ぜひ、お手に取ってご覧ください。


※ポストカードは糸田ともよさんに直接申し込んだ方の特典です。詳しくは糸田ともよさんのブログ-夜光席-をご覧ください。



キジ

2018-04-17 13:54:37 | 鳥紀行
          

          
       
       (photo: suishou.M)

 日本の国鳥として知られる鳥。ヤマドリと共に候補になったが、キジのほうが農耕地のような開けたところに現れること、雄は姿があでやかで、雌は母性愛が強く、ひなを引き連れて歩く様子が家族の和を象徴しているなどの理由からキジに決まった。地面を歩きながら植物の種子や昆虫などを探し、夜は樹上で休む。春から夏にかけて産卵し、地面に巣をつくる。   (『里山の野鳥ハンドブック』 小宮輝之監修)



短歌短歌往来5月号・3月号

2018-04-16 15:13:26 | 詩歌探究社「蓮」情報
     

  「短歌往来」5月号に、石川幸雄が宇田川寛之第一歌集『そらみみ』の書評を執筆しています。 阪森郁代氏による「作品月評 三月号より」では、森水晶の連作「鳥」について触れてあります。
 また、3月号には石川幸雄が「2017年のベスト歌集・歌書」を執筆し、『そらみみ』も挙げています。バックナンバーをお持ちの方はぜひ、併せてお読みください。





『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』(日本短歌総研編)飯塚書店

2018-04-11 09:07:55 | 詩歌探究社「蓮」情報
     

       (photo:Suishou.M)

  飯塚書店より、歌書『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』(日本短歌総研編(依田仁美代表))が発売されます。詩歌探究社「蓮」の石川幸雄と森水晶も執筆しています。
 版元の飯塚書店、全国書店、及びAmazonを始めとする様々なネットでも予約を始めました。
 短歌を始めて2,3年の読者を想定して書かれたものですが、これから始める初心者や中堅、ベテランの方々にも楽しめる内容となってます。


※以下Amazonより

商品の説明
『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』 日本短歌総研 飯塚書店 1728円(税込み) 5月25日発売予定

内容紹介
短歌を始めて数年経つが、このところ今ひとつ良い歌が作れない、マンネリを感じる、今のままででいいのか、等々の悩みを持つ短歌実作者の質問に、現代活躍中の歌人9名がそれぞれの得意分野について、その具体的解決法を提示し答えます。旧仮名遣い・文語文法・写生・作中主体・比喩・オノマトペ・韻律など作歌に欠かせないポイントは全て網羅した、ステップアップ指南書です。

著者について
執筆者:梓志乃・石川幸雄・井辻朱美・小谷博泰・水門房子・武田素晴・萩岡良博・森水晶・依田仁美
カバー画:川田茂
 

※日本短歌総研は以上10名の歌人で構成されるユニットです。



短歌情報 糸田ともよ 第二歌集

2018-04-10 17:25:40 | 短歌情報
     

       (photo: Suishou.M)

 元「蓮」同人の糸田ともよさんが、近々第二歌集を出版されます。脆く儚く美しく、かつ芯の強い、独特の世界観を持つ糸田ともよさん、どのような第二歌集になるのでしょうか。楽しみです。



短歌情報 佐藤よしみ 「帆」

2018-04-10 16:43:21 | 短歌情報
          

       (photo: Suishou.M)

    枝先はするどく空に向かいおり抑えきれざる感情のあり   (佐藤よしみ 「月の照る道」 個人誌「帆」20号より)

    元「蓮」同人の佐藤よしみさんが個人誌「帆」20号を制作されました。新作「月の照る道」30首と「蓮」に連載していた「琉歌(うた)の見える場所」の続き(9)が掲載されています。
 佐藤よしみさんの短歌への情熱が感じられる、持つ手が震えるような感動的で美しい冊子です。





クマタカ

2018-04-09 18:36:43 | 鳥紀行
          

          

       (photo: Suishou.M)

   クマタカは鋭いくちばしと太い足から伸びる強靭な鉤爪で、山に生きる多くの生物を豪快に捕まえる大型猛禽であり、日本を代表するワシの仲間である。そのたくましい姿から「ワシダカ」と呼ばれ力の象徴として古くから山の守り神、森の神の化身として崇められ、里山に住む人びとの信仰の対象として息づいてきた。険しい山岳地帯の森林を行動圏にして、そこに生息する動物を捕らえるため、林内の空間を自由に飛行できるように、幅広い翼を進化させてきた。
 突然、稜線から舞い上がり、強い気流を受けて大きく旋回・上昇、さらに高空から滑翔・急降下する姿は圧巻で、息を呑むほどに美しい。あらゆる生物を射すくめる鋭い眼光、妖しいまでに超然としたその姿に、見る者は異様な高揚感を覚える。威圧するような鋭い眼差し、山吹色の目は神々しい威厳を漂わせ、凛とした姿は圧倒的な存在感に満ちている。孤高の王者クマタカは、森林に生きるすべての生物の命をつなぐ生態系の頂点に立っているのである。   (若尾 親 『クマタカ』)




詩歌採集 1045 北野 武

2018-04-04 10:25:31 | 詩歌採集
     

       (photo: Suishou.M)

    人生楽しいことばかりじゃない。苦しいと思えることが生きてる証と思えば楽しめる。   (北野 武)



詩歌採集 1044 アラン

2018-04-02 14:12:03 | 詩歌採集
          

       (poto: Suishou.M モミの木のコミミズク)

    どんなことも悪い面より良い面を見ること。   (アラン)


 

詩歌採集 1043  アラン 

2018-04-02 14:11:01 | 詩歌採集
          

          
       
       (photo: Suishou.M クマタカ)

    自然に身をゆだねれば自分自身の狭い世界から心が解放される。   (アラン)