ポピーと薄荷とブルーエルフィンのブログ

ゆんやおブログ。ポピーと日本薄荷、そしてブルーエルフィンを中心にサボテンとかハイビスカスとかの栽培日記です。

初恋草を買ってきた

2014-11-17 08:38:46 | 植物・その他
たまたま、立ち寄った園芸品店で色が好みの花があったので手に取った。
「ゲ・・初恋草じゃん・・・」

『初恋草』なんて和名だとなんか日本の山野草っぽいけど、実は地球の裏側のオーストラリアの植物。まだ一般に出回ってから10~15年の比較的に新しい花である。

 オーストラリア原産の植物だとハーデンベルギア、イソトマ、ブラキカム、ミムラス、サザンクロス、ボロニア、ハナカンザシ、エリカ、ギョウリュウバイ、ブルーハイビスカス(アリオギネ)、エレモフィラ・ニベア、フランネルフラワーなどが日本でも市販されている。

 総じて「オージープランツ」って言う。そして普通に育てると・・・必ず枯れる。

 なかでも「初恋草」は育てるのが難しく、難物って言われていた。

 まあ、私は変わり者なんでオージープランツはほとんど育ててきた(枯らしてきた)。初恋草は難しそうなので避けてきたので初挑戦。


初恋草(イエローワンダー色) 撮影2014.11月

初恋草(ハツコイソウ)っていう和名は花の種子を生産農家に販売しているT.I.U Flowerの社長さんが名付けたという。「花言葉が初恋だから和名が初恋草」というのは間違い、特に意味は無いらしい。本当の名前はレシュノルティアって言う。

 原産地は、オーストラリア西南部の火山の近くの乾燥した砂漠(石ころゴロゴロの礫漠)のような場所。常緑性の低木で鉢植えで30センチくらいになる。と英文のサイトにあった。

日本の愛好家によると、冬は強いけど、高温多湿には弱いとある。そして酸性の用土で育てろと。

オージープランツの基本は、酸性で水はけの良い用土。
市販のブルーベリーの専用培養土に、ph未調整の鹿沼土を半分混ぜてパーライトと小粒軽石を足して用土とした。
 フランネルフラワーを育ててきて行き着いたベストな配合。オーストラリア原産の植物で、酸性土で、火山の近くの乾燥地帯の花をこれから育てる人は参考にされたい。
 このブレンド用土なら、水は普通にあげても大丈夫。

 鉢は以前に富良野ラベンダーを育てていた鉢が空いていたのでそれにした。ラベンダーは木の寿命が来て十数年育ててきたのに枯れてしまったのだ。

 
初恋草(イエローワンダー色) 撮影2014.11月

さて、どのくらい持つか挑戦だな。

ハンネマニア(メキシカンチューリップポピー)の育て方

2014-11-05 00:23:08 | ハンネマニア(メキシカンチュリップポピー
ハンネマニア別名メキシカンチューリップポピー
原産地 メキシコの標高1500~2000メートルの山岳地帯
ケシ科ハンネマニア属の多年草 麻薬成分を含有しない合法種(植えても良いケシ)
春蒔き 発芽適温15度~20度 秋蒔きの場合は冬季はビニール温室内で要保温
用土 高山植物やサボテン並みに水はけの良い用土。市販の培養土に軽石とパーライトをたっぷり混ぜる。
水やり 用土を乾燥しやすいものにしたときは、水はたっぷり与える。普通の培養土にしたときは控えめにする。
コツ じめじめしたところを嫌う、風が常に通っているような場所を好む。地植えにする場合は土を盛り上げて高うねにする。
日当たり 半日くらいしか日が当たらないところでも育つ。
肥料 苦土石灰、チッソ分の少ない果実用肥料、規定量より倍に薄めた液肥。肥料切れすると葉先が黄色くなる。

5年ほど前にサカタのタネとアタリヤ農園から種が販売されたが、売れなかったのか1年で販売をやめてしまった。
たぶん今、日本で育てている人はそのときの種を大事に育てている人。私もそのときのものを育てている。

ハンネマニア

ポピーの仲間なので移植を嫌います。カリフォルニアポピー(ハナビシソウ)とは近縁だそうで葉や、種鞘など良く似ています。
ポピーはケシボウズと言われる河童みたいな果実を付けるものと、インゲンマメみたいな種鞘と言われる果実を付けるものがあります、ハンネマニアは後者です。

ハンネマニアの果実(種鞘)


ハンネマニアの果実(種鞘)熟したもの


ハンネマニアの果実(種鞘)熟したもの


ポピーの仲間ですが、乾燥地帯の高山系ですので、ちょっと育て方にはコツがいります、まぁ風さえ吹かれていればご機嫌に育ってくれます。
風に当ててやっていれば4月から10月までいつまでも花を付けてくれます。

花は3日くらいは持ちます、1日花の多いポピーの中では長持ちする方です。
種鞘はカリフォルニアポピー(ハナビシソウ)と良く似ていて熟すとパチンと弾けて種を飛ばします、
種を採るときは弾ける寸前に摘み取ります。

半耐寒性常緑多年草ですが、マーガレットやラベンダーのように下から木質化していきます。ポピーの仲間にしては珍しく寒さに弱く氷点下になる所では霜に当てないようにします。
暑さには強く風さえ吹いていれば気温35度を超えても花を咲かせています。
日本の梅雨が苦手です。梅雨期は軒下で直接雨が当たらないように育てます。

イギリスの植物学者でシードハンターのJohn Hunnemann博士によってメキシコのChihuahuan砂漠の標高2000メートルの高地で新属新種として発見され博士の名をとってHunnemanniaと命名されたそうです。
花はレモンイエローの他のポピーには無い色でとても魅力的です、花の形がチューリップのようなカップ型なので「メキシカンチューリップポピー」とも呼ばれていますが「チューリップポピー(トルキッシュチューリップポピー・ターキッシュチューリップポピー)」とはまったくの別種です。

 また、わい性のハナビシソウを「チューリップポピー」として販売している業者さんがいますが、これは誤りで「エスコルチア ミニチュアサンデュ」が、わい性のハナビシソウの名前です。まったくの別種でありますね。


ハンネマニアの双葉


ハンネマニアの幼苗


ハンネマニアのつぼみ


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花


ハンネマニアの花

以前に売っていたアタリヤのハンネマニアの種


アタリヤさんのHPから「ハンネマニア (メキシカンチューリップポピー) 」のページ
http://www.atariya.net/hana/hunfum.htm

以前に売っていたサカタのタネのハンネマニアの種



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ハンネマニアの種、苗が欲しい人は、とりあえずメール下さいな。
yunnyao@mail.goo.ne.jp

ケナフの花が咲いたよ

2014-11-01 09:04:17 | ケナフ
 2度の台風襲来にも負けず、無謀にも鉢植えで栽培されている我が家のケナフ。ケナフは大食いで有名で鶏糞を溶いた自家製液肥を毎日2回与えている(笑)

 2メートルをゆうに超え、ちょっとの風にもひっくり返るので軒下に縛り付けてある。


ケナフ 撮影2014.10.31

 観葉植物として可愛がっていたケナフだったけど、花が咲いた。
アオイやハイビスカス、オクラに似た花。向こう側が透けるほど薄くて繊細な花。ケナフには似つかわしくない(笑)。
 1日花で早朝に割いて夕方にはしぼむ。

ケナフの花 撮影2014.10.31


ケナフの花 撮影2014.10.31


ケナフの花 撮影2014.10.31

ケナフの花 撮影2014.10.31

つぼみはこんな感じ

ケナフのつぼみ 撮影2014.10.31

葉っぱは相変わらずマリファナテイスト全開。
マリファナの和名は大麻、ケナフの和名は洋麻。葉っぱが良く似ている、もちろんケナフには麻薬成分は含有されておらず栽培は合法。

ケナフの葉 撮影2014.10.31

ケナフの葉 撮影2014.10.31